株式会社文化放送のプレスリリース
2023年1月4日(水)に放送した特別番組『M荘!一本場』の好評を受け、第2弾の放送が決定した『文化放送麻雀特番 「M荘!二本場」』。Mリーグリポーターの松本圭世アナウンサー、赤坂ドリブンズ所属の園田賢プロ、Mリーグ公式実況の松嶋桃プロ、渋谷ABEMAS所属の白鳥翔プロの4人が出演し、惜しくもレギュラーシーズンで敗退となった赤坂ドリブンズ所属の園田賢プロが常に明るくふるまっているインタビューの裏で悔しさをにじませた瞬間をMリーグリポーターの松本圭世アナウンサーことまつかよが伝え、園田が自身が感じていたことを語った。
-松本アナ「今まで見たことないくらい絶望的な顔」-
今シーズンの初めに自身がトップを取って以来、1度マイナス域に沈んでから浮上することのない苦しいシーズンを過ごしたドリブンズであったが、そんなドリブンズのシーズンを通して、Mリーグリポーターを務めた松本圭世アナウンサーが園田のインタビューで特に印象に残ったインタビューがあったという。
松本曰く、それは2月16日。1月30日の試合から、ドリブンズが出場する日には、1日1トップを掲げ、それを実践してきたドリブンズ。鈴木たろうプロが3着。園田が4着となった日だ。その日は、園田の顔が違ったという。「今まで見たことないくらい絶望的な顔で立ってたのをすごく覚えてて。結構ラスでもソノケンさんのインタビューって明るいじゃないですか?でも、その日のラスは本当にインタビュー勘弁してくれみたいな顔してた」
園田は、その時の出来事を次のように語った。「たしか、その時って自分の中でもぽきっと来たんですよね。10%なのか、20%なのか、30%なのか、それまでは結構現実的だったセミファイナルへの進出の可能性が、このラスで1%切ったなというレベルになっちゃったなって。しかも、結構トップ取れそうな感じだったんじゃないかな」(オーラス、南4局まで2着だった園田は、KONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まりプロへの満貫の放銃でラスへと着順がダウンした)
園田自身、セミファイナルへの進出という夢をあきらめた瞬間だったのだ。しかし、園田はインタビュー中は明るく気丈にふるまっていた。松本アナが、インタビュー前はわかりやすく落ち込んでいたと語ったが、あっけらかんと園田は「まぁいいんですよ。そこでは出しても。インタビューで出さなければいいですから。頑張ってるんですよ」と話す。園田の明るさにドリブンズサポーターは救われていたのではないだろうか。
白鳥は、また別の視点で園田の矜持を見たという。3月2日。KONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まりプロが四暗刻を和了った試合だ。「まりちゃんに四暗刻ツモられたときも、めちゃくちゃトップ欲しかったと思うの。終盤だから。その時に残り2局になった瞬間、南3局になった瞬間に賢ちゃんがすごいため息をついてたんですよ。うわぁやべぇみたいな。しかも、15000点差くらいだったのよ。(南2局で園田が白鳥に放銃し、トップの白鳥と15400点差)だから、なんとしてもまくらなきゃみたいな気持ちが伝わってくる。そういう本気さが伝わってくるのって、より選手として実感した瞬間が、そこだったんですよね。そしたら最後四暗刻で(笑)」と、白鳥がオチをつけると、園田も「すべてを茶番にしたよね(笑)」と笑いを誘った。
放送の模様は、radikoのタイムフリー機能で放送終了後、1週間お聞き頂けます。
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