株式会社 大泉工場のプレスリリース
株式会社大泉工場(本社:埼玉県川口市、代表取締役:大泉寛太郎)が運営する現代版寺子屋「JUKUBOX」https://oks-jukubox.com/ は、演劇プロデュース集団である「シアターカンパニー・ カクシンハン」https://kakushinhan.org/とコラボレーションし、シェイクスピア演劇を通して、「生きる智慧」を紐解く体験型イベントを12月3日(土)にて弊社本社敷地であるOKS_CAMPUSにて開催します。
自然と調和したwell-beingを探究する、ココロ踊る学び場 【JUKUBOX】 と劇場を飛び出し様々な場所で “シェイクスピア熱” を現代に届ける 【シアターカンパニー・ カクシンハン】 による、新しい人間探究イベントです。
本イベントで取り上げるのは「シェイクスピア演劇」。
一見自分とは程遠い世界の話だと思ってしまいがちなシェイクスピア作品ですが、実は、リアルな人間模様が徹底的に描かれています。 だからこそ、シェイクスピアは現代社会における人間理解に役立つと考えています。本イベントでは、450年以上前のイギリスで生まれたシェイクスピア作品が今現在も世界各国で親しまれている理由を紐解いていきます。
「演劇」には、自分の身体と心、創造力を使った「コミュニケーションのコツ」がたくさん詰まっています。時代が変われど、2000年以上前から現在にも続いている究極の人間探究であるPLAY(劇) の魅力に「トークセッション+観劇」の2部制で迫っていきます。
シェイクスピア演劇を通して、一緒に「生きる智慧」を紐解いていきませんか?
- 開催に込めた想い
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、演劇や音楽などの公演の中止や延期が全国で相次ぎ、中には資金が絶たれ、活動の継続が難しくなっている劇団もでてきています。※
「シアターカンパニー・カクシンハン」にもその影響が及び、新型コロナウィルス感染拡大がはじまった2020年からの約3年間で大きな公演が3度中止となりました。今年7月に予定していた「シン・タイタス」の公演では、残すところ、劇場通し稽古をするのみという段階の「公演初日2日前」に全公演の中止を決断せざるを得ない状況に陥りました。
人間の心について、時空を超え問い続ける演劇。社会に豊かさをもたらす演劇や文化芸術こそ、現代(いま)、私たちにとって必要なのではないでしょうか。
当社では、厳しい状況にある演劇業界を盛り上げるべく、「シアターカンパニー・ カクシンハン」とタッグを組み、新しい表現の場の創出に取り組んでいきます。観劇の舞台となるのは、かつて鋳物工場として使用していた工場建屋(WAREHOUSE)。開放感ある場での観劇を実現し、コロナ禍における新しい表現の場を提供していきます。
※NHK WEB「劇団の危機 公演中止 資金絶たれ活動断念も」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200323/k10012346001000.html
- 【前編パート:JUKUBOXオリジナル トークセッション 】
タイトル:『夏の夜の夢』のヤバい話 ~恋と、浮気草と、妖精と、お芝居と~
シェイクスピア研究家であり、書籍出版やTwitterで大活躍の批評家・北村紗衣(きたむらさえ)さんをお招きし、【シアターカンパニー・ カクシンハン】主宰・演出家の木村龍之介(きむらりゅうのすけ)さん、俳優の岩崎MARK雄大(いわさきまーくゆうだい)さんと一緒に『夏の夜の夢』について入り口から深い話まで、参加者と共に語り合うトークセッションです。
若者たちの恋と妖精たちを描く『夏の夜の夢』は、一見すると華やかでファンタジーな世界。しかし、実は実体験満載のスパーリアリスティックな恋愛模様が描かれています。作品のあらすじ・見どころを紹介し、シェイクスピアの楽しみ方を「整えた」上で、さらに深い魅力について掘り下げていきます。
<出演者プロフィール>
北村紗衣
イギリス文学者、批評家。武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。
東京大学卒業後、キングズ・カレッジ・ロンドンにて博士号取得。主な研究分野はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。テレビ番組「マツコの知らない世界」出演やTwitterでの発信などメディア、SNSでも注目を集める。
主な著書は『不真面目な批評家、文学・文化の英語をマジメに語る ―シェイクスピアはなぜ「儲かる」のか?―』2020年4月『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ― ジェンダー・フェミニズム批評入門』 ―2022など
Twitter:https://twitter.com/Cristoforou
