2021年1月27日、圧倒的な技巧と変幻自在な音色で魅了する連弾デュオ「ピアノぱんぷる」による『オルガンヒーロー』がティートックレコーズより192KHz/32bit高解像度レコーディングで登場!

株式会社ティートックレコーズのプレスリリース

株式会社ティートックレコーズ(本社:東京都渋谷区)は、2021年1月27日、永井英華子と二宮佑己子による連弾デュオ「ピアノぱんぷる」デビューアルバム『オルガンヒーロー』をリリースいたします。

クラシック界のニューヒロインとして活躍が期待される彼女達が、難解を極め演奏は不可能とされてきたピアノ連弾によるサン= サーンスの交響曲第3 番と、グラズノフの交響曲第5 番を世界初CD 録音に挑戦しました。
パリの音楽院出身の若手実力派ピアニスト2 人が、圧倒的な技巧と変幻自在な音色を武器にピアノ演奏の常識を覆した、前人未踏の衝撃作となっています。

192KHz / 32bit 高解像度レコーディング。
さらに特典として 192KHz / 24bit ハイレゾ音源2 曲が楽しめるダウンロード用 QR コード付き !

Piano Pample (ピアノぱんぷる)
「オルガンヒーロー ~ ピアノ4手連弾による、
サン=サーンス: 交響曲第3番 ハ短調 作品78《オルガン付き》、
グラズノフ: 交響曲 第5番 変ロ長調 作品55《英雄》~」
定価3,300+税
CD& ハイレゾ音源2 曲付き(192KHz/24bit)
発売日 2021 年1 月27 日
品番 TTOC-0046
制作・発売元 ティートックレコーズ
販売元 ラッツパックレコード

【ピアノ】永井英華子& 二宮佑己子
Total Engineer&Produced by 金野貴明

カミーユ・サン=サーンス
交響曲 第3番 ハ短調作品78《オルガン付き》
01. 第1楽章(第1部)Adagio – Allegro moderato
02. 第1楽章(第2部)Poco adagio
03. 第2楽章(第1部)Allegro moderato – Presto
04. 第2楽章(第2部)Maestoso – Allegro
アレクサンドル・グラズノフ
交響曲 第5番 変ロ長調 作品55《英雄》
05. 第1楽章 Moderato maestoso – Allegro
06. 第2楽章 Scherzo: Moderato
07. 第3楽章 Andante
08. 第4楽章 Allegro maestoso

使用ピアノ / C.BECHSTEIN C234

【特典】
192KHz/24bit ハイレゾ音源( ダウンロード)
03. カミーユ・サン=サーンス第2楽章(第1部)Allegro moderato – Presto
05. アレクサンドル・グラズノフ第1楽章 Moderato maestoso – Allegro

