株式会社光文社のプレスリリース
- 『百万本のバラ物語』(光文社)の刊行を記念して、歌手の加藤登紀子さんのサイン会を開催します
ラトビアで悲しい子守歌として生まれ、ロシア語のラブソングに翻訳されたのちに、ソ連で大ヒットした「百万本のバラ」。加藤登紀子が日本語訳で40年近く歌い続けるこの歌は、国境を超えて、人の心をつなぐ歌としての運命を生きています。
「百万本のバラ」を作った人たちの運命、どこかでこの歌をうたっているはずの人の今――果てしない世界の放浪者のように、とぼとぼと、したたかに生き続けているこの歌を改めて見つめてみると、そこには大きな歴史に翻弄されようとも、なんとか生きてきた一人一人の物語がありました。
ロシアとウクライナをはじめとする周辺国、そして加藤登紀子が生まれた満州(中国東北部)のハルビン……そこに生きる人、そこを追われた人たちとの出会いを、1本ずつバラを束ねていくように、自身の歌と人生とともにつづった一冊です。
【サイン会概要】
日程 2023年1月29日(日)
時間 14:00~ ※参加整理券番号によって集合時間が異なります
会場 紀伊國屋書店 新宿本店9階 イベントスペース
- 【参加方法】
◆店頭配布◆
紀伊國屋書店 新宿本店2階文学書売場にて、対象書籍『百万本のバラ物語』をご購入のうえ、レジにて整理券をお受け取りください。
◆電話予約◆
紀伊國屋書店 新宿本店・2階文学書売場、直通電話番号でご予約が可能です。
TEL:03-3354-5702(営業時間 10:30~20:30)
ご予約のお客様は、12月20日(火)~イベント当日集合時間までに、2階レジカウンターにて対象書籍『百万本のバラ物語』をご購入のうえ、整理券をお受け取りください。
詳細は紀伊國屋書店のHPをご確認ください。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1671008095/
- 【プロフィール】
加藤登紀子(かとう ときこ) 1943年、中国東北部ハルビン市に生まれる。1965年、第2回日本アマチュアシャンソンコンクールで優勝し、歌手デビュー。翌年に「赤い風船」で日本レコード大賞新人賞、1969年に「ひとり寝の子守唄」で、1971年に「知床旅情」で日本レコード大賞歌唱賞受賞。「愛のくらし」「百万本のバラ」「時には昔の話を」「難破船」などヒット曲多数。
1988年、1990年にカーネギーホールで公演するなど海外での活動も多く、現在も国内外で活発にコンサート活動を続けている。1983年に映画「居酒屋兆治」に女優として出演。1992年には宮崎駿監督作品「紅の豚」で声優としてマダム・ジーナを演じた。
著書に『青い月のバラード』『愛の讃歌』『運命の歌のジグソーパズル』『哲さんの声が聞こえる』など。
- 【書籍情報】
書名:百万本のバラ物語
著者:加藤登紀子
発売日:2022年12月21日
定価:1,760円(税込)