HYBE、初となる「サステナビリティレポート」を発行

株式会社HYBE JAPANのプレスリリース

HYBEは、サステナビリティ経営に関するビジョンと2022年1年間における活動成果をまとめた「サステナビリティレポート」を初めて発行し、9月27日に公式ホームページにて日本語版を公開しました(※)。本レポートは、サステナビリティレポートのグローバルガイドラインであるGRI(Global Reporting Initiative)スタンダードに沿って作成されています。

※同レポートは7月28日に先行して韓国語版が公開されています。

https://hybecorp.com/jpn/ir/esg/content

HYBEは、サステナビリティ経営の方向性をステークホルダーと共有し、目標とゴールを示すため「持続可能なエンターテインメントのために(FOR SUSTAINABLE ENTERTAINMENT)」というサステナビリティ経営ビジョンを掲げており、サステナビリティ経営を通じてエンターテインメント産業全体の持続可能な成長を追求するという趣旨となっています。

HYBEの議長 バン・シヒョクはレポートの冒頭で「エンターテインメント産業のサステナビリティを率先して考え、本業をもって社会に貢献し、成長する企業を目指していきます。これらを通し、将来にわたり末永く愛される企業、産業にポジティブな変化をもたらす企業を目指してまいります。」とコメントしています。

また本レポートは、環境と社会、ガバナンスに関する詳細なビジョンを提示すると同時に、ビジョンの提示にとどまらず、実質的な活動を通じて有意義な成果を生み出すという意志を示すものとなっています。

最初のビジョンは「ファンのライフスタイルを豊かにする考えの進歩(THINK FORWARD FOR FAN’S LIFESTYLE)」です。未来のファンまで考慮して先を見据えた、幅広い体験を提供していく、という意味が込められています。ビジョン達成のための重点推進課題には、▲環境に配慮した素材の活用、▲Weverseを基盤とした便利なサービスの開発、▲ファンのアクセシビリティの向上などが含まれています。

2つ目のビジョンは「みんなでともに作っていくエンターテインメント産業の未来(

CREATE POSSIBILITIES WITH THE COMMUNITY)」です。 アーティストとファン、構成員(HYBE従業員)、パートナー企業とともに成長していくことを追求していく、という意味が込められています。重点推進課題として、▲従業員における多様性および包摂性の強化、▲グローバル水準の人権リスク管理、▲倫理経営およびコンプライアンス管理体系の高度化などを提示しています。 

また、「エンターテインメント産業の基準になるガバナンス(LEAD INDUSTRIES BY THE STANDARD)」の確立にも注力していきます。これを実現するために、▲安全な勤務環境の提供、▲サステナビリティ経営情報開示の強化、▲情報セキュリティリスクの最小化などに重点を置くことを表明しています。

さらにHYBEは、環境・社会的影響度と財務的影響度を考慮し、以下の10大マテリアリティ(重要課題)を選定しました。これらの重要課題に対する体系的な対応を約束し、定期的な評価を実施していく予定です。

<環境>

・環境に配慮した公式商品および環境のための投資

・気候変動への取り組み

<社会>

・コンテンツの品質管理

・情報セキュリティおよび個人情報保護

・柔軟でスマートな組織文化

・人材確保および育成

・マーケティングリスクマネジメント

<ガバナンス/経済>

・透明性の高い取締役会の運営

・ステークホルダーの参加およびコミュニケーション

・国際競争力の強化


HYBEはエンターテインメント産業をリードする企業として、サステナビリティ経営を実践するための体制を整備しています。その一環として取締役会内にサステナビリティ経営委員会を設立し、サステナビリティ経営の現況を統合的に管理する常設組織を発足しました。

HYBE CEOのパク・ジウォンは本レポート内で「HYBEはこれからもエンターテインメント分野がサステナブルな産業であることを証明していきます。」として、「グローバル基準に匹敵する健全なガバナンスを維持し、これを強化していく」ことと「実質的な成果とサステナビリティレポートで透明性の高い報告を行っていく」ことを約束しています。

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