デジタルハリウッド株式会社のプレスリリース
6月11日の映画祭開幕を前に、SSFF & ASIAにてプロデューサーを務める諏訪慶氏(株式会社FROGLOUD代表取締役)をお招きし、ショートフィルムイベントを開催します。
イベントでは、ショートフィルムの魅力と楽しみ方、諏訪氏が世界中の作品の中から厳選をしたショートフィルムを紹介します。
映画館のみならず、PCやスマートフォンなどを通して、場所にとらわれずどこでも楽しめるようになったショートフィルム。本イベントでは、長編映画とは違う、ショートフィルムならではのエンターテインメントとしての魅力とビジネスコンテンツとしての魅力を、存分にお楽しみいただける内容となっております。
また、今年で23年目となるSSFF & ASIAのラインナップや見どころについても諏訪氏にご案内いただきます。
ショートフィルムがお好きな方、映画ファンの方、ブランデッドコンテンツや、動画マーケティングに興味のある方、映画祭のことをもっと知りたい方など、ご参加をお待ちしております。
尚、今年は「オンライン開催」となりますので、お住まいの場所を問わず、どなたでもご参加いただけます。
<当日上映予定のショートフィルムのご紹介(一部)>
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『The Neighbor’s Window / 向かいの窓』
第92回(2020)米国アカデミー賞短編実写部門受賞作品
監督:Marshall Curry / アメリカ / ドラマ / 2019
『The Neighbors Window / 向かいの窓』
幼い我が子と夫の面倒に愛想が尽きたアリーは近所に引っ越してきた20代のカップルの部屋が自宅の窓から見えることに気付く。そこからカップルの自由なライフスタイルを「裏窓」風に覗き見る日常が始まった。
【開催概要】
「今、注目のエンタメジャンル、ショートフィルムはここが面白い!!
~ 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭プロデューサーが語るショートフィルムの世界~」
- 日程:2021年5月28日(金) 16:00~17:30
- 会場:オンライン(ZOOMウェビナーを予定)
- 参加:無料 ※要事前申し込み
- 定員:300名
- 参加申込:https://www.secure-cloud.jp/sf/business/1619363114SVstKAyS
*本イベントは、本学の授業を一般公開イベントとして開催するものです。一般参加者の他、本学学生も授業として参加をいたします。
*参加申込をされた方へ、後日ZOOMの視聴リンクをお送りいたします。
【登壇者】
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア プロデューサー
株式会社FROGLOUD 代表取締役
諏訪 慶 氏
諏訪 慶 氏
玉川大学工学部情報通信工学科を中退後、映画専門学校 ニューシネマワークショップに参加。映画の自主制作に没頭し、2000年~2001年に映画「白痴」「裸足のピクニック」のプロデューサーである古澤敏文氏の「On The Boat」プロジェクトに監督の一人として参加。南半球13カ国16帰港地を約4ヶ月間船で世界一周しながら、劇場公開用長編映画を製作・配給。その後、2004年まで映像企画・制作会社でディレクターを勤め、2005年「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を企画運営する株式会社パシフィックボイスに入社。経済産業省と共に愛知万博内で開催したShort Shorts Film Festival EXPO 2005の成功に貢献し、その後、映像事業部 部長 兼 映画祭のチーフプロデューサーとして、多くの企業や行政団体とのプロジェクトや、ショートフィルムを企画・プロデュース。同映画祭の拡大に尽力し、2015年1月、同社執行役員に就任。
同時期、代表の別所哲也と共にブランデッドムービーの企画・プロデュースを中心として、同映画祭のリソースを最大限に活かした新規ビジネスの企画開発・プロデュースを行う株式会社FROGLOUDを設立。
同社代表取締役として現在に至る。
モデレーター:デジタルハリウッド大学 准教授 小倉以索
小倉以索
千葉工業大学工学部電気工学科卒業、デジタルハリウッド研究所研究生として、eAT KANAZAWAにて特別賞を受賞し退所後、フリーのCGデザイナーとして活躍。
映画「劇場版銀河鉄道999」「ハッピーフライト」、ゲームソフト「デッド オアアライブ」ライブビデオ・DVD「ウラスマ」(スマップ)、TV番組「たけしとひとし」、iPadアプリ「中田英寿2010南アW杯」、などのCG担当やその他CMのCGなど多数手掛けている。
また、1999年からデジタルハリウッド講師として人材の育成にも注力している。
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ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021 概要
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■開催期間:6月11日(金)~6月21日(月)
※オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)
