日本映画放送のプレスリリース
時代劇専門チャンネルの大人気オリジナル時代劇シリーズ最新作「三屋清左衛門残日録 新たなしあわせ」(原作:藤沢周平 主演:北大路欣也)のメインビジュアルと予告篇が完成いたしましたので、3月14日(土)よる7時からのテレビ初放送に先駆けて発表いたします。
藤沢周平の傑作連作長篇を原作とした本シリーズは、2016年から時代劇専門チャンネルがBSフジとのタッグにより、「登場篇」「完結篇」「三十年ぶりの再会」と3作品をドラマ化。いずれもお客様に好評を博してきました。第4作となる本作では、テレビ局、新聞社や出版社など19社からなる『時代劇パートナーズ』として制作に取り組み、北大路欣也演じる清左衛門とその息子・娘とのエピソードを中心に“家族”をテーマとした新たな物語を展開いたします。主演の北大路欣也をはじめ、共演には麻生祐未、伊東四朗などお馴染みのキャストに加え、美村里江や三田佳子、小林稔侍ら日本を代表する豪華俳優陣が集結しました。
現代の日本社会にも通じるテーマを描き出す、新たな「三屋清左衛門残日録」を、ぜひ放送にてお楽しみください。
■北大路欣也コメント
第1作から約5年間、共演者、そしてスタッフの方々に支えられ、ともに成長しながら清左衛門を演じてきました。シリーズとしてご支持をいただき、こうしてまた新しい作品を撮影できることをとても幸せに思います。
清左衛門は僕にとって、理想的で憧れの存在です。隠居の身として慎ましい暮らしを送りながら、決して人への思いやりも忘れない。第4作目となる本作は、そんな清左衛門の魅力がすべて盛り込まれています。
現場では、時代劇という感覚ではなく、清左衛門も“今を生きている”という感覚で演じさせていただきました。
“家族”の姿を描く、現代にも通じるストーリーを、ぜひ幅広い年代の方々に楽しんでいただけると嬉しいです。
【あらすじ】
隠居の日々を、趣味の川釣りと道場通いに費やす清左衛門。ある日、釣りから帰ると、嫁に出した娘の奈津が子連れで訪れていた。久しぶりに孫の顔を見て喜ぶ清左衛門だったが、奈津の様子に些か気掛かりを感じるのだった。
そうした折、親友の町奉行・佐伯熊太から、先代藩主の側室だったおうめが、父親知れずの子を身ごもったと聞く。かつて藩の奥を仕切っていた滝野がそのことに立腹しているため、怒りをなだめてほしいと頼まれるが、事情を調べていくうち、かねてより清左衛門を疎ましく思っている朝田家老が関わっていると分かり…。
また清左衛門は、奈津が夫のことで憂慮を抱えていると知る。親心からその真偽を確かめようと動き出したが、そこにもまた朝田一派の影がちらついて…。
不穏な空気が漂う中、我が子の幼き頃を想い、己を顧みる清左衛門。欅の老木に自らを重ねて思うこととは…。
「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ―」
【作品概要】
原作:藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊)
『静かな木』(新潮文庫『静かな木』所収)
出演:北大路欣也
優香 美村里江 金田明夫 / 三田佳子 / 小林稔侍 麻生祐未 伊東四朗
監督:山下智彦
脚本:いずみ玲
音楽:栗山和樹
企画・プロデュース:宮川朋之(時代劇専門チャンネル)
プロデューサー:秋永全徳(時代劇専門チャンネル) 目黒正之(東映)井元隆佑(東映)
制作:「三屋清左衛門残日録 新たなしあわせ」時代劇パートナーズ
時代劇専門チャンネル BSフジ 関西テレビ放送 朝日新聞 読売新聞 中日新聞 毎日新聞 産経新聞
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文藝春秋 リイド社 ぴあ カルチュア・エンタテインメント クオラス
放送情報:3月14日(土)よる7時 時代劇専門チャンネルにて放送