ローランド株式会社のプレスリリース
『GPX-F1 Facet』
約300年にわたり、ピアノはその美しい音色で私たちの生活を豊かにし、音楽文化の中心的な役割を果たしてきました。ローランドは、1973年に純電子発振式のピアノ音源を搭載した電子ピアノを発表、翌1974年には、世界初のタッチ・センス付き電子ピアノ「EP-30」を発売するなど、各時代の最先端技術を駆使してピアノの革新に挑戦し続けています。トップ・ピアニストのステージ演奏からピアノ愛好家の日々の練習まで、あらゆるニーズに応えるべく、音とタッチにこだわるとともに、デザインにおいても、ピアノならではのフォルムを受け継ぎながら、機能的かつモダンな美しさを追求し続けてきました。2015年には、伝統的な音や形の制約を超えた理想のピアノのあり方を、次世代のクリエーターとともに考えたいという想いから、“Roland Digital Piano Design Awards”を開催し、数々の個性的でオリジナリティ溢れるデザインが集まりました。
サイドも特徴的な『GPX-F1 Facet』
今回「CES 2020」に出展するピアノ『GPX-F1 Facet』は、“Roland Digital Piano Design Awards”の大賞を受賞したジョン・チャン・キム氏による「Facet Grand Piano(ファセット・グランドピアノ)」のデザインの具現化を目指して制作されたコンセプト・モデルです。複雑にカットされて美しく輝く宝石の面を意味する「Facet」のことば通り、多面体で構成されたクリスタルのような美しさを備える革新的なキャビネットは、未来のデジタル・コンサート・グランドピアノを彷彿とさせます。美しいフォルムのデザインと、ピアノならではの自然でふくよかな音を融合させるべく、ピアノ音源部とスピーカー・システムをこのモデルのためだけに再設計。ベース・ユニットを中心に各スピーカーから放射される音の成分を空間で合成させることで、理想的なフル・コンサート・グランドピアノの響きと音場の実現に挑戦しました。
『GPX-F1 Facet』は、譜面台に大型のAndroid対応ディスプレイを装備し、デジタル譜面の表示やオンラインのビデオ・レッスン、さらにはAmazon「Alexa(アレクサ)」などのクラウド音声サービスとの連携など、電子ピアノならではの拡張性を備えています。
ローランドは、ピアノを弾く楽しみを再定義し、未来の電子ピアノのスタイルを提案する『GPX-F1 Facet』をベースに研究を続け、今後の製品開発に活かしてまいります。
※『GPX-F1 Facet』はコンセプト・モデルのため販売の予定はありません。
『GPX-F1 Facet』詳細ページ(英語サイト):
https://roland.com/global/promos/piano_design_awards/facet_grand_piano/
■「CES 2020」開催概要
会場 : 米国ネバダ州・ラスベガス
Las Vegas Convention and World Trade Center(LVCC)ほか
開催期間 : 2020年1月7日(火)~10日(金)(米国時間)
当社ブース : LVCC Central Hall #10719
公式ウェブサイト: http://www.ces.tech/
■写真
『GPX-F1 Facet』
サイドも特徴的な『GPX-F1 Facet』
『GPX-F1 Facet』フロント面
脚、ペダル部も美しい『GPX-F1 Facet』
※画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0857/ よりダウンロードいただけます。
※『GPX-F1 Facet』および“Roland Digital Piano Design Awards”の詳細につきましては、ローランド・ホームページにてご確認ください。
https://roland.com/global/promos/piano_design_awards/facet_grand_piano/
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