■上映会場:オンライン会場および表参道ヒルズ スペースオー、iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ、渋谷ストリーム TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT、赤坂インターシティコンファレンス(赤坂インターシティAIR)含む都内複数の会場にて
※開催期間は各会場によって異なります
■料金:無料上映 / 無料配信
※一部、有料イベントあり(予定)
※5月8日(土)より予約開始
■一般からのお問い合わせ先:03‐5474‐8844
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2021
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
【SSFF & ASIA 2021 テーマ】
「CINEMADventure」
世界各国のフィルムメイカーによるCINEMAを発信していくと同時に、スマートフォン映画作品部門 supported by Sonyやバーティカルシアター部門 supported by smash.といった新部門の展開による映像のADVENTURE、そして、コロナ禍で来日できない監督ともつながるバーチャルな3D空間「DOOR」シアターでのQ&Aや、AIシステムを活用したショートフィルムの魅力探求といったVENTURE的な取り組み、ショートフィルムの新たな一面を切り開いていくADの世界など、SSFFならではの展開を、リアルとオンラインのハイブリッド開催で実施いたします。
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「CGアニメーション部門」概要
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https://shortshorts.org/2021/ja/competitions-awards-detail-5/
国内外のコンテンツ業界に多数のクリエイターを輩出しているデジタルハリウッドとSSFF & ASIAとのコラボレーションによる「CGアニメーション部門」。11年目を迎える今年は、73の国と地域より733作品の応募があり、日々進化し続ける様々なCG技術を駆使した傑作 32本(17ヶ国)が上映されます。(※内、優秀賞の対象となるのは30作品)
第93回(2021)米国アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート作品『Yes-People』を特別上映するなど、技術面だけでなくストーリー性や、エンターテイメント性においても優れた作品が揃ったラインナップとなっています。
また、デジタルハリウッドが主催するクリエイティブアワード「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2021」でベストCGアニメーション賞を受賞した『アダーニア:アサイファイショートフィルム』(Adarnia : A Sci-fi shortfilm)も特別上映いたします。才能溢れるCGクリエイターたちの新作にご期待ください。
■上映作品のご紹介 ※一部抜粋
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【特別上映作品】
デジタルフロンティアグランプリ2021 「ベストCGアニメーション賞」受賞
『アダーニア:アサイファイショートフィルム』(Adarnia : A Sci-fi shortfilm)
監督:エスコソーラクレメン / 日本 / 10:47 / SF / 2021『アダーニア:アサイファイショートフィルム』
アダーニアというのはショートフィルムの描かれた都市の名前。SFの世界で、警察官に追われている謎めいたバイカーの主人公。このキャラクターの正体と目的は、一体?スピード感あふれる追跡アクションアニメ。
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【特別上映作品】
第93回(2021)米国アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート
『Yes-People』
監督:Gísli Darri Halldórsson / 8:35 / アイスランド / アニメーション / 2020『Yes-People』
ある朝、様々な人々が、職場で、学校で、家事をしながら、日々の戦いに直面する。時間が進むにつれて、彼らの絆が、そして最終的には彼らの対応力が試されることになる。
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【上映作品】
『シュガー~ほろ苦い旅~』(Sugar – A Bittersweet Journey)
監督:Ilya Landshut/ 7:31 / ドイツ / SF / 2020『シュガー~ほろ苦い旅~』
宇宙人が自分の星を救うため、お砂糖の世界を冒険する物語。
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『project_SKY』
監督:北畑勇一 / 4:08 / 日本 / アニメーション / 2020『project_SKY』
飛空艇が風車の国に荷物を届ける。帰りの航路で大嵐に遭遇する飛行艇は無事に家族の待つ港町に帰り着くことができるのか。