株式会社KADOKAWAのプレスリリース
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、『1と0と加藤シゲアキ』(文・編:加藤シゲアキ、KADOKAWA刊、2022年9月30日発売予定)のカバーデザインを発表します。また、本書の創作競作企画に、恩田陸氏、最果タヒ氏、珠川こおり氏、深緑野分氏が参加しました。さらに、本書の電子書籍化が決定したほか、加藤氏の作家生活10周年を記念して、既刊著作の電子書籍配信先も拡大します。
【特設サイト】https://kadobun.jp/special/kato-shigeaki/
【公式Twitter アカウント】@Kato_books_KDKW(https://twitter.com/Kato_books_KDKW)
ブックデザインを担当したのは、祖父江慎+コズフィッシュ。「未来の本」をコンセプトに加藤氏と話し合いを重ねた末に完成した、随所にこだわりのつまった特別な造本です。
また、編集長である加藤氏たっての希望で、「渋谷と○○」をテーマとした創作競作企画に、恩田陸氏、最果タヒ氏、珠川こおり氏、深緑野分氏が参加しました。すでに発表された中村文則氏、羽田圭介氏、堀本裕樹氏、又吉直樹氏を加えて、総勢8名が小説・詩・俳句を寄稿する充実した企画となりました。
『1と0と加藤シゲアキ』は電子書籍版も9月30日に配信開始予定。『ピンクとグレー』『閃光スクランブル』『Burn.-バーン-』『傘をもたない蟻たちは』(いずれも加藤シゲアキ著・角川文庫刊)の電子書籍版についても、9月2日より配信ストアを順次拡大します。さまざまな形で加藤シゲアキ作品をお読みください。
- 単行本『1と0と加藤シゲアキ』について
◆収録内容
・競作「渋谷と○○」 恩田陸、最果タヒ、珠川こおり、中村文則、羽田圭介、深緑野分、堀本裕樹、又吉直樹 ←NEW
・対談 白石和彌、前川知大、又吉直樹
・インタビュー&対談再録
・戯曲「染、色」
・小説「渋谷と一と〇と」
・脚本「渋谷と1と0と」
・ショートフィルム『渋谷と1と0と』撮影現場レポート
・10年の作家生活を振り返る2.5万字超ロングインタビュー
・《1と0と》撮り下ろしグラビア
・『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する全著作ガイド
・作家とアイドルの境界線を紐解く、ライブパフォーマンス解説
・書店店頭から10年を見届けてきた書店員座談会
and more…
◆書誌情報
作品名:1と0と加藤シゲアキ
文・編:加藤シゲアキ
発売日:2022年9月30日(金)予定(電子書籍同日発売予定)
仕 様:上製単行本
ページ数:416ページ
定 価:1,980円(本体1,800円+税)
発 行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322112000476/
- ショートフィルム『渋谷と1と0と』について
◆あらすじ
渋谷の街をさまよいながら、次作の構想を練る小説家。おしぼりやタオルなどをクリーニング・レンタルする小さなリネンサプライ会社で働く男。ふたりの男の世界はやがて、ひとつの物語へとつながってゆく――。
◆映画情報
配信予定:2022年秋
監督・脚本・主演:加藤シゲアキ
原作:「渋谷と一と〇と」加藤シゲアキ(『1と0と加藤シゲアキ』所収 KADOKAWA)
制作:AOI Pro.
企画:KADOKAWA
- 著者紹介
加藤シゲアキ(かとう しげあき)
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。NEWS のメンバーとして活動しながら、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降『閃光スクランブル』、『Burn.-バーン-』、『傘をもたない蟻たちは』、『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』 とヒット作を生み出し続け、20年3月には初のエッセイ集『できることならスティードで』を刊行。20年刊行の『オルタネート』で、21年に第164回直木三十五賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、第18回本屋大賞第8位、第8回高校生直木賞受賞。アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。