マイナビのプレスリリース
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)が運営する、ティーンのマーケティングやリサーチを行う『マイナビティーンズラボ』(URL:https://teenslab.mynavi.jp/)は、「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表しました。
本ランキングは、2021年の上半期に流行した「ヒト・コト・モノ・コトバ」の4ジャンルについて、13〜19歳の女性778名のアンケート回答を集計したものです。
- ランキング概要
ティーンのトレンドは、2020年以降「YouTube」「TikTok」から発信されることが多くなったが、その勢いは衰えることなく年々増し、2021年上半期のトレンドランキングにも顕著に表れた。<ヒト>部門では本ランキング史上初のYouTuberが1位にランクイン。<コト>部門も「YouTube」で配信した楽曲が1位となった。<モノ>部門では、「TikTok」を中心に話題となったフードやコスメ、アプリなどがランクイン。<コトバ>部門では、YouTuber・TikTokerをきっかけに話題となったワードが数多く並んだ。ティーンのトレンドが「YouTube」や「TikTok」から発信・発掘される現象は、今後もより加速することが予想される。
- 「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」各ジャンルトップ10
【ヒト篇(TOP3)】
1位:コムドット(21.2%)
人気急上昇中の男性5人組YouTuber「コムドット」が第1位に!攻めた企画や個性の強いキャラクターがティーンの間で注目を集めており、直近半年で登録者数が100万人以上増加。登録者数は200万人を超えるなど今後も活躍が期待される。
2位:中町綾(中町兄妹)(19.3%)
ABEMA「オオカミ」シリーズへの出演をきっかけに、飾らないキャラクターと端正なルックスが話題となり人気に火が付いたYouTuber。兄・中町JPさんとのチャンネル「中町兄妹」の登録者数は60万人を超えている。<コトバ>部門でも「すいましぇん」がランクイン。
3位:なにわ男子/関西ジャニーズJr.(16.2%)
メンバーの西畑大吾さんが4月からの連続ドラマ「コタローは1人暮らし」へ出演し、道枝駿佑さんが初の単独主演舞台「Romeo and Juliet-ロミオとジュリエット-」を成功させるなど、個人としても活躍中。7月より全国アリーナツアーも開催予定。
【コト篇(TOP3)】
1位:『うっせぇわ』Ado(30.5%)
18歳の歌い手「Ado」さんのデビュー曲。リリース後、自身のYouTubeチャンネルで公開した同曲はすぐさま話題となり、「歌ってみた」「踊ってみた」動画投稿やTikTok動画などで多くのユーザーに拡散された。
2位:呪術廻戦(27.6%)
週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画。2020年10月から放送が開始されたアニメも高い注目を浴びており、作品の中で登場する人気キャラクターが「イケボすぎる」とSNS上で話題に。今冬には劇場版の公開も予定されているなど、更なるヒットが期待される。
3位:映画『花束みたいな恋をした』(22.8%)
<ヒト>部門でもランクインした「菅田将暉」さんと「有村架純」さんがダブル主演を務めた恋愛映画。「カップルで見に行かないほうがいい」という意見がTwitter上で多数見受けられるほど、リアルな世界観が描かれており、そのリアルさがティーンの間でも話題を呼んだ。
【モノ篇(TOP3)】
1位:推しグラス(33.4%)
自分の好きなアイドルやアーティストなどの「推し」の名前が大きく書かれたグラスのこと。SNSにグラスをアップすることで「推し」を応援出来て、家で「推し活」が楽しめることから、ティーンを中心に話題となった。
2位:地球グミ(28.5%)
韓国のASMR系YouTuberがこぞって紹介し、日本でも多くのYouTuberやTikTokerの発信によりブーム到来。見た目のインパクトが強く、パッケージに大陸の柄が描かれ、真っ青な色と不思議な食感が人気。
3位:綾鷹カフェの抹茶ラテ(20.1%)
日本コカ・コーラの緑茶ブランドである「綾鷹」が出した抹茶ラテ。クセになる深い味わいと甘みが話題となり売り切れ続出。SNS上でも「手に入らない」といった多くのコメントが投稿されており、人気で品薄状態から現在は一時出荷停止となっている。(2021年6月3日時点)
【コトバ篇(TOP3)】
1位:はにゃ?(37.0%)
ものまねタレントとして活躍する「丸山礼」さんが、自身のYouTube企画内のJK美術部部長「井上千晶」を演じる際によく口にする言葉。とぼける時や何か疑問を持った際に使う言葉。
2位:勝たんしか〇〇(36.6%)
過去にもランクインした「○○しか勝たん」(◯◯“最高”という意味)と同じ意味で、そのアレンジバージョン。◯◯には自分の好きなアイドルやタレント、俳優、食べ物などの名前が入る。(例)勝たんしか○○だよね(◯◯が1番だよね、最高だよね)
3位:おはようでやんす(32.8%)
人気YouTuber「ウチら3姉妹」のメンバー「とうあ」がTikTok配信の中で、ハイテンションで連呼した言葉。
友達に会った時の挨拶からSNS上のハッシュタグとしても使われている。またTikTokを中心に「おはようでやんすゲーム」というリズムゲームが派生し、ティーンの間で話題となった。
※ トップ10をはじめ、ランキングの詳細はサイトで公開中!
https://teenslab.mynavi.jp/column/2021kamihankitrend/https://teenslab.mynavi.jp/column/trendranking2
- 概要
調査方法:『マイナビティーンズ』メンバー169名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が4つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員に複数選択式アンケートを実施
回答数:13〜19歳の女性778名 【複数選択式】
調査期間:2021年5月17日(月)~5月31日(月)
- 『マイナビティーンズラボ』とは?
「マイナビティーンズラボ」は、ティーン向けプロモーション事例やティーンの最新トレンド、約7,500人のJKメンバーで自主調査したリサーチデータなど、ティーンプロモーションをお考えの皆様に役立つ情報発信を行う10代マーケティングの総合情報サイトです。(URL:https://teenslab.mynavi.jp/)
なお、「ティーンが選ぶトレンドランキング」は2015年から行い、今年で7年目です。