2022台湾映画上映&トークイベント第7回『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』構成と展開のおもしろさに絶讃の声!

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターのプレスリリース

2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の”いま”に繋がってきたのか、そして”いま”何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベンシリーズ2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の”いま”〜革新と継承〜」。第7回はある無差別殺人を通して罪とは何か?を問うサスペンス『アシュラ/阿修羅(原題:該死的阿修羅)』を上映しました。

本作は数々の受賞歴を誇る樓一安(ロウ・イーアン)監督の最新作で、来年のアメリカのアカデミー賞外国語映画賞に台湾代表としてエントリーされました。教育、ネット社会、格差、マスコミの功罪など様々な社会問題を通してなぜこの事件が起きたのか、そして人の心に隠れている阿修羅…考えされられることの多い作品のため好みが分かれるかも知れないと思いましたが、アンケートに回答して下さった方のほとんどが気に入って下さったようでした。(以下、アンケート回答の抜粋)

「わかりやすい切り口だと油断してるとストーリーが進むにつれ「えっ!?なに!?と脳内のHDの処理が追いつかなくなってくる展開にどんどんひきこまれていった」
「状況によって誰の中にも現れうる阿修羅の姿を俳優たちが魅力的にかつ自然に演じてとてもおもしろかった」
「予想を裏切る内容がとても面白く、物事を多角的に見る監督の視点がとても良い」
「多面的で重層的な社会や人間関係がしっかり描かれていた」
「展開についていけかなったが解説を聞いて納得。面白かった」
「本当に面白かった。大好きな莫子儀がこの映画でも素晴らしい演技で魅力的」
「面白かった!もう一回、観たい」
「テンポよく物語が進み、どんどん引き込まれていった」

また、複雑にからまる人間関係や、三章構造などに戸惑う要素があるため、トークではその部分を丁寧にお話ししたところ、皆さんの理解に役立ったようでした。

(以下、アンケート回答の抜粋)

「最終章で、ん?となってしまったがアフタートークで詳細がを知り納得出来た」
「3部構成が分かりにくかったが、アフタートークの解説で理解できた」
「監督や出演俳優についての解説が非常にありがたい」
「疑問点が解消されたので良かった」
「かゆいところに手が届いた丁寧な解説」
「毎回、映画の背景や俳優についてじっくり解説してくれるので有り難い」
「映画を見たあとに調べようと思うことを全部教えてくれ、映画や映画にまつわる背景までがわかり本当に贅沢で勉強になる」
「俳優やスタッフの情報が盛りだくさんで毎回聞くのが楽しみ」
 

また、監督から届いたムービーメッセージとアフタートークは、どなたでもご覧いただけるように、10月31日までアーカイブ配信しています。
 

樓一安(ロウ・イーアン)監督メッセージ
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=49c3bc46828e8c937424a77065c5d716
アフタートーク
hhttps://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=7ac0100436b20b87fb444b46ac28789f

今年度の台湾映画上映&トークイベントはこれにて終了となります。
様々なジャンルの映画から台湾を知ってもらうだけでなく、世界に共通する問題や現状を考える機会になったことも収穫のひとつになったのではないかと存じます。
本上映会へのご支援について心よりお礼申し上げます。

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