楽天グループ株式会社のプレスリリース
楽天グループ株式会社(以下「楽天」)は、運営するオンライン書店「楽天ブックス」、電子書籍ストア「楽天Kobo電子書籍ストア」、定額制の音楽聴き放題サービス「Rakuten Music」、動画配信サービス「Rakuten TV」を対象に集計した「2022年 エンタメ上半期ランキング」を本日発表しました。
・「楽天ブックス」2022年 上半期総合ランキング
「週刊少年ジャンプ」の名作コミック『ONE PIECE』の102巻が上半期ランキングで総合1位に!そのほか、Snow Manやなにわ男子など、ジャニーズ事務所所属アーティストの作品がランキングを席巻
・「楽天ブックス」2022年 上半期BL・ブロマンス映像作品ランキング
「BL」・「ブロマンス」関連の映像作品の売り上げが、2021年から2022年の1年で約1.5倍に拡大(注)。実写ドラマ化した、凪良 ゆうの「BL」作品『美しい彼』がランキング1位を獲得
・「楽天Kobo電子書籍ストア」2022年 上半期ランキング
『呪術廻戦』、『東京卍リベンジャーズ』など大ヒットコミックが不動の人気。新たに、『SPY×FAMILY』や『その着せ替え人形は恋をする』など、映像化をきっかけに原作コミックの人気が急上昇
・「Rakuten Music」2022年 上半期ランキング
Aimerの『残響散歌』が「Rakuten Music」の総合ランキングで1位に。アニメの主題歌が1位を獲得するのは2019年より「Rakuten Music」が上半期・年間ランキングを発表し始めて以来初
・「Rakuten TV」2022年 上半期ランキング
中国発の「ブロマンス」時代劇『山河令』が1位にランクイン!タイ発の「BL」ドラマも引き続きランキングを占拠
(注)2021年1月1日(金)から2021年5月31日(月)と2022年1月1日(土)から2022年5月31日(火)までの期間のBL・ブロマンス映像作品の販売データを比較。
各ランキングの詳細は以下の通りです。
■「楽天ブックス」2022年 上半期総合ランキング
・集計期間: 2022年1月1日(土) ~ 2022年5月31日(火)
・集計方法: 「楽天ブックス」での販売数をもとに集計(予約販売を含む)
・「楽天ブックス」2022年 上半期総合ランキングURL: https://books.rakuten.co.jp/event/firsthalf-ranking/
「楽天ブックス」上半期ランキングで総合1位となったのは、「週刊少年ジャンプ」の名作コミック『ONE PIECE』の102巻でした。『ONE PIECE』は、物語がついに最終章に突入するということから話題を集めており、また、「楽天ブックス」の上半期総合ランキングにおいて、2013年から今年で10年連続トップ5にランクインしています。
2022年5月30日(月)に予約発売を開始した『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』(通常盤Blu-ray 初回プレス仕様)【Blu-ray】は、予約販売開始後2日間の売上のみで、3位にランクインしました。さらに、Snow Manの作品は、トップ10のうち3作品(2位、7位、8位)となり、人気の高まりがうかがえます。2位の『ブラザービート』は、Snow Man全員が主演を務めたことで話題の映画『おそ松さん』の主題歌でもあり、『ONE PIECE』に次いで上半期総合ランキング2位となりました。
■「楽天ブックス」2022年 上半期BL・ブロマンス映像作品ランキング
・集計期間: 2022年1月1日(土) ~ 2022年5月31日(火)
・集計方法: 「楽天ブックス」のDVD/ブルーレイカテゴリー「BL」・「ブロマンス」関連商品の販売数をもとに集計
・「楽天ブックス」2022年 上半期BL・ブロマンス映像作品ランキングURL: https://books.rakuten.co.jp/event/firsthalf-ranking/?junle_id=9
・「楽天ブックス」BL・ブロマンス特集URL: https://books.rakuten.co.jp/event/dvd-blu-ray/store/blbr/
近年の「BL」(ボーイズラブ)・「ブロマンス」(ブラザーとロマンスの造語で男性同士の熱い友情を描いたもの)作品の人気の高まりを受け、「楽天ブックス」で、「BL」・「ブロマンス」関連の映像作品の売り上げが、2021年から2022年の1年で約1.5倍に拡大しました。2022年の上半期BL・ブロマンス映像作品ランキングでは、俳優の萩原 利久とFANTASTICS from EXILE TRIBEの八木 勇征がダブル主演で実写ドラマ化した、「本屋大賞2020」受賞作家である凪良 ゆうの「BL」作品『美しい彼』が1位となりました。次いで、2020年にタイで放送された人気ドラマ『2gether』と、そのドラマの続編で10位にランクインした『Still 2gether』を再編集し、オリジナルストーリーを加えた映画化作品『2gether THE MOVIE』が2位となりました。
