NHK大河ドラマ「#麒麟がくる」「#青天を衝け」Twitterでのハッシュタグ出現数を調査

株式会社CINCのプレスリリース

株式会社CINC(シンク、以下CINC)は、自社で開発・提供するソーシャルメディアの分析・運用ツール「Keywordmap for SNS」を用いて、2021年2月にTwitterで反響の多かったハッシュタグ(#)トップ100の中から、今月新たにランクインしたNHK大河ドラマ「#青天を衝け」、と前シーズン作品である「#麒麟がくる」に関する調査を行いました。

▼2月度の#出現数
今回取り上げる「麒麟がくる」(2020年1月19日~2021年2月7日放送)は長谷川博己さん主演で明智光秀の生涯を描いたNHK大河ドラマです。「麒麟がくる」に続いて新シリーズとして放送開始されたのが、吉沢亮さん主演で日本資本主義の父・渋沢栄一の生涯を描いた「青天を衝け」(2021年2月14日~)です。
「麒麟がくる」は最終話の放送時に【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送(@nhk_kirin)で公開された長谷川博己さんのラストメッセージを届ける投稿が、ハッシュタグ出現数の伸長に大きく影響しました。

21/2/7 22:00投稿
https://twitter.com/nhk_kirin/status/1358400195889946625

続いて、新たに放送が開始された「#青天を衝け」は、放送開始日に一気に出現し、その後も放送日に合わせて出現数を伸ばし、2月度にTwitter上で出現数の多かったハッシュタグランキング上位にランクインしました。

▼「#青天を衝け」に言及するユーザーの55%は女性
続いて、「#麒麟がくる」と「#青天を衝け」の出現位影響を与えているユーザーのツイート傾向や属性を比較します。放送日から翌日にかけて、ツイート数やハッシュタグ出現数が増加する傾向は共通していましたが、ユーザーの属性には違いが見られました。

「#麒麟がくる」は、男性44%、女性31%と、男性による反響が優勢でした。一方で、今期の「#青天を衝け」では男性38%、女性55%とユーザーに占める男女の比率が逆転する結果となっています。

▼女性ユーザーの反響の背景
「#青天を衝け」に対するユーザーの反響の背景について、Keywordmap for SNSの「新語抽出機能」を使って推察します。「新語抽出機能」とは、調査対象となるツイート群において、今回指定したハッシュタグやキーワードとの関連性、出現頻度、エンゲージメントが高い単語やハッシュタグを抽出する機能です。

今回取り上げている「#青天を衝け」を含むツイートを分析した結果、「草彅くん」「草彅さん」「慶喜公」「草彅剛さん」「吉沢さん」など、草彅剛さんや、主演の吉沢亮さん、そして草彅剛さんが演じる徳川慶喜に言及するツイートが多く、またこれらのキーワードを含むツイートに対するポジティブな反響が多いことがわかりました。

「#麒麟がくる」では、主演の「長谷川博己さん」が上位にランクインするも、以降は「信長様」「帰蝶様」などの役名が上位を占めました。「#麒麟がくる」はストーリー中の登場人物に注目が集まっていましたが、「#青天を衝け」は、出演者に注目が集まる傾向にあり、出演俳優の女性人気の高さが、女性ユーザーによる反響数の増加を後押ししたようです。

現在、各番組の公式アカウントのフォロワー数は、

・【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送(@nhk_kirin):160,610フォロワー
・【公式】大河ドラマ「青天を衝け」(@nhk_seiten):90,540フォロワー
(2021年3月3日時点)

となっており、放送が開始されたばかりの「青天を衝け」のフォロワーは「麒麟がくる」に対し約56%の進捗となっています。今後のドラマの展開、そして公式Twitterアカウントでのコミュニケーションを通じて、#の出現数、公式Twitterアカウントのフォロワー数はどのように変化していくのでしょうか。

今後もCINCは、自社ツールを用いたビッグデータの解析を通じて、新たな話題をお届けしていきます。

<調査概要>

  • 対象データ:Twitterの10%のサンプリングデータ
  • 集計対象期間:2021年2月1日~2月28日
  • 使用ツール:Keywordmap for SNS

<使用ツールについて>

Twitter上のデータを収集し、特定のキーワードやハッシュタグ(#)に関連するデータを、短時間で多種多様な形式で集計、分析することができます。無料トライアルをご希望の方は下記のURLからお申込みください。
URL:https://keywordmap.cinc-j.co.jp/keywordmap-for-snstrial-2

<会社概要>
会社名:株式会社CINC(シンク)
代表者:代表取締役社長 石松友典
設立:2014年4月
本社:東京都港区赤坂1-9-13三会堂ビル7階
事業内容:
(1)ソリューション事業
(2)アナリティクス事業
(3)コンテンツ事業
(4)キャリア支援事業
会社ホームページ:https://www.cinc-j.co.jp
Facebookページ:https://www.facebook.com/cinc.jp/
採用情報:https://www.cinc-j.co.jp/recruit/ 
運営メディア「Marketing Native」 :https://marketingnative.jp/

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