株式会社STARBASEのプレスリリース
Nujabesと共に「Lamp」や「let go」などの名曲を世に残したharuka nakamuraにより、没後11年の時を経てトリビュートアルバム「Nujabes PRAY Reflections」が完成。
■作品情報
haruka nakamura / Nujabes PRAY Reflections
品番 : HPD19
発売日 : 2021/12/4
フォーマット : CD/DIGITAL
定価 : 3000円(税別)
レーベル:Hydeout Productions
各種配信サービス:https://lnk.to/Nujabes_PRAYR
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1.Another Reflection
2.Horizon
3.Waltz of Reflection Eternal
4.flowers
5.kumomi
6.Feather
7.latitude
8.Light on the land
9.Final View
10.World’s end Rhapsody
11.Reflection Eternal
12.Let me go
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Nujabesと共に「Lamp」や「let go」などの名曲を世に残したharuka nakamuraにより、没後11年の時を経てトリビュートアルバム「Nujabes PRAY Reflections」が完成。
Nujabesが紡いだ旋律を辿り、祈りにも似たharuka nakamuraのピアノが物語の続きを奏でる。
音楽家・Nujabesが旅立って10年が経った2020年2月26日。
渋谷スクランブル交差点には彼を追悼する映像が全てのスクリーンに映し出され、「Reflection Eternal」など彼の音楽が鳴り響いた。映し出された映像はharuka nakamuraと共作した「Lamp」のMVだった。
そして2021年。
長い時が過ぎても、Nujabesの音楽を希求する世界中のリスナーは増え続けている。
激動の世となった中、今も引き継がれているNujabesのレーベル・Hydeout Productionsから
「時が止まったままの10年を進めて欲しい」と、没後10年の節目となるトリビュートアルバムの依頼を受けたharuka nakamura。
まずは夏に「Reflection Eternal」のMVと7インチ・レコードをリリースし大きな反響を呼んだ。
その企画の集大成として、アルバム「Nujabes PRAY Reflections」をリリース。
Nujabesが紡いだ美しい旋律をharuka nakamuraがピアノやギターを基調に新たな解釈で演奏。二人の音楽が融合し、新たな地平線へと昇華された作品となった。
Final View、Horizon、flowers、Another ReflectionなどNujabesの代表曲やReflection Eternalのワルツ・バージョン、let goのモチーフから生まれたピアノソロなど今作でしか聴くことの出来ない、リスナーにとっては感動的な楽曲が並ぶ。
ゲスト・ミュージシャンには田辺玄(orbe)がNujabesの遺品であるフルートやエレキギターを使用し演奏。maika(baobab)が、フィドルや歌などでフォークロアなサウンドを提供しアルバムの世界観を深めている。
ジャケットはHydeout Productions「2nd collection」を担当した画家・Cheryl D.McClureに新作の提供を依頼。
Nujabesが愛した鎌倉の海岸線のような、印象的な装丁に仕上がっている。
また、レアなケースとなるnakamura本人による全曲解説の制作ノートを記したライナーノーツ・ブックレットも封入。写真はMVも撮影したカメラマン・TKC。
デザインは気鋭のデザイナー・suzuki takahisaが担当。これまでのNujabes作品スタイルを丁寧にオマージュし、装丁を完成させた。
音楽は時間を旅している。
Nujabesが紡いだ美しいメロディー。
その旋律を辿り、祈りにも似たharuka nakamuraのピアノが物語の続きを奏でる。
これはいわゆるカバー・アルバムではなく、Nujabesのメロディーから想起されたharuka nakamuraの新たな音楽。
リフレクションしていく心象風景。
そこには今という時を越えた祈りが流れている。
僕らはいつまでも
そこにある美しいもののなかに
彼の存在を確かめることができる。
あなたは花
あなたは川
あなたは虹なのだから
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Nujabes
現代の音楽業界全体の流れとは裏腹に、宣伝活動を行わず純粋に音= 作品のリリースのみでリスナーから大きな支持を獲得した稀有のインディペンデントレーベル「hydeout productions」主宰。 ジャズやヒップホップをベースにした美しくメロウなトラックで、世界中から絶大な支持を得る。
30 数枚の12″ Single のリリースを経て2003 年にファースト・アルバム”metaphorical music” をリリース。揺るぎなき音楽的根幹であり、自らその音楽性、精神性、アティテュード、実験性など全てに影響を受けたと語る70 年代~80年代のJazz を中心にブラックミュージック全般に深い音楽的造詣/ ルーツを持つ彼のサウンドは、Hip Hop というループミュージックの魅力/ 可能性を最大限に引き出し表現している。
2004 年3 月のパリコレクションにてコムデギャルソン・ジュンヤワタナベ音楽ディレクター、フジテレビ「サムライチャンプルー」(監督は「カウボーイビーバップ」や「アニマトリックス」で知られる渡辺 信一郎氏)のサウンド制作、Sonar Sound Tokyo 出演等を経て、2005 年11 月にセカンド・アルバム”modal soul” を発表。07 年11 月には”first collection” 以来4 年半ぶりのレーベルコレクションアルバム”2nd collection” をリリース。08 年に入り、Nujabes自身が影響を受けた音楽を集めたコンピ”Modal Soul Classics By Nujabes” を発表。
2010 年2 月26 日、交通事故により逝去。享年36 歳。
haruka Nakamura
音楽家 青森出身 最新作は初のミュート・ピアノソロアルバム 「スティルライフ」 ソロ名義の他、様々なユニットで多数オリジナルアルバムを発表。東京・カテドラル聖マリア大聖堂、広島・世界平和記念聖堂、野崎島・野首天主堂を始めとする、多くの重要文化財にて演奏会を開催。 近年は、杉本博司「江之浦測候所」のオープニング特別映像、国立新美術館「カルティエ 時の結晶」安藤忠雄「次世代へ告ぐ」などの音楽を担当。 京都・清水寺成就院よりピアノ演奏をライブ配信。 東京スカイツリー、池袋サンシャインなどのプラネタリウム劇伴音楽を担当。(ナレーションは池松壮亮)早稲田大学交響楽団と大隈記念講堂にて自作曲でオーケストラ共演。 Nujabesをはじめとする多くのアーティストとのコラボレーションを行い、翻訳家・柴田元幸との朗読セッション(ライブアルバムを発表)や、画家ミロコマチコとのライブペインティング・シリーズも敢行中。evam evaとのアルバム「星ひとつのぼりて」BEAU PAYSAGEとの限定500本ワイン「ラ・モンターニュ」牛窓・御茶屋跡との「風の歌」などコラボレーション作品を多数制作。MV作品においては川内倫子や、奥山由之などの写真家や、本人が担当。CM音楽ではカロリーメイト、ポカリスエット、AC公共広告機構、CITIZENなどを手掛ける。