【祈開運!】 瀬戸内寂聴“幸運の名言めくり”がツイッターでスタート

株式会社朝日新聞出版のプレスリリース

作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが、愛や孤独について語り下ろした『寂聴 九十七歳の遺言』(朝日新書)は2019年11月13日の発売から2カ月で早くも3刷、累計5万8千部を突破しました。2020年を吉報とともに迎えた寂聴先生。朝日新聞出版では、本書から選び抜いた珠玉の言葉の数々をツイッターで紹介する「寂聴先生 幸運の名言めくり」をスタートします。日替わりで名言がくるくる回る“幸運のスロット”仕様。1月24日から28日まで5日間の期間限定です。

 本のタイトルに「遺言」と付けるのはこれが初めて。寂聴さんは「97歳って言ったらね、今夜死んでも不思議じゃない。97まで生きてきた私の、最期の遺言として残したい」と話します。愛する人との別れ、誰も手を差し伸べられない孤独、突然襲ってくる理不尽な不幸、そして老いと死。本書は寂聴さんが97歳の今だからこそ、作家人生を賭けて、生と死の大問題に答える「遺言」です。

「幸運の名言めくり」では、そんな寂聴先生のありがたいお言葉を全200ページにわたる本書から選び抜き、GIF動画にしてツイッターでお届けします。毎日新たに投稿されるのは約10、計5日間で53の名言を紹介します。くるくる回るGIF画像をタップすると、その日の言葉で止まる“幸運のルーレット”が楽しめます。一部を紹介すると……

人間は愛することを死ぬまでやめられない。

私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです。挫折感の深い人はその分、愛の深い人になる。

若い人は時代とともに生きています。私たち年寄りは若い人の意見をどんどん聞いて取りいれた方が楽に暮らせるでしょう。

「私なんか」ではなく「私こそ」、「あなたなんか」ではなくか「あなたこそ」と思って生きていきましょう。

■元AKBの高橋みなみさんも…​

 元AKB総監督の高橋みなみさんは「もう10年くらい前になると思うんですが、AKB48の何人かで寂聴さんとお話をさせていただく機会がありました。その時に忘れられない言葉がありました。メンバーの誰かが『挑戦することが怖いんですよね』って言ったら、『バラは若いうちに摘みなさい』とおっしゃったんです。びっくりしました」と話しています。(AERA2019年10月7日号「寂聴さんから大切な言葉 高橋みなみ×瀬尾まなほ」から)

 秘書の瀬尾まなほさんは「『私なんか」ではなく『私こそ』、『あなたなんか』ではなく『あなたこそ』と思って生きていきましょう」という言葉を常に心に留めていると言います。

 綺羅星のごとく輝く寂聴先生の金言。それは暗闇に沈む心を照らし、そっと寄り添い、時に叱咤し、生きていく勇気を与えてくれます。

 発売後1カ月でスピード重版、さらにこのほど3刷が決定、累計5万8千部を突破した本書。2020年も幸先の良いスタートとなった寂聴先生の言葉のパワーをぜひ、感じてください。

『寂聴先生 幸運の名言めくり』
第1回(2020年1月24日正午投稿予定)
 https://twitter.com/asahi_pub_PR/status/1220539216108503040
第2回以降は#幸運の名言めくり #瀬戸内寂聴 で検索してください

 

著者紹介
瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)/1922年、徳島県生まれ。小説家、僧侶(天台宗権大僧正)。東京女子大学卒業。21歳で結婚し、一女をもうける。京都の出版社勤務を経て、少女小説などを執筆。57年に「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞、本格的に作家生活に入る。73年に得度し「晴美」から「寂聴」に改名、京都・嵯峨野に「曼陀羅山 寂庵」を開く。女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、泉鏡花文学賞など受賞多数。2006年、文化勲章受章。著書に『夏の終り』『美は乱調にあり』『花に問え』『場所』『風景』『いのち』『源氏物語』(現代語訳)など多数。

 

【書籍情報】

『寂聴 九十七歳の遺言』

著者:瀬戸内寂聴
発売⽇:2019年11⽉13⽇
価格:本体750円+税
仕様:新書判 200ページ
ISBN:978-4-02-295044-4
出版社:朝⽇新聞出版
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=21500

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