命の選別(出生前診断)は本当に人の道から外れることなのかーー The Stone Ageブライアント『あの怪物の名は太陽の塔』上演迫る! カンフェティにてチケット発売中!

ロングランプランニング株式会社のプレスリリース

The Stone Ageブライアント 第7回公演『あの怪物の名は太陽の塔』が2021年10月27日 (水) ~ 10月31日 (日)にサンモールスタジオ(東京都新宿区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中

公式ホームページ
https://stoneage.yamagomori.com
 

 

~命の選別(出生前診断)は本当に人の道から外れることなのか~

1970年代前半の大阪。季節は秋。舞台は大阪北部の山のふもとにある展望所。
近くには親と離れて暮らす重度知的障害者の施設があり、展望所は職員の憩いの場になっている。見渡すと開発が進む千里ニュータウンの街並みの中、大阪万博の象徴だった太陽の塔が一際大きく見えるー。

今公演の物語は半世紀前を舞台に、今につながる命の選別の始まりとなった「不幸な子供の生まれない運動」を推進する者と拒む者を通して、不幸を乗り越えようとする“それぞれの善意の行方”を描きます。

【企画意図】
かつて約50年前に兵庫県が推進していた「不幸な子供の生まれない運動」(1966年~1974年)に興味を持ったことが今回の創作のキッカケになりました。

「不幸な子供の生まれない運動」とは、妊婦の出生前診断を奨励し、羊水検査でダウン症候群など染色体異常の可能性のある胎児を見つけることを推進し、結果的に中絶を容認する政策です。しかし、この運動は後年、人権団体や障害者団体の抗議によって、1974年に廃止されました。

こうした政策があったことに驚きとまたそれを阻んだ事実を知り、まだ記憶に新しい相模原障害者殺傷事件の犯人が残した“意思疎通ができない障害者は生きていても仕方がない”との言葉が浮かび、“人の善意”を描きたいと強く思うようになりました。

今の時代につながる生まれてきて欲しい生命と、そうでない生命を区別する命の選別が半世紀も前から行政の政策としてあった事実を元に、「不幸な子供の生まれない運動」を推し進める行政側の思いと拒む者たちを通して、不幸を乗り越えようとする“それぞれの善意の行方”を追求する物語に挑戦します。
 

■ 団体概要
【The Stone Age】

The Stone Age は大阪シナリオ学校卒業生たちで1998年旗揚げ。

以降、本公演やプロデュース公演、イベント・学校公演などを経て、2010年より、東京を拠点とした鮒田直也の作・演出でお送りする「The Stone Ageブライアント」と大阪を拠点とした朝田大輝の作・演出でお送りする「The Stone Ageヘンドリックス」で活動中。
<劇団員>
鮒田直也…主宰。The Stone Age ブライアント作・演出。
緒方晋…役者。2012年王子小劇場で最優秀助演男優賞受賞。
2017年関西現代演劇俳優賞受賞
中井正樹…役者。人工大理石屋「フューチャーストーン」の石屋職人。
坂本顕…役者。元大阪・交野市市会議員。
アサダタイキ…The Stone Age ヘンドリックス作・演出。
閑社明子…制作。元大阪・千日前トリイホール勤務。

<劇団としての主な実績>
03年 E-1グランプリ(下北沢・本多劇場)全国大会3位。
05年 インディペンデントシアター#5「極」(大阪・インディペンデントシアター)
観客投票1位。
06年 北野演劇祭(新神戸オリエンタル劇場)で最優秀脚本賞


【The Stone Age ブライアント】

鮒田直也(The Stone Age)の作・演出による東京でのプロデュース集団。
日々溜め込んだ切実な人間のマグマを描きたい。
行き止まりの今日から、明日へと突破する人間を描きたい。
そんな“マグマ演劇”を追求しています。

【鮒田直也】
大阪シナリオ学校でシナリオを学ぶ。
1998年8月、大阪でThe Stone Ageを旗揚げ。主宰・作/演出。
一見奇妙に見える場所設定(球場の外野席、ショッカーのアジト、四次元の女学校、山の頂上にある見世物小屋、この世とあの世の境目など)の一幕劇が得意です。

作風は異世界が舞台のオモロ儚い作品から、最近は現実社会を舞台にした緊張感ある作品へと変化中。

■ 出演者

浅季愉女美 / 綾田將一 / 石松千明 / 梅田脩平(オフィスMORIMOTO/ステージタイガー) / 大田康太郎(B.LET’S) / 末廣和也 / 橋本亜紀(ドリーヴス)

■スタッフ

舞台監督: 野口清和 / 舞台美術: 濱田真輝 / 照明: 長澤宏朗 / 音響: 香田泉(零’s Record) / 演出助手: サカイリユリカ(戯曲本舗) / 宣伝美術: 朝田大輝(The Stone Age) / 映像撮影: 吉田高尾 / 写真撮影: 小杉朋子 / 制作: 四方田直樹(Sky Theater PROJECT)、沼尾麻水、閑社明子(The Stone Age) / 協力: サンモールスタジオ、オフィ、MORIMOTO、ステージタイガー、B.LET’S、ドリーヴス、零’s Record、戯曲本舗、Sky Theater PROJECT / 企画・製作: The Stone Age
 

■ タイムテーブル
2021年10月

27日(水) 19:00

28日(木) 19:00

29日(金) 14:00/19:00

30日(土) 13:00/18:00

31日(日) 14:00


※開場は、開演の30分前

※上演時間:約1時間30分予定
※未就学児童のご入場はお断りしています。
※新型コロナウィルス感染症予防対策のため、客席を減らして上演いたします。
 ご観劇の際、マスクの着用・検温・消毒のご協力をお願いいたします。
 体調がすぐれないお客様はご来場をお控えくださいますようお願いいたします。
 

■ チケット料金
一般:4,000円
学生:2,000円(小~専門学校、大学生・要学生証提示)
1, 000円割引!4,000円 → カンフェティ席3, 000円!
(指定席引換券・税込)
 
【指定席引換券】
※当日、開演の30分前より受付にて座席指定券とお引き換え致します。
 連席をご用意できない場合がございます。予めご了承ください。

■ 映像配信
10月28日(金)14時の回を撮影・編集した映像を後日配信いたします。
配信開始時間……11月1日(月)19時
アーカイブ期間…11月13日(日)23時59分まで(アーカイブ期間中は何度でもご覧いただけます)
配信視聴料金……2500円
配信プラットフォーム…ツイキャス プレミア配信
https://twitcasting.tv/g:108984268040894948185/shopcart/101793

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