2 月27 日(土)13:00~オンライン開催 「Sony Creators Gate」の三者対話ライブ“trialog vol.11 SUSTAINABILITY|社会のウェルネス”追加ゲストを発表

trialogのプレスリリース

Sony-Stories公式アカウント(https://twitter.com/storiesbySonyJP)とtrialog公式Twitterアカウント(https://twitter.com/trialog_project)にてライブ配信
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、次世代のクリエイターの育成を推進する「Sony Creators Gate」の取り組みとして、黒鳥社のコンテンツ・ディレクター若林恵と2021年2月27日(土)13:00より、完全オンラインで開催する、三者対話ライブ「trialog vol.11 SUSTAINABILITY|社会のウェルネス」の追加登壇者を発表します。

セッション2の登壇者として、新たに一般社団法人「Sport For Smile」代表理事の梶川三枝氏が決定しました。
スポーツを通して社会変革・社会貢献を推進している経験から、「文化と社会変革」をテーマに語ります。

 また、3つのトークセッション終了後に実施するAfter Hours(Closing Performance)では、インディペンデントのアーティストのためのロンドンのスタジオTotal Refreshment Centreのメンバーで、自身も環境問題に対する市民運動への寄付などを行っているUKのマルチ器楽奏者、アラバスター・デプルーム氏が登場。日本の民謡にも影響を受けているという、エコロジカルな感性に溢れたパフォーマンスに是非ご期待ください。

 当日は、Sony-Storeis公式Twitterアカウントとtrialog 公式Twitterアカウントにて、イベントの模様をライブ配信する予定です。
 

  • トークセッション

SESSION 1
Wear Your Values|「価値観」を着よう

衣服の大量廃棄や生産過程での環境負荷などの問題がファッション業界の重大な課題として認知され始めたことで、私たちの「着る」という行為の意味も徐々に変化が生じている。「早く、安く」トレンドを消費する「ファストファッション」から、個人の価値観を表現するツールとして「着る」という行為が注目を集めているのだ。SESSION 1では、サステナビリティへの取り組みの最前線を走る面々として、服から服をつくるサーキュラーエコノミーを実現するブランド「BRING™」の中村崇之、世界中で年間1億トン以上も排出される余剰バイオマス(お米の籾殻)から生まれたサステナブル新素材「トリポーラス™」の事業開発を手掛ける、ソニーの山ノ井俊が登壇。アメリカで広がる消費を通したアクティビズムの動きを、新著「Weの市民革命」で伝えた佐久間裕美子とともに、ファッション業界によるサステナビリティへの取り組みや、「着る」という行為の意味がどのように変化しつつあるのかを議論する。

SESSION 2
Culture and Social Change|文化と社会変革

SESSION 2では、ソーシャルチェンジのために「文化」というプラットフォームが持つ可能性・影響力について話し合う。文化セクターに属する企業やプロジェクトは、社会変革のためにどのような役割を果たしうるのだろうか。ゲームを通してサステナブルな社会を実現すべく、ソニー・インタラクティブエンタテインメントで様々なプロジェクトに取り組むキアレン・メイヤーズや、「スポーツのチカラをよりよい社会づくりに役立てる」をミッションに掲げ、「Sport For Smile」を運営する梶川三枝らが登壇。気鋭のゲームクリエイター・水口哲也とともに、「文化」は社会変革のレバレッジとしてどのように活かされるのかを、それぞれの立場から議論する。

SESSION 3
Open Innovation|オープンイノベーション

ビジネスセクターとパブリックセクターの垣根を超えて、今、大きな注目を集めるオープンイノベーション。幅広い関係者を巻き込んで行われるイノベーション手法として一般的には認知されているが、その実態や本質は正確には捉えられていないだろう。SESSION 3では、広義な意味でのサステナブルな社会の実現のために、世界各地で、オープンイノベーションの実践を重ねるイノベーターが集結。市民によって都市環境を改善する協調的アプローチ「オープンソース・アーバニズム」のパイオニアである、トーマス・エルマコラ、エネルギーのオープンイノベーションプロジェクト「OESプロジェクト」を手掛ける、ソニーコンピュータサイエンス研究所の柳平大樹が、trialog代表の若林恵と、世界各地で起こるオープンイノベーションの真価に迫る。

当日は、Sony-Stories公式Twitterアカウントとtrialog公式Twitterアカウントにてイベントの模様をライブ配信します。ライブ配信については下記アカウントを、その他詳細については、trialog 公式WEBサイトよりご覧ください。

■ trialog 公式WEBサイト: https://trialog-project.com/
■ Sony-Stories公式Twitterアカウント: @storiesbySonyJP (https://twitter.com/storiesbySonyJP
■ trialog 公式Twitterアカウント: @trialog_project (https://twitter.com/trialog_project
 

