人気ファンタジー時代小説「しゃばけ」シリーズ20周年記念企画 第1巻を歌舞伎俳優 中村隼人の朗読で本日配信開始!

株式会社新潮社のプレスリリース

世界最大級のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazon オーディオブックAudible(以下、オーディブル)、松竹株式会社(以下、松竹)と株式会社新潮社(以下、新潮社)は、畠中恵さん著の人気ファンタジー時代小説「しゃばけ」シリーズの第1巻が歌舞伎俳優の中村隼人丈の朗読で、本日7月26日(月)よりオーディブルで配信が開始されることをお知らせします。
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B096SD7YYN

 三社は今年6月に、累計900万部を販売した人気ファンタジー時代小説「しゃばけ」シリーズの20周年を記念し、シリーズ各巻を総勢18名の歌舞伎俳優の朗読でオーディオブック化し、オーディブルでの独占配信を発表しました。その第一弾として、中村隼人丈の朗読する第1巻が本日より配信されます。朗読に際し、中村隼人丈は以下のように述べています。

 「『しゃばけ』には人間や妖(あやかし)など、複数のキャラクターが登場します。たくさんの役を声だけで演じ分けることの難しさを感じながらも、歌舞伎での経験を活かせる点も多くあったので、楽しんで収録をすることができました。聴いていただけると嬉しいです。」

・中村隼人丈からのメッセージ
 

 

第1~6巻は以下の歌舞伎俳優の朗読で制作・配信いたします。

 

・第1巻『しゃばけ』
朗読:中村隼人
配信開始日: 7月26日9時
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B096SD7YYN
 
・第2巻『ぬしさまへ』
朗読:上村吉太朗
配信開始日:8月27日9時
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B096SG9H54

・第3巻『ねこのばば』
朗読:市川弘太郎
配信開始日:9月24日9時
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B096SFP1J7

・第4巻『おまけのこ』
朗読:市川笑野
配信開始日:10月29日9時
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B096SFZNK3

・第5巻『うそうそ』
朗読:中村かなめ
配信開始日:11月26日9時
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B096SH2HZT

・第6巻『ちんぷんかん』
朗読:中村鶴松
配信開始日:12月24日9時
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B096SGXJZG

■「しゃばけ」シリーズ概要
 「しゃばけ」シリーズは2001年第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作品として単行本化された後、ほぼ1年に1作のペースでシリーズ化され、ファンブック『新・しゃばけ読本』もベストセラーとなった大人気ファンタジー時代小説です。

 2016年には、5巻以上の複数巻で文庫を刊行している、もっとも優秀な大衆シリーズ文学作品と、その作家に贈呈される第1回吉川英治文庫賞も受賞。サイン会開催時には親子3代にわたるファンも来場するほど、すべての世代から愛されています。

 今年は20周年のアニバーサリーイヤー。6月24日には文庫最新刊『てんげんつう』、7月19日に単行本最新刊『もういちど』、7月8日にコミカライズ最新刊『しゃばけ』が発売。さらに12月には大人気『えどさがし』に続くスピンオフ作『しゃばけ外伝第2弾(仮)』が発売予定です。

 
【原作者プロフィール】
畠中恵(はたけなか・めぐみ)
高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。また2016(平成28)年、「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞する。他に「まんまこと」シリーズ、「若様組」シリーズ、『つくもがみ貸します』『アコギなのかリッパなのか』『ちょちょら』『けさくしゃ』『うずら大名』『まことの華姫』『わが殿』『猫君』『あしたの華姫』『いわいごと』などの作品がある。また、エッセイ集に『つくも神さん、お茶ください』がある。

 

【オーディブル版「しゃばけ」シリーズ】
詳細URL:https://www.audible.co.jp/shabake20210609
製作:Audible Studios
演出:齋藤雅文
構成:立石恭子
音響:内藤博司(松竹ショウビズスタジオ)
制作:松竹 開発企画部

