YHIAISM株式会社のプレスリリース
YHIAISM株式会社(東京都港区 CEO 泉志谷忠和)は、一般社団法人日本文化創造研究所が主催する、日本の伝統文化とクラシック音楽の融和を探求する『いろはにほへとプロジェクト』 文化庁補助対象事業『いろはにほへと弦楽四重歌曲集』初演公演(日時:2022年8月14日(日) 於 ヤマハホール)の映像配信開始をお知らせします。
いろはにほへと弦楽四重歌曲集 初演公演 撮影 平舘平
◆ 公式サイト https://www.jccr.or.jp/iroha
◆ 映像配信サイト https://vimeo.com/ondemand/iroha
※予告編にて、アンコール曲 一部無料公開中
日本の伝承遊び(おにごっこ、かくれんぼ、はないちもんめ、だるまさんがころんだ等)を用いた弦楽四重奏とメゾソプラノによる新曲歌曲集を、国内屈指の音楽家 メゾソプラノ山下裕賀氏、ヴァイオリニスト石上真由子氏、ヴァイオリニスト對馬佳祐氏、ヴィオリスト安達真理氏、チェリスト富岡廉太郎氏が初演。
この度、多数のお問い合わせ頂いた本公演の映像配信を、期間限定で下記概要にて実施いたします。
◆ 映像配信期間:2022年10月26日(水)〜10月31日(月)
◆ 価格:
購入 2,000円
レンタル(1週間)980円
※全てVimeo内での視聴となります。
◆ 購入先:https://vimeo.com/ondemand/iroha
いろはにほへと弦楽四重歌曲集 初演公演 撮影 平舘平
◆ メッセージ
『自分とは、生命とは、この世界とは何か。自然科学や、東洋思想、西洋哲学、文化芸術においても、永遠の題材であり、問いでもある。それらを解き明かそうと、人類は長い歴史の中で考えを巡らせてきた。その答えを求める時、言葉だけでは不完全である。人の声を祖とする言葉は、その音を伴い、はじめて心が花ひらく。本公演では、子供心に眠る「伝承遊び」の追憶を、詩とし、楽譜とし、演奏を経た音楽とすることで、探求の旅路を作品とした。音楽と言葉を伴う歌曲の世界、そして、今日の演奏者でしか生まれ得ない音楽をお楽しみください。』泉志谷忠和(プロデュース)
『本詩を書くにあたって、あらゆる「声」に耳を傾けることからはじめた。先ずは、幼少期の自分の声。響く感情、風や夕暮れの音、木々や川のささやき、野生動物の瞳が放つ心……。あらゆるものと同化しては、そこにある「声」を日本語に置き換える営みを繰り返した。そのうち、何の「声」を聞いているのか、わからなくなってきた。ふと、これは「素粒子の声」ではないかと思い至った。そのまま本詩の題名とした。ある日、嵐山の竹林を歩き、言葉の置き換えをしていたら、とある人から「竹の花」の話を聞いた。およそ100年に一度咲き、竹林の全てを枯らすという。「最後は竹の花が咲く。」公演前に言えることはその程度でしょう。』川宮史紀仁(詩)
『「言霊」という言葉がある。言葉は大きな力を持つ。それは幻想ではなく日常の中、対話の中に常として存在する。「わらべうた」とはその言葉の強烈な意志が、世へ歌として現れたモノだ。この意志は祝福か、それとも呪いかーー。日本人の内に古来より宿り、受け継がれてきた「わらべうた」の世界に、川宮史紀仁が新たな詩を紡ぎ、それらを元に完成した曲が「いろはにほへと弦楽四重歌曲集」だ。編成は私の「声」である弦楽四重奏、そしてメゾ・ソプラノによる。日本の誇る超一流の演奏者達による「土」の饗宴をお愉しみ頂ければ幸いである。』松﨑国生(作曲)
いろはにほへと弦楽四重歌曲集 初演公演 撮影 平舘平
◆公演概要
『いろはにほへと弦楽四重歌曲集』
日本の伝承遊びより
詩:川宮史紀仁
作曲:松﨑国生
序曲
第一曲「こども心とおとな心」
第二曲「この世について」
第三曲「生きるとはなにか?」
第四曲「死とはなにか?」
第五曲「わたしとはなにか?」
アンコール曲 「4つの日本民謡の主題によるパスティーシュ〜無伴奏ヴァイオリンの為の〜」
作曲 松﨑国生 演奏 石上真由子
第二曲「この世について」抜粋
・公演日 2022年8月14日(日)
・開場時間 14:30 開演時間 15:00
・会場 ヤマハホール
・出演
山下裕賀(メゾソプラノ)
石上真由子 對馬佳祐(ヴァイオリン)
安達真理(ヴィオラ)
富岡廉太郎(チェロ)
・プロデュース 泉志谷忠和
・企画・運営 YHIAISM株式会社
・後援 文化・芸術三田会
・協賛 Missinglink Project
・主催 一般社団法人日本文化創造研究所