「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチームのプレスリリース
- 訪問先レポート
『家族の絆が希薄になればなるほど、詐欺の被害者が増えていきます。』
登壇した杉対策監はまず、「”特殊詐欺”という犯罪が横行している背景としては、世の中で家族間の交流や団らんが無くなってきており、突然掛かってきた電話の相手が本当に自分の子供や孫か分からないほどに、”家族の絆”が希薄になっていることが挙げられます。」と訴えました。
続けて、近年の特殊詐欺の手法について、「特殊詐欺の手口は色々と変遷しており、最初は”オレオレ詐欺”が横行していたものの、そこから”還付金等詐欺“や、”キャッシュカード詐欺盗“というように、巧妙に形を変えながら相手を騙そうとしています。そしてその手法は、時代の流れに合わせて更に進化してくるだろうと考えています。」と言及しました。
最後に杉対策監は、「老後の為に貯めていた財産を、まんまと騙され、一瞬のうちに失ってしまう、そんな悲劇は決して起こしてはなりません。その為に、私達はSOS47(ストップ・オレオレ詐欺47)という芸能人の有志によるプロジェクトチームをつくり、日本全国にお伺いして、親世代から若者世代に至るまで幅広く特殊詐欺への注意喚起を行っています。企業関係者の皆様におかれても、特殊詐欺について理解を深めていただき、自社の従業員とその家族が特殊詐欺の被害に遭うことがないように、いま一度注意して頂きたいと思います。」と、来場者に向けて想いを込めて訴えかけました。
- 実施概要
■催事名
日本経済団体連合会 幹事会
■実施日
2020年2月18日(火)
■実施会場
経団連会館 国際会議場
■主催
日本経済団体連合会
■実施者
「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(SOS47)
警察庁 特別防犯対策監 杉 良太郎 氏