株式会社KADOKAWAのプレスリリース
<矢部太郎さん描き下ろし!応援4コマ漫画>
『大家さんと僕』で日本中をほっこりさせてくれた矢部さんが、本の魔法にかかってしまったようです……!
イラストに出てくる「ブック・カース」とは書物が貴重品だった中世に、盗難防止のためにかけられた「本の呪い」のこと。『この本を盗む者は』では、この「ブック・カース」によって街が物語の世界に浸食されてしまいます。主人公の深冬は街を救うために相棒の真白とともに本の世界を冒険していくのですが……。この秋、皆さんも本の世界を冒険してみてはいかがでしょうか?
★特設サイト:PVをはじめ、本書に関する情報をお届けします!
https://kadobun.jp/special/konohon/
★試し読み:ゲーム好き、アニメ好きも必読!
著者・深緑野分、渾身の作中作、スチームパンクのパートを特別公開中!
https://kadobun.jp/trial/kononusu3/qzizpzpk4sg4.html
- 推薦コメントも続々到着!
呪われて、読む。そして書く――私たちは!
――作家 森見登美彦さん
盗まれる本たちの魅力的なこと!
私もブックカースの世界に迷い込んでしまったような錯覚にくらくらした。
――作家 宮下奈都さん
想像力に底があり、その底が抜けることがあるということを、
久々に実感した。すごい本が出てしまったものだ!
――翻訳家 金原瑞人さん
『この本を盗む者は』は、わずか2頁で私の心を盗んでしまった。
時間にして5分足らずの早業だ。
――明林堂書店南佐賀店 本間 悠さん
(文芸WEBマガジン「カドブン」より)
- 現代版『はてしない物語』か『モモ』か――! 深緑野分『この本を盗む者は』に、読者からの推薦コメント&感動・共感の声、続々!
10代~60代までの幅広い世代の皆さんからいただいたコメントは、こちらからご覧いただけます。
https://kadobun.jp/feature/readings/1ru6pl42lwhw.html
- 『この本を盗む者は』について
「ああ、読まなければよかった!これだから本は嫌いなのに!」
【STORY】
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪い(ブック・カース)が発動し、街は物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り元に戻らないと知った深冬は、私立探偵が拳銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。
「それは、深冬ちゃんが“今読むべき本に呼ばれた”んじゃないのかな」
【「このぬす」TOPICS】※「このぬす」は本書の通称です。
1.読長町(よむながまち)プロジェクト始動!さらに、全国の書店員の投票で決まる「書店員賞」発表!
★詳細はこちらから⇒
https://kadobun.jp/special/konohon/yomunagamachi_prj.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007600.000007006.html
2. わずか2ページであなたの心もわしづかみ!話題沸騰!推薦コメント&感動・共感の声、続々!
★詳細はこちらから⇒ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007568.000007006.html
3.本書の装画は、深緑作品としても初の試みとなるコンペで決定。応募総数130点の中から選出!
★詳細はこちらから⇒ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007367.000007006.html
【書誌情報】
書名:この本を盗む者は
著者:深緑野分
発売:2020年10月8日(木)
※電子書籍同日配信 特典:「書店員賞」候補作品10点のイラストギャラリーを収録
定価:本体1,500円+税
装丁:鈴木成一デザイン室
装画:宮崎ひかり
判型:四六判上製
頁数:344頁
ISBN:9784041092699
初出:「文芸カドカワ」2018年8月号~2019年6月号
発行:株式会社KADOKAWA
★情報ページ:
https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000257/
- 著者について 深緑野分(ふかみどり のわき)
1983年神奈川県生まれ。2010年「オーブランの少女」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作に入選。13年、入選作を表題作とした短編集でデビュー。15年に刊行した長編小説『戦場のコックたち』で第154回直木賞候補、16年本屋大賞7位、第18回大藪春彦賞候補。18年刊行の『ベルリンは晴れているか』では第9回Twitter文学賞国内編第1位、19年本屋大賞第3位、第160回直木賞候補、第21回大藪春彦賞候補になる。