株式会社文化放送のプレスリリース
2月14日、文化放送は特番「好きをつなげる いとうあさこのDear 80s」を放送した。当時を知る世代はもちろん、リアルタイムでは知らない世代にも80年代音楽の魅力を新たに発見してもらい、好きな音楽の世界を広げてもらう、という目的でお届け。1日目は「男性アイドル」をテーマに、いとうあさこがパーソナリティーを務めた。いとうは当日、ハードスケジュールだったが、それを逆手にとったオープニングを計画していた。
いとうあさこ:「じつは私、火曜日というのは真っ昼間から生放送を汐留でやっておりまして。そのあといつもレギュラーの収録があって。で、この番組を『どうですか? やりますか?』と言っていただいたのが10日ぐらい前ですかね。
絶対やりたいじゃん! 80年代に10代を過ごしてきた、あさこちゃん52歳が。ただその前のレギュラーの収録が押すかもしれない、って言われたんです。19時から生放送だけど、18時半ぐらいまで前の仕事があるかもしれないと。さあどうしよう、間に合わない!
ただ80年代を愛する私とスタッフで作っているだけありますね! 『ザ・ベストテン』みたいに中継車からしゃべればいいんじゃないですか、って(提案された)。本当だ、と。ベストテン、生放送で地方にいらっしゃって、映画の撮影所とかから歌われる方もいっぱいいた。移動中の飛行機を空港に降ろして、新幹線を止めて……いまは絶対にないと思いますけどね!?
そういうの、中継っぽくていいじゃないの、って。で、クルマ用意してもらって、乗ってきたんですよ。でも……9分前に着いちゃいました(笑)。じゃあもうスタジオから、ということで(笑)。バタバタと入ってまいりました。まだ自分でも全容はわかっていないんですけど、聴いていらっしゃる、あなたと私で、80年代の『この曲よかったね!』を話し合いながら、どんどん曲をかけていこうじゃないかと。男性アイドル限定でね!」
番組内ではリスナーからリクエストされた80年代、男性アイドルの曲を次々とオンエア。多くのリクエストの中から、最初に選んだのは近藤真彦「ブルージーンズメモリー」だった。いとうはリスナーからのメッセージや曲をきっかけに、当時のことを振り返る。
いとう:「やっぱり、いとうあさこといえば80年代、青春というか初々しい時期を一緒に過ごした……というか、恋ですね。近藤真彦さんの曲から始めたいなと思って。マッチさんの曲のリクエスト、いっぱいあるんですよ!
マッチさんは『(3年B組)金八先生』の星野清で。あの頃はまだ、あの人を『星野清』だと思っていました。ドラマと現実の区別がまだついていない子でしたから。Twitter(実況ツイート)を見ていたら『出た、マッチ! 長ラン学ラン大混ラン!』。これマッチさんが主役のときの第7話のタイトルですね。襟を首が全部埋まるぐらい高くして、金八先生を含め5人ぐらいで、横並びでズンズンズンって歩いていたっていう、思い出のシーンですね。
私、幼稚園は共学だったんですけど、やっぱり小中高と女子校だったというのがね。殿方を自分の兄、いとこ、親とじいちゃんぐらい……身内しか知らなかった。『THE 男』っていうところ、あとあまり見たことない『不良』っていうところに魅力を感じてメロメロになりましたね。いま日本中で『(さよならなんて言えないよ)バカヤロー!』(「ブルージーンズメモリー」内のセリフ)って聞こえた家は、このラジオを聴いていると思います(笑)」
【オンエア曲リスト】
「Take On Me」/a-ha
「ブルージーンズメモリー」/近藤真彦
「約束」/渡辺徹
「涙のtake a chance 」/風見しんご
「パラダイス銀河」/光GENJI
「ラブ・シュプール」/田原俊彦
「とっておきの君」/竹本孝之
「E気持」/沖田浩之
「Zokkon命」/ シブがき隊
「モニカ」/吉川晃司
「デカメロン伝説」/少年隊
「ハイスクールララバイ」/イモ欽トリオ
リクエスト曲含む、この放送の模様はradikoのタイムフリー機能で1週間お聞き頂けます。
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