文化庁のプレスリリース
文化財の活用を促進することを目的として、映画『カツベン!』と文化庁がタイアップ!(左から宮田文化庁長官、亀岡文部科学副大臣、周防監督、木幡福島市長 、懸田旧広瀬座事業実行委員長)
- メインロケ地となった旧広瀬座で『カツベン!』を凱旋上映!
文化庁は、文化財の活用を促進することを目的として映画「カツベン!」とタイアップを行っています。この一環として、12/12(木)にロケ地となった福島市・旧広瀬座にてタイアップイベントを開催しました。その名も【旧広瀬座の旧広瀬座による旧広瀬座のための“芝居小屋シネマ”「旧広瀬座×カツベン!」】!
当日は、周防監督を招いてのオープニングトークや試写会が行われ、会場は大いに盛り上がりました!
オープニングトークには周防正行監督、宮田文化庁長官、木幡福島市長が登壇
- 会場は『カツベン!』の世界そのもの
イベントでは、当時の芝居小屋を再現するためどてら姿の観客約100名が集結。芝居小屋にかかせない甘味の販売なども行われ、会場はまるで大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に!
会場は『カツベン!』の世界そのもの
劇中にも登場する、舞台裏から
- 文化財を活用することの意義。「生きつづける 文化財」
劇中では、成田凌さん演じる主人公が働く映画館・靑木館として登場する旧広瀬座。もともと芝居小屋として明治20年につくられた建物で、戦後には映画の上映も行われていました。平成10年には国の重要文化財に指定されています。
会場となった福島市の旧広瀬座。国の重要文化財に指定されている
旧広瀬座(外観)
周防監督は「こういった場所が残されているのは、映画人にとってありがたいこと。この空間と、エキストラの皆様の協力のおかげで、成田さんのカツベンが素晴らしいものになった。感謝しています。」と思いを述べました。
旧広瀬座での撮影の思い出を語る周防監督
宮田文化庁長官は「人々が大切に残してきた文化財だからできることがある。」と述べ、文化財を保存し、活用することの意義を語りました。
旧広瀬座の美しさに感動した宮田文化庁長官。「ここでオーケストラの演奏をやっては?」と提案も
『カツベン!』では、旧広瀬座のほかにも岐阜県の白雲座や鳳凰座など、様々な場所で撮影が行われました。文化財の活用により生まれた『カツベン!』の世界をぜひお楽しみください!
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【イベント概要】
旧広瀬座の旧広瀬座による旧広瀬座のための“芝居小屋シネマ”「旧広瀬座×カツベン!」
日程:令和元年12月12日(木)14:00開始
場所:福島市民家園「旧広瀬座」(福島県福島市上名倉大石前)
主催:旧広瀬座事業実行委員会、福島市
概要:
・オープニングセレモニー
・主催者あいさつ(木幡福島市長)
・来賓あいさつ(亀岡文部科学副大臣)
・周防正行監督×宮田文化庁長官×木幡福島市長によるオープニングトーク
・フォトセッション
・映画「カツベン!」試写
詳細:https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1422663.html
『カツベン!』公式サイト:https://www.katsuben.jp/