トップ10には、タイ、中国、韓国などのアジア圏の作品が半数ランクインしました。また、中国の「ブロマンス」作品では、昨年から人気の高い『陳情令』(7位)とともに、今年日本に上陸した話題の『山河令』が6位にランクインしました。
■「楽天Kobo電子書籍ストア」2022年 上半期ランキング
・集計期間: 2022年1月1日(土) ~ 2022年5月31日(火)
・集計方法: 「楽天Kobo電子書籍ストア」での販売数をもとにシリーズごとに集計 ※雑誌を除く
2021年の年間ランキングに引き続き、1位と2位に『呪術廻戦』と『東京卍リベンジャーズ』がランクインしました。『呪術廻戦』は、2020年にアニメ化、2021年には映画が公開されたことで引き続き話題を集めています。同様に、2021年にアニメ化と映画化を行いヒットした『東京卍リベンジャーズ』が、継続して高い人気を集めました。
また、3位の『SPY×FAMILY』や7位の『その着せ替え人形は恋をする』は、コミック発売時から人気を集めていましたが、それぞれ2022年4月、2022年1月のアニメ化によってさらに人気が加速しました。映像化によって注目を集め、原作コミックの人気が加速する傾向が続いています。
■「Rakuten Music」2022年 上半期ランキング
・集計期間: 2022年1月1日(土) ~ 2022年5月31日(火)
・集計方法: 「Rakuten Music」での楽曲ごとの再生ユニークユーザー数を集計
・「Rakuten Music」2022年 上半期総合ランキングURL: https://r10.to/hM6Sow
「Rakuten Music」2022年上半期ランキングでは、YOASOBIやOfficial髭男dism、あいみょんといった実力派アーティスト達がトップ10入りするなか、Aimer、マカロニえんぴつといったこれまでのランキングとは違った顔ぶれが並びました。
堂々の1位に輝いたのは、Aimerの『残響散歌』でした。『残響散歌』は2021年12月から2022年2月放送のTVアニメ「『鬼滅の刃』遊郭編」のオープニングテーマとして、原作の世界観そのままに力強く歌い上げられた一曲です。アニメの主題歌が1位を獲得するのは、2019年より「Rakuten Music」が上半期・年間ランキングを発表し始めて以来初となり、ここ数年のアニメ人気の高まりがうかがえます。
2位と3位には、優里の楽曲がランクインしました。2位にランクインした『ベテルギウス』はTVドラマ「SUPER RICH」の主題歌としても話題になりました。昨年の年間ランキングに続きランクインとなった『ドライフラワー』は、SNSを中心に根強い人気を集め、ロングヒット中となっています。また、6位には、今年1月にメジャー1stフルアルバムをリリースしたマカロニえんぴつの『なんでもないよ、』がランクインし、10代・20代のZ世代を中心とした人気ぶりに今後も期待が高まります。
■「Rakuten TV」2022年 上半期ランキング
・集計期間: 2022年1月1日(土) ~ 2022年5月31日(火)
・集計方法: 「Rakuten TV」での売り上げ金額をもとに集計(ライブ配信作品を除く)
「Rakuten TV」上半期ランキングでは、タイ・韓国・台湾・中国発のアジアコンテンツがトップ10を占め、うち5作品がタイ「BL」ドラマという結果となりました。2021年の年間総合ランキングでもタイドラマを中心にアジアの「BL」コンテンツがランクインしており、継続した人気がうかがえます。
今回1位となった中国ドラマ『山河令』は、2021年の上半期ランキングで1位となったドラマ『陳情令』と同じく、男性同士の熱い友情を描いた「ブロマンス」と「時代劇」を掛け合わせた作品で、2022年3月の配信開始から飛躍的に視聴者数を伸ばしています。『山河令』は、電子書籍版が「楽天ブックス」の上半期 BL・ブロマンス映像作品ランキングにおいても6位にランクインしています。ドラマ版では電子書籍版を一部改変したストーリー展開となっているため、電子書籍とドラマそれぞれで楽しむことができます。さらに、10位にランクインしたアニメ『魔道祖師Q(字幕版)』は、『陳情令』の原作であるアニメ『魔道祖師』に登場するキャラクターを2~4頭身にデザインし、かわいらしい印象のキャラクターに変換したショートアニメ作品です。派生作品もトップ10入りするほど「ブロマンス時代劇」というジャンルが新たに注目を集めていることがわかります。
また、今回2位となった韓国「BL」ドラマ『冬すぎて桜』は「Rakuten TV」にて2022年2月より独占先行配信を行った結果、視聴者数を大きく伸ばす結果となりました。2021年の上半期ランキングおよび年間総合ランキングでもトップ10に入っていなかった韓国「BL」が今回2位と8位にランクインし、今後の韓国「BL」作品への期待が高まります。
※本お知らせに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。
以 上