J.シュトラウスII世作曲『こうもり』チケット発売開始 | 注目のキャスティング、看守フロッシュ役に 森公美子!初心者にも最適な、台詞「日本語」& 歌唱「ドイツ語」にて上演 

公益財団法人東京二期会のプレスリリース

公益財団法人東京二期会は、2021年11月25日(木)から28日(日)の期間、日生劇場にて、J.シュトラウスⅡ世作曲のオペレッタ『こうもり』を上演いたします。これに伴い、7月3日(土)からチケットの一般発売を開始いたします。ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携により2017年に東京二期会がジャパン・プレミエを行った人気演目の再演で、今年9月『魔笛』(宮本亞門演出)に続いて「二期会名作オペラ祭」と銘打ち、最上のS席を12,000円という破格でご提供いたします。

東京二期会2017年11月公演より(写真:三枝近志)東京二期会2017年11月公演より(写真:三枝近志)

指揮 川瀬賢太郎 ©︎Yoshinori Kurosawa 指揮 川瀬賢太郎 ©︎Yoshinori Kurosawa

演出 アンドレアス・ホモキ ©︎Frank Blaser演出 アンドレアス・ホモキ ©︎Frank Blaser

フロッシュ役 森公美子フロッシュ役 森公美子

演出は、チューリッヒ歌劇場総裁で世界的に著名なアンドレアス・ホモキ。印象に残る大きなシャンデリア、シックな木製家具やソファ、そしてエレガントな衣裳などオーセンティックな舞台美術でありながら、ステージ上の展開は、現代的でスタイリッシュ。クラシックとモダンが見事に融合した名プロダクションです。

指揮は、名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者で、人気、実力とも若手筆頭株の川瀬賢太郎。今回が東京二期会初登場となります。

出演者は、ファルケ役の宮本益光・加耒徹、ロザリンデ役の幸田浩子・木下美穂子など、東京二期会を代表する人気スター歌手が集結。そして、『こうもり』の楽しみのひとつでもあり、キャスティングに注目の集まる看守フロッシュ役には、タレントで歌手の森公美子の出演が決定。現在は帝国劇場『レ・ミゼラブル』にマダム・テナルディエ役で出演中の森は、今回が東京二期会オペラ初出演となります。

また、今回のプロダクションでは、台詞は日本語、歌は原語[ドイツ語]で上演いたします。台詞部分では、字幕を見る必要がなく舞台に集中していただけるため、オペレッタならではの芝居の妙を細部までご堪能いただけます。2017年上演時も好評をいただいたこのスタイルなら、ストーリーは理解しやすく、かつオリジナルの音楽の魅力も失われません。最高のオペレッタ体験を保証いたします。

『こうもり』は、ウィンナ・オペレッタの黄金時代に誕生したJ.シュトラウスⅡ世作曲による最高傑作です。爛熟を極める19世紀ウィーンの光と影を今に伝えており、ワルツやポルカにのって紡がれるその美しく華やかな音楽は、現代においてますます人々の心を魅了してやみません。

この機会に、ぜひオペレッタの名作『こうもり』をお楽しみください。
 

  • 指揮 川瀬賢太郎

指揮 川瀬賢太郎 ©︎Yoshinori Kurosawa 指揮 川瀬賢太郎 ©︎Yoshinori Kurosawa

指揮 川瀬賢太郎 Kentaro Kawase

1984年東京生まれ。
私立八王子高等学校芸術コースを経て、2007年東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻(指揮)を卒業。これまでに指揮を広上淳一、汐澤安彦、チョン・ミョンフンなどの各氏に師事。2006年10月に行われた東京国際音楽コンクール<指揮>において2位(最高位)に入賞。その後、各地のオーケストラから次々に招きを受ける。2011年4月には名古屋フィルハーモニー交響楽団指揮者に就任。2014年4月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者に就任。卓越したプログラミングを躍動感あふれる演奏で聴衆に届けている。
オペラにおいても、細川俊夫作曲『班女』、モーツァルト作曲『魔笛』、ヴェルディ作曲『アイーダ』などを指揮、目覚ましい活躍を遂げている。今年は2021グランドオペラフェスティバル in Japan『魔笛』高崎、札幌公演を指揮予定。
現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢常任客演指揮者、三重県いなべ市親善大使。2015年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、第64回神奈川文化賞未来賞、2016年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞など各賞を受賞。東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師。
 

  • 演出 アンドレアス・ホモキ

演出 アンドレアス・ホモキ ©︎Frank Blaser演出 アンドレアス・ホモキ ©︎Frank Blaser

演出 アンドレアス・ホモキ  Andreas Homoki

ドイツで、ハンガリー人の音楽一家に生まれる。1992年演出家デビューを飾った『影のない女』で、フランス批評家賞受賞。
2002年コーミッシェ・オーパー・ベルリン首席演出家に就任し、04年から12年まで同劇場総監督。その間『売られた花嫁』『エフゲニー・オネーギン』『マハゴニー市の興亡』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『利口な女狐の物語』等の他、『ハムレット』(クリスチャン・ヨスト作曲)の世界初演も手がけた。また、バイエルン州立歌劇場『ロミオとジュリエット』『三文オペラ』、新国立劇場『フィガロの結婚』『西部の娘』、ザクセン州立歌劇場『トゥーランドット』『椿姫』等主要歌劇場で国際的に高い評価を得る。
12年よりチューリッヒ歌劇場総裁を務め、同歌劇場で『さまよえるオランダ人』(ミラノ・スカラ座、ノルウェー国立歌劇場との共同制作)、『ムツェンスク群のマクベス夫人』『フィデリオ』『ジュリエッタ』『ローエングリン』(ウィーン国立歌劇場との共同制作)、『ヴォツェック』『清教徒』『微笑みの国』『運命の力』『ナブッコ』等を演出。東京二期会とは08年共同制作公演『ばらの騎士』、10年同『ラ・ボエーム』を演出。1999年よりベルリン芸術アカデミー会員。
 

  • フロッシュ 森公美子

フロッシュ役 森公美子フロッシュ役 森公美子

森 公美子 Kumiko Mori

昭和音楽短期大学を卒業、二期会オペラスタジオに入学。
一方、イタリアミラノに留学音楽修行を重ね、1982年、『修道女アンジェリカ』でオペラデビュー。翌年東宝ミュージカル『ナイン』に出演、85年ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』に出演し注目を集める。以後、定評ある歌唱力と魅力的なキャラクターでTV、舞台、コンサートと活動中。
2000年より『天使にラブラブ』『魔女にラブラブ』、現在は『カモナ・マイ・ドリーム』バージョンでコンサート活動中。
 その他、主な舞台作品は『ビッグ・レディース・クラブ』『イーストウイックの魔女たち』『ベガ-ズオペラ』『Xday』(地球ゴージャス)『BLUES IN THE NIGHT』主演(11年)『海盗セブン』(地球ゴージャス)『ウィズ』『レ・ミゼラブル』(1997年から出演。
『Endless SHOCK』『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』(主演、デロリス・ヴァン・カルティエ役2014年初演、15年【第四十回菊田一夫演劇賞】受賞)『GHOST』『レベッカ』、20年3月『星の大地に降る涙』(地球ゴージャス二十五周年祝祭公演)20年8月『ザ・ミュージカルコンサート』帝国劇場公演出演、20年10月『オレたち応援屋!! OnStage』、21年3月、4月『GHOST』シアタークリエ公演・名古屋、大阪公演、21年5月より『レ・ミゼラブル』帝国劇場公演、全国ツアー公演出演中。

 

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