エンティティー・コンテンポラリーダンスのプレスリリース
撮影:エターナル・チャイルド
■上條の作品について
『Boots』は、現代社会におけるジェンダーの考え方に注目したもので、ノンバイナリーなアイディアを追求し、それをダンスという形で表現した作品です。男は男らしく強く、女はピンクが好き…などの固定概念を脱却し、日本人ダンサー・振付師として、新しい視点を世界の人々に伝えたいという深い思いで作られた。この作品は既に『パームデザート・コレオグラフィーフェスティバル2019』にて披露され、評論家達の称賛を受けております。
■上條史織プロフィール
愛知県で生まれ、尚美ミュージックカレッジ専門学校ダンス学科を卒業後、東京でTV番組やコンサートでのバックダンサー、ダンス講師として活動後渡米し、アメリカの舞台で活躍しています。
日本で活動している頃から、コンテンポラリー、シアタージャズ、バレエ、日本の伝統舞踊、ジャズファンク、ラテンなど多岐にわたるジャンルをこなすダンサーとして知られていた上條は、『SMAP×SMAP』、『笑っていいとも!』などのテレビ番組にダンサーとして出演の他、天王洲 銀河劇場など大きな舞台での活躍をしていました。
渡米後、2017年にはアメリカのダンスカンパニー、『エンティティー・コンテンポラリーダンス』に抜擢され、2017年のカペジオ・エース・アワード、2018年のラグナ・ダンスフェスティバル、2019年のインダストリー・ダンスアワード&キャンサーベネフィットショーなどの大会でカンパニーメンバーとして出演、2年も経たずとして主要ダンサーとして起用されることとなりました。
上條はその他にもマドンナの『“レベル・ハート”ワールドツアー』のプロフェッショナルデモンストレーターとして起用されたり、香港やシンガポールで、売り切れになった人気のワークショップシリーズで講師をするなど、世界中で活躍しています。
■カペジオ・エース・アワードについて
今年で11回目となるこの大会は、世界中の振付師が集まり競い合うアメリカで一年に一度行われている大会です。2009年の開始以来、アメリカのトップダンスマガジン社『ダンス・スピリット・マガジン』をスポンサーにつけて、業界最大級のプロダクション会社である『ブレーク・ザ・フロアー』プロデュースの元、オリジナルショーを翌年に行う事の出来るチャンスを最良の振付師たちに与えてきました。過去の優勝者は、このショーをきっかけにアメリカに留まらず世界中から振付やダンス講師としてのオファーが来るようになったりと影響はかなり大きいと言えます。過去には、アメリカで有名な振付師のアル・ブラックストーンやクリスティン・ラッセルなども優勝している大会です。
<チケットインフォメーション>
カペジオ・エース・アワード2020
日程:2020年1月15日(水)午後8時
モンタルバンシアター(米カリフォルニア州・ハリウッド)
https://www.themontalban.com/moves
ショーを見逃した方はこちらのYouTubeページから作品が見れます。動画は後日配信される予定です。
https://www.youtube.com/user/DANCETEACHERSUMMIT
(筆者:佐藤絵里香)