トランスジェンダーの日本人モデル矢神サラが、日本のファッション史に新たな章を刻み込んだ。今後、ファッションモデルとしてLGBTQ+の多様性を推進する発信も視野に入れて活動を広げていく。
elite japan株式会社のプレスリリース
矢神さらは『第1回 世界ファッションショーin日本オーディション』で見事優勝し、
これにより日本人トランスジェンダーとして初の世界ファッションウィークデビューを果した。
日本のファッション史に新たな章を刻んだのは間違いない。
このコンテストは、モデルエージェントのelite model Japanが主催し、米国の人気リアリティ番組「プロジェクト・ランウェー」第16シーズンで優勝したLAのデザイナー、Kentaro Kameyama氏の協力のもとLAで開催されました。
LAファッション・ウィークは、パリ、ミラノ、ロンドンと並ぶ世界5大ファッションショーの一つで、出演できるモデルは世界中でもほんの一握り。
矢神サラは、身長175cmのスレンダーなスタイルで、ロサンゼルスでの世界デビューを果たし、世界のトップモデルたちと肩を並べ堂々のランウェイを魅せた。
経営者としても活動する傍ら、帰国後にはモデルやタレント、Youtuberとしてのさらなる活躍が期待されている。
矢神サラの所属事務所であるelite Japan株式会社の代表取締役黒田美耶氏は、
『彼女のキャラクターが世界でも通用するはず。彼女のポテンシャル、努力、向上心、瞬発力、そして兎に角、
個性的な性格と美貌を生かして日本は勿論、海外でも活躍する場を広めていきたい』と語っている。
矢神サラ
男性として生を受けたが、自身の性の違和感に幼少期より悩み高校入学と同時にカミングアウト。
18歳で上京後、美容整形、ホルモン治療を開始し20代前半で性別適合手術を経て戸籍も女性となる。
28歳で六本木に GENIEをオープンさせ、経営者となり、自身の社団法人も立ち上げるなど多岐にわたる活動を続け、現在はYouTube人気番組令和の虎にレギュラー出演中。
※model agency :elite Japan 株式会社