株式会社集英社のプレスリリース
株式会社集英社の「少年ジャンプ+」編集部が、7月12日(水)から提供を開始したアプリサービス「World Maker」。漫画ネームや、アニメ、映画、ドラマ、CMなど様々な映像コンテンツのコンテをつくることができるサービスで、アプリ提供開始から、5ヶ月でユーザー数は累計25,000を超え、約50,000もの作品が制作されています。その「World Maker」大型コンテスト第2弾として、映画・アニメ・演劇・不動産を事業の柱とする日本を代表するエンタテインメント企業、東宝株式会社と9月13日(水)より開催した「東宝×ワールドメーカー短編映画コンテスト」。多数の応募の中から一次選考、二次選考を経てファイナリストとして選ばれたのは13作品。最終選考の結果、大賞1作品、準大賞1作品、佳作3作品が選ばれました。※今回特別に準大賞を新設。
■大賞:『顔のない街』(作者:奇多郎)
https://worldmaker.app/products/xMV3FbQoZw/stories/Qe0rIydmYP/viewer
■準大賞・ベストコンテ賞:『スタントダブル』(作者:はづれ かふ)
https://worldmaker.app/products/XRNKFr2vE0/stories/VeV9IL4nME/viewer
■佳作・ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督賞:『命の授業』(作者:久坂晶啓)
https://worldmaker.app/products/bZorFon6Mx/stories/NYqOIkzNeD/viewer
■佳作・東宝賞:『透明の証明』(作者:塩野菜)
https://worldmaker.app/products/qR72Fzw8ZV/stories/naKnIyQPeJ/viewer
■佳作・集英社賞:『global warming』(作者:みーや)
https://worldmaker.app/products/6Z6WFAlBRV/stories/xYv4Iw7deG/viewer
※作者名はアプリ内ペンネームです。
大賞受賞者の奇多郎氏には賞金50万円、準大賞・佳作受賞者4名にはAmazonギフト券1万円分が贈られます。また、大賞を受賞した『顔のない街』は、今後、東宝株式会社により実写短編映画化される予定です。公開時期等は、決まり次第「World Maker」公式サイトや公式SNSにて発表いたします。
集英社は、本サービスを通して、多くの魅力的な作品を世の中に発表できるよう、世界中の様々なアイデアや才能の発掘をめざしていきます。
大賞受賞者・奇多郎氏コメント
「週刊少年ジャンプ」と共に育ったジャンプ少年だった私は‘漫画家っていいな’と憧れていました。小学校の授業中、ノートに漫画を描いていて怒られること度々・・・・・・ところが絵が下手すぎて、どうにもならず、「読み専」になりました。このたび「ワールドメーカー」というサービスを知り、‘あぁ、こんなサービスが昔からあったらなぁ’なんて思いつつ、‘試しに一つ’と作品を掲載しました。「大賞」はまさに想定外で、仰天しています。
コンテスト講評:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督
第1回「東宝×ワールドメーカー短編映画コンテスト」に携われたことを大変光栄に思います。このアプリは、あらゆる年齢層のクリエイターにとって、既存のスキルに磨きをかけるための、あるいは初めてビジュアルストーリーテリングの世界に飛び込むための、信じられないほどパワフルなツールです。自分自身や自分の作品を人々の評価に晒すことは、とても怖く、傷つく覚悟が必要なプロセスであるため、ほとんどのアーティストは最初の重要な一歩を踏み出せずにいます。したがって、このようなアプリの存在が夢を追うことのハードルを少しでも下げてくれるというのはとてもエキサイティングなことです。今年の応募作品には、様々な要素が混在していました。驚くほどよく練られたもの、ダークなもの、暴力的なもの、ばかばかしいもの、ユーモアに溢れたもの、テーマ性に富んだもの、独創的なもの、深く考えさせられるもの、視覚的に興味深いものなど、本当に様々です。それらの作品を見るのはとても楽しく、優勝者を一人に絞るのは非常に難しい作業でした。すべての応募者には今回の挑戦に誇りを持っていただきたいですし、ファイナリストを含む全応募者がアーティストとしての自分の声を見つけられるよう今後も頑張ってストーリーを創り続けてほしいと心から願っています。私は皆さんのファンになりました。皆さんの次のご活躍が楽しみでなりません! ちなみに、このコメントを書いている私は今ロサンゼルスに戻ったばかりですが、すでに日本が恋しくなっています。