パリ地方音楽院を卒業し、2020 年には国際コンクールに入賞した若手実力派ピアノデュオ Piano Pample ( ピアノぱんぷる)1st: 永井英華子、2nd: 二宮佑己子)が、ピアノ連弾版では世界初CD 録音となる交響曲を2 つ収録した、聴き応え充分の意欲作。
副題の通りオルガンが効果的な役割を担うサン= サーンスの交響曲第3 番「オルガン付き」は世界中で愛され親しまれてきた名曲であるが、ピアノ連弾版として全楽章演奏される機会はこれまでになかった。
管弦楽器に加えてオルガンと4 手連弾のピアノが巧みに織り交ざるオーケストラ編成の複雑さや、頻出する弦楽器による同音連打音はピアノの構造上再現するのは不可能に近いなど、ピアノで演奏にするにはあまりにも技術的に困難な要素が多いからである。
驚くべきことにその桁外れな難易度に真正面から挑んだばかりか、彼女たちの演奏は必死さを微塵も感じさせることがない。
オーケストラの音色を多彩に表現しながらも、ピアノだからこそ可能となる細やかな動きやテンポの揺らぎ、高音の艶めきを加えたこの録音は、オーケストラ作品としてこの交響曲をよく知っている人にとっても、これまで聞こえてこなかった音や新しい魅力が明確に発見される機会となるだろう。
続くグラズノフの交響曲第5 番「英雄」は、サン= サーンスの交響曲ほど親しまれている作品ではないが、作曲者自身も「詩の建築」と評した才気煥発な作品。
重々しい主題から始まる第1楽章、軽快で煌びやかな第2楽章、物語を感じずにはいられない叙情的な3楽章、そして「英雄」を想わせる溢れんばかりの生命力で締めくくる第4楽章で構成されている。
ニッチながら美しい音楽を広めることをコンセプトとして掲げる彼女たちが選んだ、時間をかけて聴き込むに値する深みを持つ珠玉の1曲だ。
「英雄」の華やかで勇ましい性格を持ちつつ、音一つひとつが感情や「詩」を感じさせ、時に柔らかい空気感も併せ持つこの作品は、聴く者を否応なしに映画の中の世界に引き込んでしまうかのよう。
当録音では楽章ごとに異なる風味が表現されており、確かな技巧に加えて変幻自在な音色を特徴とする彼女たちの演奏の魅力が凝縮されている。
死を暗示するグレゴリオ聖歌「ディエス・イレ(怒りの日)」をモチーフにした循環主題を持つサン= サーンスの交響曲第3番に始まり、グラズノフの交響曲第5番の花火が打ち上がるかのごとく光り輝く第4楽章で締めくくられ、聴き終えた者の心に生命の歓びと活力を静かに残すのである。

Piano Pample (ピアノぱんぷる)
パリ地方音楽院卒業、永井英華子と二宮佑己子によるピアノデュオ。知られざる作品を広めること、新たな切り口を用いた演奏をコンセプトに2019年結成。
「日本初演シリーズ」コンサートの定期開催や、内部奏法を積極的に取り入れた自身による編曲、ニッチながら美しいクラシック曲を毎週YouTubeチャンネルにて紹介するなど、型にとらわれない演奏スタイルで活動を行っている。2020年第5回オディン国際音楽コンクールピアノ連弾部門第2位受賞、今注目の国際派ピアノユニット。

永井 英華子(ながい えかこ)
桐朋学園高等学校音楽科を卒業後渡仏。
パリ地方音楽院を経てパリスコラカントルム音楽院を首席卒業。
アジア国際ピアノコンクール第2位、イスキア国際ピアノコンクール第2位(イタリア)、ローマ国際ピアノコンクール第3位、Citta di San Dona di Piave 国際ピアノコンクール連弾部門1位、他国内外で多数入賞。
ピアノを二宮裕子、ミシェル・ベロフ、オリヴィエ・ギャルドン、室内楽をイヴ・アンリの各氏に師事。
現在、後進へのピアノ指導と各方面で演奏活動に携わる。

二宮 佑己子(にのみや ゆきこ)
桐朋学園大学卒業、パリ地方音楽院コンサーティスト課程修了。
スクリャービン国際ピアノコンクール(パリ)第3位、大阪国際コンクール Age-G第3位、イル・ド・フランス国際音楽コンクールにてオアナ特別賞等、国内外のコンクールに入賞。チェコ共和国にてBohuslav Martinu管弦楽団と共演。
第1回 MUSIC VOTE 第1位(主催: アーチ・エンタテインメント)、サントリーホール大ホールで行われたアーチ・ガラ・コンサートにてソロ演奏を披露。
これまでにピアノを加納優子氏、山田富士子氏、ピエール・レアク氏、ジェローム・グランジョン氏、エレーナ・ロザノヴァ氏に、フォルテピアノをパトリック・コーエン氏に、室内楽をマリ=フランス・ジレ氏に師事。

お問い合わせ:ティートックレコーズ
TEL:03-5789-5354
担当:齋藤
URL:www.t-tocrecords.net
E-mail:info@t-tocrecords.net


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