ウェブキャスティングに係るレコードの集中管理事業を開始

一般社団法人日本レコード協会のプレスリリース

日本レコード協会は、「ウェブキャスティング(インターネット上で独自コンテンツを一斉同時にストリーム配信するサービス)等」におけるレコードの利用について、11月1日より集中管理事業を開始することとなりました。これは、2018年3月に集中管理事業(著作権等管理事業)の対象とすることを決定し、関係者との協議を行っておりましたところ、この度、集中管理事業開始について協議が調ったことによるものです。

当協会は、2006年10月より「放送番組のストリーム配信」に係るレコード利用について集中管理事業を開始し、下記の通りその管理範囲を順次拡大してまいりましたが、近年、ウェブキャスティングにおけるレコード利用について集中管理の要望が高まっていることを踏まえ、集中管理対象を初めて放送番組以外のコンテンツに拡大し、レコード及びレコード実演(レコードに録音された実演)の送信可能化を一括で許諾する体制を整備したものです。

今般開始する集中管理事業は、インターネット上の独自コンテンツの一斉同時配信のほか、スポーツ催事映像については、一斉同時ストリーム配信と最長1年間のオンデマンド型ストリーム配信が管理対象となります。

今後も利用者の意見等を踏まえて、集中管理事業の対象範囲の拡大等を積極的に検討し、レコード利用の一層の円滑化に努めてまいります。

<レコード送信可能化権に係る集中管理事業範囲拡大の変遷>

2006年10月 ラジオ放送番組の放送と同時のストリーム配信、
テレビ放送番組のオンデマンド型ストリーム配信
2009年4月 放送番組のオンデマンド型ストリーム配信に係る
レコード及びレコード実演の一括許諾
2014年4月 テレビ放送番組の放送と同時ストリーム配信
2017年4月 テレビ放送番組の海外向けストリーム配信
2018年7月 ラジオ放送番組のオンデマンド型ストリーム配信
2020年11月 ウェブキャスティングの一斉同時ストリーム配信、
スポーツ催事映像のオンデマンド型ストリーム配信

 

以上
 

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