松戸市役所のプレスリリース
令和3年の大河ドラマの主人公・渋沢栄一は、戸定邸(千葉県松戸市)の主・徳川昭武ゆかりの人物です。昭武の兄・慶喜は江戸幕府最後の将軍となり、昭武と渋沢は幕府の終焉をパリで知らされることになりました。3人は水戸藩9代藩主・徳川斉昭が推進した水戸徳川家独自の学問(水戸学)から大きな影響を受けています。戸定歴史館で、収蔵品や初公開資料など約70点の展示を通じて幕末の水戸藩の情勢、水戸徳川家の教育をご紹介します。
松戸市の戸定歴史館では特別展「プリンス・トクガワ-新時代への布石」を開催し、収蔵品や初公開資料など約70点の展示を通じて幕末の水戸藩の情勢、水戸徳川家の教育をご紹介します。
今年はこの特別展を含め、年間を通じて大河ドラマと歩調を合わせ、関連テーマの特別展を開催していきます。本展初公開の書「清德」はドラマにも登場する尾高惇忠の書です。尾高は渋沢にとって指導者的存在であり、義兄(妻の兄)としても近しい間柄でした。明治期には初代富岡製糸場長を務めた後、渋沢の事業に参画するなど、生涯にわたり渋沢と深い繋がりがありました。
この特別展をご覧になれば、大河ドラマがますます面白くなること請け合いです。ぜひお越しください。
尾高惇忠書「清德」★初公開
德川慶喜写真 1866-67年頃
德川昭武写真 1866年
特別展1「プリンス・トクガワ-新時代への布石」
会期:令和3年2月6日(土)~6月13日(日)
※月曜休館(祝日の場合はその翌日)、会期は変更になる場合あり
会場:戸定歴史館展示室
入館時間:9時30分から16時30分(閉館17時)
住所:千葉県松戸市松戸714-1(松戸駅東口下車徒歩約10分、駐車場有)
費用:戸定歴史館入館料 一般150円(戸定邸との共通入館券320円)
高校・大学生100円(共通入館券160円)
※中学生以下無料
概要:
第1章 慶喜と昭武-日本を背負った兄弟
第2章 水戸学 父・斉昭の教育-学問が時代を動かす
第3章 慶喜の将軍就任と改革-渋沢栄一登場
第4章 いざ、万国博覧会へ
詳細はこちら
https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/tojo_event/tenji-event_r2/2021_special_1.html
【本件に関するお問い合わせ先】
■松戸市教育委員会 生涯学習部 戸定歴史館
所在地:千葉県松戸市松戸714番地の1
TEL:047-362-2050