学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校のプレスリリース
クラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市、校長:三浦雄一郎)秋葉原ITキャンパス(所在地:東京都千代田区)は、10月16日から29日の期間、映画館にて上映される人気アニメ劇場版作品の上映前に、本校生徒が制作した学校紹介CM動画が公開されます。
■経緯
本校は、「夢・挑戦・達成」を行動指針とし、1992年に開校した広域通信制の高等学校です。北海道深川市に設置された本校を始め、日本各地にあるキャンパスが、それぞれ生徒一人ひとりの才能開花を目指し、様々な分野に特化した教育を行なっています。その中でも、秋葉原ITキャンパスは「好きなことから未来を広げよう」をモットーに、生徒それぞれの“好き”に合わせた専攻授業※を展開しているキャンパスです。
※ゲーム・プログラミング専攻、声優・放送専攻、マンガ・イラスト専攻、映像クリエイト専攻
この各専攻の中で、2021年度より新専攻として開講する「映像クリエイト専攻」の先駆けとなるクラス生徒が主体となり、本CM制作を行いました。同専攻では、映像制作や、そこに至るまでの企画立案・発案を通し思考力や判断力を養い、動画編集技術を通して表現力を高めることを目的とした専攻です。
現役高校生が授業で制作した動画をアウトプットする場として、また、その効果をフィードバックするため、今回の映画館での上映となりました。
■CMの内容について
「15秒間で4つの専攻を伝え、この高校に入りたい!と思えるCM制作」という課題のもと、まずは素案を出し合うところからスタートしました。
素案と各専攻から想像されるキーワードをブレインストーミングで出し合い、各専攻の統一イメージをベースに絵コンテを制作。カメラアングルの確認、照明、生徒への出演依頼、映像編集まで、すべて生徒が主体となって行いました。
■担当教員コメント
本CMは、各専攻から集まった「クリエイティブ総合クラス」の生徒が学習の一環として準備を進めました。このクリエイティブ総合クラスがここまで学んできた企画力、広報感覚、撮影・編集技術の成果が表れた作品であり、次年度「映像クリエイト専攻」へ生まれ変わるにあたって、この専攻イメージを固めつつ、スタートを切る作品となっています。
このCM制作課題を生徒に出したタイミングは、コロナウイルス感染拡大予防のため、分散登校を行っていた前期授業と異なり、感染拡大防止に注意を払いつつ後期は登校型メインで授業を行うようになった時でした。
生徒誰もが知るアニメ作品劇場版の上映前15秒枠ということで、始めはプレッシャーを感じ、初回のアイデア出しでは表情が固い生徒が多かったように感じます。
しかし、アイデアを出していく過程で「たのしい高校生活のイメージを伝えたい」「他の学校じゃできないことが学べることを伝えたい」という気持ちが強く話題に出るようになってからは、プレッシャーよりも熱意の方が強くなり、生徒の生き生きとした表情、柔軟な意見が出るようになりました。
撮影直前となった絵コンテ制作時の話し合いでは、こちらから指示を出さずとも、生徒自ら動き、映像イメージを固めていく様子に、短期間での成長を感じました。このCM制作を通して、生徒が自信を持つにつながったと確信しています。
絵コンテが出来上がってからは、撮影場所、照明、編集を踏まえた画角等、それぞれ担当(生徒)が声を掛け合い、時には教員・講師に指示を仰ぎながら映像素材を撮っていきました。
映像、エフェクトや音楽、カットイン時のフォント、演出、その1つ1つに生徒の意見が反映されています。
是非、劇場の大きなスクリーンにて見ていただければと思います。
■上映情報
【上映予定期間】
2020年10月16日(金)~10月29日(木) 2週間
【上映劇場一覧】
・池袋HUMAXシネマズ
・TOHOシネマズ 池袋
・MOVIX亀有
・横浜ブルク13
・ユナイテッド・シネマ浦和
・MOVIXさいたま