マイルス・デイビス伝説のボックスセットをタワレコ限定復刻『コンプリート・ライヴ・アット・ザ・プラグド・ニッケル1965』

タワーレコード株式会社のプレスリリース

タワーレコードは、マイルス・デイビス『コンプリート・ライヴ・アット・ザ・プラグド・ニッケル1965』を10月6日(金)に高音質SACDハイブリッドで復刻発売します。

US盤を踏襲したジャケットUS盤を踏襲したジャケット

タワーレコード オンライン 商品ページ

https://tower.jp/article/feature_item/2023/08/16/0101

1992年3月に7枚組として日本盤のみで初リリースされ、その後、1995年にアンコール・プレスとして再発、続いてそれらより時間数が長いコンプリート版8枚組としてUS盤がリリースされたマイルス・デイビスのBOX SET『コンプリート・ライヴ・アット・ザ・プラグド・ニッケル1965』。以降30年近い歳月の間一度も再発CD化されずにいた伝説のBOX SETを国内盤として初コンプリート化し、8枚組仕様で復刻します。最新リマスタリング音源を使用し世界初SACDハイブリッド化にて、タワーレコードのみで1,000セット完全限定販売となります。

 収録内容は、シカゴのクラブ、プラグド・ニッケルにおける1965年12月22日ファースト~サード・セットと12月23日のファースト~フォース・セットの演奏で、メンバーは“黄金のクインテット”と呼ばれた面々、ウェイン・ショーター(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)。当時、周辺のジャズではフリー・ジャズが新しい潮流として台頭していた故に、マイルス以外のバンドの若手メンバーたちは、マイルスのソロが終わるとステージ上でフリー・ジャズ寄りの演奏を展開し始め、再びマイルスが吹き始めるとまた元通りの演奏に戻るといった、緊張感の高いライヴ・パフォーマンスが聴ける全39曲の究極のドキュメントになっています。時系列的に見ると、ウェイン・ショーターが加入して、このクインテットのメンバーになってから、初のライヴ・レコーディングとなった『マイルス・イン・ベルリン』(1964年9月録音)、初のスタジオ・レコーディングとなった『E.S.P.』(1965年1月)に続くレコーディングであり、この後の2作目のスタジオ・レコーディング作『マイルス・スマイルズ』(1966年10月)の間をつなぐ貴重な記録でもあります。

  • 商品情報

■仕様:SA-CD HYBRID盤 8枚組BOX仕様

■価格:19,800円(税込)

■品番:SIC710001~8

■企画・販売:タワーレコード株式会社

■制作・発売:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

■最新リマスタリング音源使用

■1,000セット完全限定盤

■復刻に関して

 *海外保管の現存する最良のコンディションのオリジナル・アナログ・マスターを使用(ほぼ同等の内容であるUS盤CD制作時のマスターは所在不明により)。

 *上記アナログ・マスターから192KHz/24bitにデジタル化された音源を用いてマスタリングを行いDSD化、世界初SACDハイブリッド化を実現。

 *CD層も最新リマスタリング音源を使用。

 *マスタリング・エンジニア:鈴木浩二氏、石橋香氏(ソニー・ミュージックスタジオ)

 *最初にリリースされた国内盤より、10曲ほど1~2分長いトラック、9分以上長いトラックなど収録(国内盤として初コンプリート化)。

 *新規解説は小川隆夫氏。16ページ英文ブックレット、各ディスクのブックレットの日本語翻訳あり。

 *ステレオ録音

■収録曲

合計7回の各ステージを各ディスクに収録するため、ディスク2はaとbという2枚に分けられている7枚組の体裁をとった8枚組です。

DISC1:December 22 1965 First Set

 01. If I Were A Bell

 02. Stella By Starlight

 03. Walkin’

 04. I Fall In Love Too Easily

 05. The Theme

DISC2a:December 22 1965 Second Set

 01. My Funny Valentine

 02. Four

 03. When I Fall In Love

DISC2b

 01. Agitation

 02. ‘Round About Midnight

 03. Milestones

 04. The Theme

DISC3:December 22 1965 Third Set

 01. All Of You

 02. Oleo

 03. I Fall In Love Too Easily

 04. No Blues

 05. I Thought About You

 06. The Theme

DISC4:December 23 1965 First Set

 01. If I Were A Bell

 02. Stella By Starlight

 03. Walkin’

 04. I Fall In Love Too Easily

 05. The Theme

DISC5:December 23 1965 Second Set

 01. All Of You

 02. Agitation

 03. My Funny Valentine

 04. On Green Dolphin Street

 05. So What

 06. The Theme

DISC6:December 23 1965 Third Set

 01. When I Fall In Love

 02. Milestones

 03. Autumn Leaves

 04. I Fall In Love Too Easily

 05. No Blues

 06. The Theme

DISC7:December 23 1965 Fourth Set

 01. Stella By Starlight

 02. All Blues

 03. Yesterdays

 04. The Theme

 

  • SACD(スーパーオーディオCD)とは

2.8MHz DSDを採用した高音質メディアとして1999年に登場したCDと同じ12cm光ディスク。Direct Stream Digital(DSD)方式は従来のPCM方式とは全く異なる音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度(濃淡)で表現する方式です。SACDはCDの約7倍の4.7GBの容量を持っています。この容量を生かし、アーティストや制作者側が意図したオリジナル・マスターに極めて近い高音質で、音楽をお楽しみいただけます。尚、ハイブリッドディスクの場合は、通常のCDプレーヤーで再生が可能です。

タワーレコード オンライン SACD特集ページ:https://tower.jp/site/series/sacd

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