  • trialog vol.11 開催概要

■ 日時:2月27日(土)13:00~17:25
■ テーマ:“SUSTAINABILITY|社会のウェルネス”
■ 登壇者:中村崇之(「BRING™」プロダクトマーケティング課課長)、山ノ井俊(「トリポーラス」事業開発マネージャー)、梶川三枝(一般社団法人「Sport For Smile」代表理事)、キアレン・メイヤーズ(環境・技術コンプライアンス 責任者)、トーマス・エルマコラ(シティ・フューチャリスト)、柳平大樹(リサーチエンジニア)、佐久間裕美子(文筆家)、水口哲也(Enhance代表/シナスタジアラボ主宰)、若林恵(blkswnコンテンツ・ディレクター)

※配信会場では、ウイルス感染防止に十分配慮した上で開催いたします。

■ タイムスケジュール:
13:00-13:10   オープニングトーク
13:10-14:10   SESSION 1  Wear Your Values|「価値観」を着よう─ 中村崇之×山ノ井俊×佐久間裕美子(モデレーター)
14:10-14:20   休憩
14:20-15:20   SESSION 2  Culture and Social Change|文化と社会変革─ 梶川三枝×キアレン・メイヤーズ×水口哲也(モデレーター)
15:20-15:30   休憩
15:30-16:30   SESSION 3  Open Innovation|オープンイノベーション─ トーマス・エルマコラ×柳平大樹×若林恵(モデレーター)
16:30-16:35   休憩
16:35-16:45   ラップアップセッション
16:45-17:25   After Hours (Closing Performance)─ アラバスター・デプルーム
 終了
※タイムスケジュールは変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。
 

  • 登壇者 ゲスト プロフィール

中村崇之|TAKAYUKI NAKAMURA
日本環境設計株式会社営業業務部
プロダクトマーケティング課 課長
日本環境設計の自社ブランド「BRING™」のディレクターとして、商品の企画開発のほか、コラボレーション企画の立案も手掛ける。また、アートディレクションを始め、「BRING™」のトータルプロデュースを行う。2007 Ars Electronica, Next Idea Honorary mention 受賞。
 

山ノ井俊|SHUN YAMANOI
ソニー株式会社 知的財産センター知的財産インキュベーション部
事業開発マネジャー
2009年にソニー㈱へ入社、先端マテリアル研究所に配属。リチウムイオン電池や「トリポーラス」を含めた材料・デバイス系の研究開発に従事。2015年より知的財産センターにて、知財を活かした事業開発の一環として「トリポーラス」の事業開発を担当。オープンイノベーションにより、アパレル分野や化粧品分野などでトリポーラスを配合した商品の製品化を実現。
 

佐久間裕美子|YUMIKO SAKUMA
文筆家。慶應義塾大学卒業、イェール大学修士過程修了。1996年に渡米し、1998年からニューヨーク在住。出版社、通信社などを経て2003年に独立。カルチャー、ファッション、政治、社会問題など幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。著書に『My Little New York Times』(Numabooks)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)。翻訳書に『世界を動かすプレゼン力』(NHK出版)、『テロリストの息子』(朝日出版社)。2019年8月に「真面目にマリファナの話をしよう」(文藝春秋)刊行。
 

梶川三枝|MIE KAJIKAWA
一般社団法人「Sport For Smile」代表理事
「スポーツの力で社会を変える」日本初のプラットフォームSport For Smile 代表。オハイオ大学大学院スポーツ経営学科留学中に日本人女性初のNBAビジネスインターンとして採用され、帰国後東京五輪招致委員会勤務、2010年スポーツの社会的責任活動支援事業で起業。国連や世界銀行、NBAやFIFAパートナーとも連携、また気候変動・環境問題に対してSFS Planet League を立ち上げ。
 

キアレン・メイヤーズ|DR. KIEREN MAYERS
ソニー・インタラクティブエンタテインメント 環境・技術コンプライアンス 責任者
2000年からソニーに在籍し、環境やサステナビリティに関する課題解決に従事。
世界でも最大規模の成功を収めているリサイクル・スキームの構築や、欧州委員会と共にゲーム機のエネルギー効率に関する自主協定の実施、また2019年の国連気候行動サミットでは「Playing for the Planet Alliance(プレイング・フォー・ザ・プラネット・アライアンス)」の立ち上げに参加。
環境技術の工学博士号を持ち、インシアード大学にて客員企業家としてサステナブル事業を先導し、当分野において影響力のある学術研究を積極的に実施、発表している。

 

 

トーマス・エルマコラ|THOMAS ERMACORA
シティ・フューチャリスト / インパクト投資家 / オープン・イノベーション・シンカー。
これまで、参加型のプロセスを通じて都市や地域の自己組織化の方法を再定義する数々のインパクトプロジェクトや実験を開拓しており、タクティカル・アーバニズムの非営利団体「Clear Village」、カルチュアル・インキュベーター「Limewharf Studios」などを立ち上げ、様々な都市だけでなく、G7、Xprize、クリントン・グローバル・イニシアティブ(都市のメンタルヘルスのためのプラットフォーム「Cities Rise」の立ち上げを支援)、世界経済フォーラム、欧州委員会などの組織に対してもコンサルティングを行ってきた。他にも、MITの難民教育プラットフォーム、バチカンのラストマイル・テクノロジー・インキュベーターを共同設立し、多くのスタートアップをサポートしている。最近では、ロンドンデザインミュージアムの「Moving to Mars」展のゲストキュレーターを務め、高い評価を得ている。著書に『Recoded City: Co-Creating Urban Futures(Routledge・2016)』
 