【朗読出演者プロフィール】

・第1巻『しゃばけ』:中村隼人(なかむら・はやと)
1993年生まれ。2002年2月歌舞伎座『寺子屋』の松王丸一子小太郎で初代中村隼人を名のり初舞台。スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』のサンジなどを好演、『新版 オグリ』、新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』でダブル主演を果たす。10年7月「歌舞伎のみかた」の解説と『身替座禅』の腰元小枝で、11年6月「歌舞伎のみかた」の解説と『義経千本桜』四の切の駿河次郎で、13年3月『隅田川花御所染』の吉田松若丸で、同年6月「歌舞伎のみかた」の解説と『紅葉狩』の侍女野菊で、14年3月『菅原伝授手習鑑』車引の桜丸で、17年6月「歌舞伎のみかた」の解説と『毛抜』の秦秀太郎で国立劇場奨励賞。

・第2巻『ぬしさまへ』:上村吉太朗(かみむら・きちたろう)
2001年生まれ。07年5月第三回「みよし会」『傾城阿波の鳴門』どんどろ大師の巡礼お鶴で上村吉太朗を名のり初舞台。09年片岡我當の部屋子となる。11年5月、13年4月十三夜会賞奨励賞。19年6月『神霊矢口渡』の傾城うてなで国立劇場奨励賞。

・第3巻『ねこのばば』:市川弘太郎(いちかわ・こうたろう)
1983年生まれ。93年8月国立劇場〈市川右近の会〉『勧進帳』の太刀持で三浦弘太郎の名で初舞台。95年7月市川猿之助(現・猿翁)の部屋子となり、歌舞伎座『小猿七之助』の日吉丸で市川弘太郎を名のる。2013年1月大阪松竹座『毛抜』の八剣数馬ほかで名題昇進。

・第4巻『おまけのこ』:市川笑野(いちかわ・えみの)
1979年生まれ。97年市川猿之助(現・猿翁)に入門し歌舞伎座『夏祭』の仲居、『當世流小栗判官』の腰元、同行の僧ほかで市川笑野を名のり初舞台。2013年1月大阪松竹座『義経千本桜』四の切の腰元紅葉などで名題昇進。16年ラスベガスでの新作歌舞伎『獅子王』に出演。

・第5巻『うそうそ』:中村かなめ(なかむら・かなめ)
1976年生まれ。4月国立劇場『夏祭浪花鑑』の捕手ほかで能美雅一の名で初舞台。01年、中村扇雀に入門。15年4月歌舞伎座『廓文章』の太鼓持四郎八ほかで初代中村かなめを名のり名題昇進。17年新作歌舞伎「氷艶 hyoen2017『破沙羅』」や18年松竹大歌舞伎近松座訪露公演に参加。

・第6巻『ちんぷんかん』:中村鶴松(なかむら・つるまつ)
1995年生まれ。2000年5月歌舞伎座『源氏物語』の竹麻呂で清水大希の名で初舞台。05年中村勘三郎の部屋子となり二代目中村鶴松を名のる。18年2月博多座『鰯賣戀曳網』の傾城錦木ほかで名題昇進。同年、平成中村座スペイン公演に出演。テレビ、映画等多岐にわたり活躍。

Audible(オーディブル)について
いつでもどこでも気軽にコンテンツを耳で楽しむことができる、世界最大級のオーディオエンターテインメントサービスです。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる約40万もの豊富なオーディオブックや、ニュースからお笑いまでバラエティあふれるプレミアムなポッドキャストを提供しています。再生速度の変更やスマホでのオフライン再生はもちろん、Amazon EchoやAlexa搭載デバイスにも対応。
現在、世界10ヶ国でサービスを展開。オリジナルコンテンツ制作を手掛けるなど、オーディオエンターテイメントの先駆者として可能性に挑戦し続けています。
URL:https://www.audible.co.jp

松竹について
松竹株式会社は、「日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する/時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする」をミッションとして掲げ、1895年の創業以来、映画・演劇・不動産事業を中心に展開してきました。近年では、各事業部門の更なる活性化を図り、これまで培ったノウハウや自社のアセットを活用し、新たなエンタテインメントの開発に取り組んでいます。
URL(松竹):https://www.shochiku.co.jp/
URL(松竹 開発企画部):https://planning-development.shochiku.co.jp/

新潮社について
創業120年を越え、新潮文庫、新潮新書、バンチコミックスなどの各レーベル、週刊誌や文芸誌などの定期刊行物ほか、様々なジャンルの単行本を刊行している総合出版社です。
URL:https://www.shinchosha.co.jp/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。