木村龍之介
演出家 / 演劇をつくり、届ける人 / カクシンハン代表
東京大学で英米文学を専攻し、シェイクスピアを研究。シェイクスピアシアター、蜷川カンパニー、文学座附属演劇研究所などで俳優・演出を学び、劇団カクシンハンを立ち上げ、全作品を演出する。
2020年に劇団体制からプロデュースチームに移行し、国内外に向けて作品をつくると同時に、劇団という枠組みを超えて演劇の面白さを社会に届けるプロジェクト「カクシンハン・スタジオ」や「オンライン・シェイクスピア講座」など文化教育プログラムにも力を入れる。
外部作品では、『KING LEAR』『新作能 鷹姫』『ローマ帝国の三島由紀夫』を演出。2022年7月に新作『シン・タイタス』、11月にKURITA×KIMURA『リア王 スマホVSリア王』。
Twitter:https://twitter.com/ryunosuke_kimur
- 【後編パート:観劇体験】
タイトル:濃縮版『夏の夜の夢』
作:シェイクスピア / 翻訳:松岡和子 / 演出:木村龍之介
『夏の夜の夢』を見どころそのままに80 分にギュギュっと縮めてお届けします。
出演はこれからのシェイクスピアを担う俳優たち。飲食しながら観劇でき、倉庫での上演だからこそ叶う演出、若き俳優たちによるシェイクスピアへの挑戦。令和の時代に、まるでシェイクスピアの時代にタイムスリップしたような賑やかで、エネルギッシュな観劇を展開します。お子様から大人の方までお楽しみいただける内容です。
かつて鋳物工場だった倉庫跡地にて、飲食しながらの新しい観劇体験となります。劇場とは一味異なる観劇体験をお楽しみください。
<出演者>
猪狩綾、池田直広、石倉はるか、岩崎MARK雄大、牛膓侑志、下條樹、下村りさ子、竹内さやか、立原茉奈、根本啓司、橋本麻玲、日景眞、柳本璃音、山田祥平 他
- 開催概要
■ 開催場所
OKS_CAMPUS(埼玉県川口市領家 5-4-1)
・前編/トークセッション会場:OKS_CAMPUS 内 日本家屋(国登録有形文化財の木造和館)
・後編/観劇会場:OKS_CAMPUS 内 WAREHOUSE
■ 日時
2022 年 12 月 3日 (土)
11:00~12:00 前編/JUKUBOXオリジナル トークセッション
12:40~14:00 後編/観劇体験『夏の夜の夢』
※飲食しながらご参加いただけます。
■ チケット種別
【前編/トークセッション & 後編/観劇 チケット(1ドリンク付)】5,500円 (税込)
【後編/観劇チケット(1ドリンク付)】3,850円 (税込)
【学割チケット(前編/トークセッション&後編/観劇)】2,200円 (税込)
※受付にて学生証をご提示ください。
■予約ページ
https://19box-kakushinhan.peatix.com/view
- シアターカンパニー・ カクシンハンについて
2012年の発足以来、「現代を生きるわたしたちに届くシェイクスピア」をテーマに、シェイクスピアの魅力を伝える活動を続けている演劇プロデュース集団。これまでに大小合わせてのべ約350ステージで作品を発表。加えてワークショップの開催や俳優養成所の発足など、若手の育成にも力を注いでいる。近年は劇場を飛び出して初めての方に演劇を届ける活動も精力的に取り組んでいる。
HP:https://kakushinhan.org/
Twitter:https://twitter.com/kakushinhan
- JUKUBOXについて
コンセプト:「自然と調和したwell-beingを探究する、ココロ踊る学び場」
築80年 国登録有形文化財の日本家屋でひらく、現代版寺子屋プロジェクト。
一人ひとりの好奇心を大切に、学びを循環させていくコミュニティです。
国登録有形文化財 日本家屋
メインの教室となるのは、およそ80年前に建立された日本家屋。大泉工場初代社長の9人の子供の生活空間として活用していたもので、 現在は洋館と共に国登録有形文化財に指定されています。三間続きの和室が特徴的な平屋作りの建物です。 奥行きのある廊下、書院障子、掃き出し窓など、古き良き味わいが感じることができます。
- 大泉工場について
社名:株式会社大泉工場
本社所在地:埼玉県川口市領家5-4-1
代表取締役:大泉寛太郎
設立:1938年3月(1917年3月創業)
資本金:20,000,000円
事業内容: FUTURE FUN FOOD(ポップコーンマシン・材料およびオーガニック商材の販売)・Goodnature(コールドプレスジュースマシン販売、修理)・KOMBUCHA(_SHIP KOMBUCHA製造・販売)・1110 CAFE / BAKERY・大泉工場NISHIAZABU・CAMPUS(スペースレンタル、JUKUBOX、(ARTISAN)FARMERS MARKET KAWAGUCHI)
HP:http://www.oks-j.com/