柳平大樹|DAIKI YANAGIDAIRA
ソニーコンピュータサイエンス研究所 リサーチエンジニア
2005年ソニー入社後、VAIO PCやPlayStation®Vitaなど数々の製品設計に携わり、特にバッテリを中心とした電源・電力システムの開発に従事する。2014年より、現職。「電力も一つのメディアである」と捉え、各個人が自由かつ自律分散的に生産・消費・交換・共有できる仕組みと、これまで培ってきた電源技術・充放電制御技術を融合させた電力システムをオープンエネルギーシステム(OES)という形で世の中に実現すべく活動している。2020年には、その中核モジュールである電力融通ソフトウェアをOESプロジェクトからオープンソース化。
 

  • After Hours (Closing Performance) 登壇者 プロフィール

アラバスター・デプルーム|ALABASTER DEPLUME
UKのマルチ器楽奏者。マンチェスターで音楽活動を始め、2015年にロンドンに移り、ロンドンジャズシーンの興隆に大きな役割を果たしてきたスタジオとライブスペース(現在は閉鎖)「Total Refreshment Centre」を根城に「Alabaster Deplume」名義で活動を展開する。2020年にシカゴの先鋭的ジャズレーベル〈International Anthem〉より、「To Cy & Lee」をリリースし、サイケデリックフォークとフリージャズとアンビエントミュージックとが交錯する摩訶不思議な国際的な注目を集め、Bon Iverが音源をサンプリングしたことで更に評価を集めた。2020年末には電子音楽家Danalogueとのコラボ作「I was not sleeping」を発表、最新作「Gold」は本年リリース予定。
 

  • trialog代表 若林恵 プロフィール

若林恵|KEI WAKABAYASHI
blkswnコンテンツ・ディレクター
1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。
 

  • trialog共同企画者 水口哲也 プロフィール

水口哲也|TETSUYA MIZUGUCHI
Enhance代表 / シナスタジアラボ主宰 
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授 
シナスタジア(共感覚)体験の拡張を目指し、研究・創作を続けている。ビデオゲーム作品「Rez」(2001)、「Lumines」(2004)、「Child of Eden」(2010)、「Rez Infinite」(2016)、 「Tetris Effect」(2018)などを始め、音楽を光と振動で全身に拡張する「シナスタジア・スーツ」(2016)、共感覚体験装置「シナスタジア X1–2.44」(2019)など、作品多数。 

Enhance Web: https://enhance-experience.com/ 
シナスタジアラボ Web: https://synesthesialab.com/ 
 

  • trialogとは

trialog(トライアログ)は、次世代に向けた“対話”のプラットフォームです。trialogでは、世の中を分断する「二項対立」ではなく、異なる立場の三者が意見を交わす「三者対話」の空間をつくり、「ほんとうに欲しい未来はなにか?」について議論を深めながら、次世代に向けた自由でクリエイティブな生き方と、その未来のあり方について考えるトークイベントを実施しています。イベントの様子は、Sony-Stories公式Twitterアカウントとtrialog公式Twitterアカウントでライブ配信を行います。視聴者はネット上からリアルタイムにコメントを投稿することで対話の場に参加できます。イベント後は公式WEBサイトでアーカイブ映像を公開します。
■ trialog 公式WEBサイト: https://trialog-project.com/
■ Sony-Stories公式Twitterアカウント: @storiesbySonyJP (https://twitter.com/storiesbySonyJP
■ trialog 公式Twitterアカウント: @trialog_project (https://twitter.com/trialog_project
■ trialog 過去のイベント記事: https://trialog-project.com/article/
■ trialog 過去のアーカイブ動画: https://www.youtube.com/channel/UCE60zHsZx9YZRNx4eGOYJmg
 

  • Sony Creators Gateとは

ソニーは、多様なバックグラウンドや経験を持ち、新しい価値を創造する人を「クリエイター」と捉えています。そして、次世代を担うクリエイターのアイデアが世の中の人々のクリエイティビティに力を与え、新たなアイデアの創出につながることで、夢や好奇心と、感動に満ちた世界を実現できると信じています。「Sony Creators Gate」は、次世代のクリエイターに将来的な飛躍へのきっかけとなるような刺激的な機会を提供したいという思いから、24歳以下の世代を対象とした「U24 CO-CHALLENGE 2020(ユーニジュウヨン コーチャレンジ ニーゼロニーゼロ)」、18歳以下を対象とする「エンタメのブカツ 2021」、そして次の世代のクリエイティブコミュニティに向けた「trialog(トライアログ)」を実施。また「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」や「Trojan Horse was a Unicorn」との取り組みで、その活動を海外に広げています。
ソニーのPurpose(存在意義)は、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことです。Sony Creators Gateの活動を通じて、次世代のクリエイターが創造力や表現力を発揮できる環境作りを支援していきます。

Sony Creators Gate公式サイト: https://www.sony.co.jp/creatorsgate/

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