大東市「メディア部」×ラジオ大阪がコラボ 中学生とラジオCM「通りゃんせ基金」制作

産経新聞社のプレスリリース

ラジオ大阪(大阪放送株式会社・産経新聞グループ)は、大東市が今年度から始めた公立中学校の休日部活動地域移行で生まれた文化部「メディア部」とコラボし、中学生の皆さんとラジオCM制作に取り組みます。制作するのは、視覚障がい者の方が安全に道路を横断できる「音の出る信号機」設置への寄付を募る「通りゃんせ基金」のコマーシャル。中学生の皆さんには、「民放ラジオのCM制作」という活動に能動的に取り組んでもらい、視覚障がい者の方々への理解を深め、多くのことを学び、経験して欲しいと期待しています。ラジオ大阪も、中学生の皆さんと募金活動を広報することで、1台でも多くの「音の出る信号機」設置に繋がればと願っています。

《大東市の「地域部活動」について》

大東市では、部活動の地域移行に早期に取り組むべく、モデル事業として、市内中学校の運動部として「剣道部」、文化部として「メディア部」を発足し、今年4月より休日の活動を開始しています。全国的に課題となっている部活動。少子化が続く中での部活動の継続をはじめ、競技経験のない教員による指導、休日も含めた指導など、教員にかかる負担が大きな問題となっています。そこで大東市では、国が推進する「部活動の地域移行」にいち早く対応し、地域で持続可能な環境の整備と子どもたちの体験機会を確保。学校の働き方改革を推進し、学校教育の質を向上させることを目指しています。

《「通りゃんせ基金」について》

ラジオ大阪では、目の不自由な方のために「音の出る信号機」を設置することを主な目的とする「通りゃんせ基金」への寄付を募る活動を1976年より継続しており、今年で48回を数えます。毎年11月1日から翌年1月31日まで実施するこの活動では、12月24、25日には24時間を通しての放送でも募金を呼び掛けます。この活動は、ニッポン放送をはじめ、全国11の放送局で実施しており、第47回の募金総額は、全国で86,413,880円となりました。これまでに近畿2府2県で、298基の「音の出る信号機」が設置されています。

《活動の予定について》

8月7日(月)、大東市「メディア部」がラジオ大阪を訪問

(1)生放送のスタジオやラジオ放送局内の見学

(2)授業「ラジオ・ラジオCMとは」 講師:ラジオ大阪スタッフ

(3)授業「視覚障がい者の世界を学ぶ」 講師:視覚障がい者の方

※以降、次回の出前授業まで、CMの台本作りに取り組む

9月3日(日)、大東市内にて、出前授業

(1)CM台本の仕上げ(ディレクターとディスカッション)

(2)授業「ラジオで伝わる話し方とは」 講師:ラジオ大阪アナウンサー

10月1日(日)、ラジオ大阪本社スタジオにてCM収録

※CMは、11月1日よりラジオ大阪でオンエア(予定)

※このほか、12月24、25日の『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』出演や、メイキング動画制作、動画CM制作、地域への募金の呼びかけなどの活動も検討しています。

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