一般財団法人平野未来財団のプレスリリース
戦後75年、遺骨収集も慰霊も叶わなかったキスカ島に、日本のカメラが初上陸
戦後75年、遺骨収集も慰霊も叶えられなかった遥か北の島キスカ島に、日本の撮影カメラを初上陸させ、制作期間10年を経て、ついに完成いたしました。
日本語版ナレーションは長谷川博己、英語版ナレーションはパトリック・ハーランです。
キスカ島
日本語版配信URL: https://vimeo.com/ondemand/kirigaharerutoki
英語版版配信URL: https://vimeo.com/ondemand/whenthefogclears
■あらすじ
2008年、岐阜。97才の篠田千代さんのもとに送られてきた一通の手紙。そこには見覚えのある花が同封されていた。70年以上も前、はるか北の戦場、キスカ島に散った夫から送られた押し花に似た花。今は立ち入ることができない、極北の地に咲く「心の故郷」の花。
手紙の送り主は、夫の命を奪った米潜水艦グラニオン号艦長の息子たちだった。彼らはなぜ70年近くたった今、千代さんに花を送ったのか。花に込められた想いをたどっていくと、日本人、アメリカ人、アリュート人。たくさんの人が語り継ぎたい「心の故郷」が、霧のむこうで待っていた。
戦後75年、無人島として放棄された知られざる戦地、アッツ島とキスカ島。アリューシャン列島に属し、アメリカ領で唯一日本軍に占領された島々には、いまも戦争の記憶をよびさます残骸が眠っている。
心の故郷を語り継ぐことが、人生を前に進める。あなたの心の故郷はどこにありますか。
■発表日
2020年12月
■作品詳細
タイトル : When the fog clears 霧が晴れるとき
監督 : 小川 典
プロデューサー: 平野 晃弘
ナレーション : 長谷川博己(日本語版)、パトリック・ハーラン(英語版)
制作 : 一般財団法人平野未来財団
上映時間 : 1時間19分
コピーライト : (C)2020 霧が晴れるとき制作委員会 ALL RIGHTS RESERVED.
公開日 : 2020年12月
視聴料 : レンタル(24時間)/料金:500円(税込)
公式HP : https://www.whenthefogclears.com/
■本件に関するお問い合わせ先
一般財団法人平野未来財団
URL : http://www.hirano-foundation.org