新進気鋭オーケストラによるクラウドファンディング挑戦! ブルックナー:交響曲第9番の補筆完成版、世界初演に挑む。

株式会社タクティカートのプレスリリース

 タクティカートオーケストラは、2023年10月11日・東京芸術劇場にて開催する『坂入健司郎×タクティカートオーケストラ ブルックナー交響曲特別演奏会』の開催にあたり、クラウドファンディングを行なっております。公演実施のための経費として150万円を目標に、10月10日(水)23:00まで支援を募ります。

 2020年に、国内外で活躍する若手演奏家たちによるオーケストラとして結成されたタクティカートオーケストラ。今年5月には日本コロムビアよりリリースしたCD「ラフマニノフ:交響的舞曲」がレコード芸術の最終巻にて特選盤に選出されるなど、オーケストラとしての実力も認められてきています。

 これまでに、ヴァイオリニスト・服部百音を迎えての指揮者なしでのコンチェルト・リサイタルや、ピアソラの作品のフルオーケストラでの演奏さらには4名のソリストを迎えたリストのピアノ協奏曲のみによる公演など、幅広い内容を行なうとともに、これまでにない新しい企画にも積極的に挑戦しています。

 そんなタクティカートオーケストラの次なる挑戦はブルックナー。生誕200周年を迎える来年2024年にも数多くの演奏が予定されています。
 今回指揮を務めるのは、『ラフマニノフ: 交響的舞曲』以来となる坂入健司郎氏。これまでにも精力的にブルックナーに取り組み、来年にはツィクルス開催も控える坂入氏とともに特別公演を実施します。

 公演のメインとなるのは、ブルックナーの最後にして未完の大作「交響曲第9番」。本公演は完成されず残された第4楽章を含めた補筆完成版として、演奏いたします。
 第4楽章の補筆を手掛けたのは日本人作曲家・石原勇太郎氏。若くして国際ブルックナー協会会員となり、日本におけるブルックナー研究の気鋭とも言える石原勇太郎氏が制作したフィナーレの、世界初演を実施いたします。公演を開催するのは、奇しくもブルックナーの命日である10月11日。その最期まで作曲を手がけていたブルックナーの、その命日に捧げる公演です。

 公演前半ではその導入として、ブルックナーのもう一つのライフワークであった合唱曲を2曲、若手指揮者・伊藤心氏と合唱団・Coro Oraciónに演奏いただくとともに、坂入健司郎氏、伊藤心氏、そして補筆を行なった石原勇太郎氏、3名でのトークセッションを行い、その前半を踏まえ、後半では『交響曲第9番』全曲、そして補筆完成版のフィナーレをお届けします。

 ブルックナー・ファンの皆様にとっては世界初演となるフィナーレを、そしてブルックナーをまだ知らない方々にとっても前半でブルックナー入門をしていただいてお楽しみいただける濃厚な内容として、最後の未完の大作『交響曲第9番』を余すことなく味わい尽くしていただける公演です。

 今回、本公演の開催にあたってクラウドファンディングを実施いたします。
 当日の演奏をライブ録音したCDのプレゼントや、リハーサル見学、さらにはタクティカートオーケストラ団員による、支援者の方のためだけの公演など、様々なリターンをご用意して受け付けております。

 タクティカートオーケストラの挑戦は、ただのコンサートでは終わりません。若手の演奏家たちによる溌剌とした音楽に加えて、これまでにない斬新な企画や、初めてお聞きいただけるものを創るなど、私たちが目指すのは、老若男女、初めてお聞きいただく方まで、多くの人々の心の琴線に触れるようなコンサートをお届けして、クラシック音楽が今以上に身近な存在となることです。

 そのための一つの大きなステップが、今回のブルックナー公演であり、このクラウドファンディングです。

 皆様の暖かいご支援をお待ちしております。

『若手オーケストラが挑むオール・ブルックナーコンサートを成功させたい』
 「readyfor.jp」クラウドファンディングURL:https://readyfor.jp/projects/tactiorch-bruckner

タクティカートオーケストラHPhttps://www.tacticart-orchestra.com

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〈タクティカートオーケストラ×坂入健司郎 ブルックナー交響曲 特別演奏会〉

2023年10月11日(水)

会場:東京芸術劇場 コンサートホール

開演:18:00 会場:19:00

〈チケット〉全席指定

S席:一般 6,000円 学生 3,000円

A席:一般 5,000円 学生 2,000円

〈プレイガイド〉

 チケットぴあ Pコード: 247-963

 イープラス: https://eplus.jp/tactiorch_bruckner/

〈曲目〉

ブルックナー:Os Justi(正しい者の口は知恵を語り) WAB 30

ブルックナー:Locus iste(この場所は神によって創られた)WAB 23

*出演者によるトークコーナー(坂入健司郎,伊藤心,石原勇太郎)

ブルックナー:交響曲第9番 WAB 109 (新補筆完成版:石原勇太郎) 

〈出演〉

坂入健司郎(指揮)、タクティカートオーケストラ

伊藤心(合唱指揮)、Coro Oración

石原勇太郎(補筆)

〈クレジット〉

主催:株式会社タクティカート

〈問い合わせ先〉

Mail: concert@tacticart.co.jp

TEL: 03-5579-6704

・坂入健司郎 プロフィール

まさに新星登場を予感させる逸材。

2021年8月の名古屋フィルとの熱演は記憶に新しいが、2022年には日フィル、仙台フィル、読響、新日本フィル、名古屋フィル、大阪響、九響などに客演。以降にも愛知室内、神奈川フィル、京響などに客演予定。

生誕200年にあたる2024年に向け、ブルックナーの全交響曲演奏会開催を宣言している。

慶應義塾大学卒業。井上道義、小林研一郎、三河正典、山本七雄各氏に師事。

2008年に東京ユヴェントス・フィルを結成、J.デームス氏、G.プーレ氏、舘野泉氏など世界的なソリストとの共演や数多くの初演を手がける。

2015年、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへ出演、MOSTLY CLASSIC誌「注目の気鋭指揮者」に推挙される。

2016年より川崎室内管を主宰。

2020年、日本コロムビアより「月に憑かれたピエロ」をリリース。

・タクティカートオーケストラ

“新時代のオーケストラ” クラシック業界に新しい風を!

2020年10月に結成。国内外で活躍する若手実力派の音楽家たちによる新進気鋭のオーケストラ。 オーケストラメンバーがソリストとして行うコンチェルト公演を中心に、メンバーによる室内楽やソロリサイタルのシリーズなどを始め、これまでにない新しい企画にも積極的に挑戦。その他にもイベント出演、オーケストラ鑑賞教室など様々な活動を行う。 2023年5月 日本コロムビアよりCD「ラフマニノフ:交響的舞曲」をリリース、同作品がレコード芸術最終巻にて特選盤に選出される。

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