『アウトサイダー(原題:鬥魚)』懐かしさと新しさを!

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターのプレスリリース

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとアジアンパラダイス共催による台湾映画上映&トークイベントは、今年で5 年目を迎え、コロナ渦によりオンラインでの開催となりました。

10 月10 日に行われた2020 年度第6 回『アウトサイダー(原題:鬥魚)』は、2004 年に大ヒットした純愛青春ドラマの、時代を1987 年に移して映画化した作品です。
不良とお嬢様の恋、という古典的ラブストーリーですが、2018 年の興行収入第七位という成績を上げました。
これは、大ヒットドラマのリメイクということと、当時のメインキャストがその後のキャラクターとして登場する話題性が十分な宣伝効果になった為と思われます。

2002 年の「流星花園~花より男子」から始まった台湾ドラマは大ブームを起こし、ラブコメが中心だったアイドルドラマの中で異彩を放った”痛い青春ドラマ”『アウトサイダー』は人気となり、記録的な視聴率を上げ、“台湾版古惑仔”とも呼ばれました。
観客の中にはこのドラマ版を見ている方も多く、懐かしさだけではなくニューキャストによる新しい感覚での物語を楽しんでいただけたようでした。また、ドラマを見ていない方でも、普遍的な青春映画、ラブストーリーとして心を打たれたという声を多くいただきました。

アフタートークの感想でも、ドラマからの経緯をお話ししたことでより理解を深めていただき、「明日を担う若手俳優たち」をテーマにご紹介した新世代俳優達についても、期待と興味を持っていただけたようです。

「ドラマ版のことからこの映画の背景、キャストのことまでとてもよくわかり、作品への深みが増した」
「毎回台湾映画やドラマについて新しい知識が得られて素晴らしい」
「面白さと感動が伝わる解説。最新情報はここでしか聞けない貴重な話なのでありがたい」
「台湾の若手俳優がよくわかった。どんな映画に出演しているのかが良く分かり、次に繋がるトーク」
「この映画の背景やドラマとのつながりなど、とても有益」
「30分があっという間!ドラマのおっかけをしたいと思った」
「今回紹介された若手俳優を注目しながら、今後も台湾映画を観たい」

なお、各回のアフタートークは、アーカイブで公開しています。

8月1日実施『ぼくの人魚姫(傻傻愛你,傻傻愛我)』の解説と台北電影奨について
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=84484d725a1b3df529859cddee75fb4a

8月22日実施『楽園(原題:樂園』の解説と実話をもとに作られた映画について
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=06af5fd844fd09e6736c59b7c2a09403 

8月29日実施『ここからの未来(原題:未來無恙)』の解説と台湾のドキュメンタリーの流れと現状
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=a8d95349c8e6fc914d77e938435eee88

9月12日実施『狂徒』の解説と台頭する若手監督達について
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=6aa5e7a7617f470c57f0bbee32d19355

9月26日実施『孤独なあなたたちへ(致親愛的孤獨者)』の解説と台湾の短編映画事情
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=9e4f4e9415060916cf13ec9894a32223

 
2020 台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の”いま”〜進化する多様性」 開催概要とスケジュール
 開催日程:2020 年 8 月〜11 月(8 回)
開催形式:オンライン
参加:台湾文化センターのホームページ(https://jp.taiwan.culture.tw/)から事前申し込みで、先着 100 名様がご参加いただけます。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス

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