<プロフィール>
ジョーダン・ヴォート=ロバーツは、デトロイト出身のアメリカ人映画監督、脚本家、プロデューサー。生粋のストーリーテラーとして、さまざまな媒体で斬新かつ革新的な物語を創造することに人生を捧げてきた。数々の短編映画に続き、初の長編映画である青春ストーリー『キングス・オブ・サマー』はサンダンス映画祭でプレミア上映された。FXテレビで放送され絶賛されたドラマ『YOU’RE THE WORST』のパイロット版を監督した後、世界的大ヒットを記録した『キングコング:髑髏島の巨神』の監督を務める。その成功はレジェンダリーと東宝の『モンスター・ヴァース』シリーズを本格的に立ち上げる足がかりとなり、『ゴジラvsコング』の人気を不動のものとした。レジェンダリーピクチャーズとバンダイナムコフィルムワークスが共同製作中の『機動戦士ガンダム』の実写版映画でもメガホンを取っている。
「World Maker」
● リリース日:2023年7月12日(水)
● 価格 :基本無料(一部課金)
● 対応端末 :iOS、Android対応スマートフォン・タブレット
※PCでも一部機能のみ提供予定
※海外でのアプリ配信は現在準備中
● 公式サイト:https://worldmaker.app/lp
● 公式X:https://twitter.com/WorldMakerApp
● 公式YouTube:https://www.youtube.com/@WorldMakerApp/featured
● 公式note:https://note.com/worldmakerapp
※「World Maker」の詳しい使い方については上記公式noteにて紹介しています。
「少年ジャンプ+」編集部が、アニメ、漫画、映画、ドラマ、CMの新しい才能を発掘するために企画・立案した新アプリサービス(「面白法人カヤック」が開発・運用)。このアプリを利用することで、絵が描けなくても、誰でも頭の中のアイデアを簡単にビジュアル化して世の中に発信できます。アイデアがひらめいたら、600万種類以上あるパーツから、イメージにあったものを選んで自由に組み合わせ、内容やセリフを入力するだけ。コマ割りのテンプレートもあるので、漫画ネームをつくったことがない方でも最短10分でオリジナルの漫画ネームがつくれます。さらに、今回のアプリで追加された映像コンテ制作機能では、ズームやパンなどのカメラワークを設定することで、静止画だけではなく動画のコンテをつくることもできます。7月12日のアプリ提供開始から5ヶ月で制作された作品数が50,000作品を突破するなど、注目度の高いサービスです。
東宝株式会社
映画製作・配給・興行、演劇製作・興行、アニメ製作の事業を新宿東宝ビル・日比谷シャンテなどの不動産事業が堅実に支え、Blu-ray・DVDソフトの制作・販売、シネマコンプレックス網の拡充にも力を注ぎ、幅広いお客様にエンタテインメントを提供。
中でも1954年より続く「ゴジラ」は東宝の代表的IPで世界中に多くのファンを持ち、長年愛され続けている。
「少年ジャンプ+」
「少年ジャンプ+」は70作以上のオリジナル無料連載漫画を掲載し、「週刊少年ジャンプ」電子版や「ジャンプコミックス」の購読もできる、2,600万ダウンロードを超える漫画誌アプリ。『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『ダンダダン』『タコピーの原罪』など、アプリ発の人気作を数多く生み出している。アプリでは、ダウンロード後1度に限り、オリジナル連載作品を最新話まで初回全話無料で読むことができる。(X @shonenjump_plus )