株式会社小学館のプレスリリース
監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き昭和の日本映画をフィルムで上映する本の街の名画座・神保町シアター。
3月11日(土)からは、国民的スター・石原裕次郎の相手役として数多くのヒット作を生み出し、日活黄金時代の立役者のひとりとなった女優・芦川いづみのデビュー70年を記念した特集上映です。
当館では2015年9月の初開催から実に5度目となる芦川いづみ特集上映ですが、彼女の清楚な美しさは多くのファンを魅了し、回を重ねるごとにさらに新たなファンを獲得しています。現役当時の活躍を知るシニア層から若い学生まで老若男女を問わず人気を集め、その関心の高さは引退から半世紀以上経っている女優に向けられているとはにわかに信じがたいものでした。
今回は、かつて上映し人気を博した作品は勿論ですが、前回2015年時の上映では白黒版での上映を余儀なくされた『知と愛の出発』のカラー復元版の劇場初上映を含む全20作を用意いたしました。
今なお色褪せることのない「芦川いづみ」の魅力に迫る作品の数々を、ぜひスクリーンでお楽しみください。
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特集上映
恋する女優 芦川いづみ
──デビュー70周年記念
2023年3月11日(土) ~ 4月14日(金)
神保町シアター
(千代田区神田神保町1-23 TEL03-5281-5132)
入場料金=一般1300円、シニア1100円、学生900円
神保町シアター ホームページ
http://jinbocho-theater.jp/
『恋する女優 芦川いづみ』特集上映ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/ashikawa5.html
同、作品紹介詳細ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/ashikawa5_list.html#movie01
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【主な上映作品】
東京の人 前後篇
監督=西河克己/昭和31(1956)年
共演=月丘夢路、左幸子、新珠三千代
陽のあたる坂道
監督=田坂具隆/昭和33(1958)年
共演=石原裕次郎、北原三枝、川地民夫
しろばんば
監督=滝沢英輔/昭和37(1962)年
共演=北林谷栄、渡辺美佐子、宇野重吉
しあわせはどこに
監督=西河克己/昭和31(1956)年
共演=葉山良二、二本柳寛、宍戸錠
完全な遊戯
監督=舛田利雄/昭和33(1958)年
共演=小林旭、葉山良二、岡田真澄
学生野郎と娘たち
監督=中平康/昭和35(1960)年
共演=長門裕之、中原早苗、清水まゆみ
青春怪談
監督=市川崑/昭和30(1955)年
共演=三橋達也、北原三枝、山村聰
あした晴れるか
監督=中平康/昭和35(1960)年
共演=石原裕次郎、渡辺美佐子、中原早苗
知と愛の出発 [カラー復元版]
監督=斎藤武市/昭和33(1958)年
共演=川地民夫、中原早苗、白木マリ
硝子のジョニー 野獣のように見えて
監督=蔵原惟繕/昭和37(1962)年
共演=宍戸錠、アイ・ジョージ、平田大三郎
真白き富士の嶺
監督=森永健次郎/昭和38(1963)年
共演=吉永小百合、浜田光夫、宮口精二
ほか、全20作品
【芦川いづみ・略歴】
1935年東京生まれ。松竹少女歌劇団付属・松竹音楽舞踊学校に所属していた53年、ファッションショーに出演していた姿を映画監督の川島雄三に見出され、同年『東京マダムと大阪夫人』で銀幕デビュー。55年、川島監督の勧めで日活に入社し、川島の代表作『洲崎パラダイス 赤信号』『幕末太陽傳』に出演。その美貌と清楚なイメージで、滝沢英輔監督や西河克己監督らが手掛ける文芸映画にヒロインとして数多く主演し、スター女優の地位を確立した。日本映画全盛の時代に100本を超える映画に出演するも、68年、結婚を機に女優を引退。以後、映画・テレビ等のメディアには一切登場していない。
◎全上映作品、および上映スケジュールは劇場ホームページでご確認ください。
また、昨今の事情により営業・上映の変更の可能性がございますので、その場合は劇場ホームページや劇場スタッフTwitter(https://twitter.com/jinbocho123)でお知らせいたします。