日本最大規模の無料野外音楽フェスを含む《 Japan Music Summit 2024-2025》
株式会社タクティカートのプレスリリース
第３回公演が、2024年７月13日（土）に、池袋・グローバルリングにて行われた。
本イベントは、東京・豊島区池袋にあるグローバルリングを中心に全国各地で行われる日本最大規模の無料音楽フェスである。
今回はクラシック奏者を中心に多彩なアーティストが集結。当日はキッチンカーも出店し、お酒や食事を音楽と共に楽しむ観客も見られた。
オープニングを飾ったのは尾上 桃可、川田 詩恵奈、齋尾 円佳、 井上 雄哉によるPash saxophone ensemble(サックスカルテット)。
バーンスタイン作曲の『ウエスト・サイド・ストーリー』より3曲を披露。後半では往年のアニメソングを演奏して、会場を大いに盛り上げた。彼らの理念である「音楽をパッシュとともに」に基づき、オリジナル曲「パッシュ・プッシュ・ポッシュ」を最後に演奏し、トップバッターに相応しい見事な盛り上がりだった。
続いて登場したのは杉﨑沙耶（ピアノ）、益子友里（フルート）、石川可奈子（ヴィオラ）によるトリオ。ピアノを務める杉﨑沙耶は第2回JMSにも出演しており、今回はトリオで登場。1曲目に『ニュー・シネマ・パラダイス・メドレー』、2曲目にガーシュウィンの『アイ・ガット・リズム』を演奏した。ガーシュウィンはクラシックとジャズを融合させた作曲家であり、今回のテーマにぴったりと選曲した。終盤ではガーシュウィン作曲の『ラプソディ・イン・ブルー』と『情熱大陸』を演奏し会場を魅了した。
次に登場したのはピアニストの稲積陽菜。
初めての野外ステージとの事で、「40分間、みなさんと楽しい時間を過ごせたらいいな」と語る。
前半ではショパンの『アンダンテ・スピアナート』、『華麗なる大ポロネーズ』を披露。
後半では「悪魔の舞踏会をイメージしています。ワルツのように楽しんで欲しいです」と語り、ラヴェルの『ラ・ヴァルス』を演奏した。まだ現役の音大生であり、今後の活躍が期待される。
次に登場したのはピアニストの山﨑亮汰。ショパンの『ノクターン』他6曲を演奏し、最後には自作の曲を披露。高校時代に作曲した青春が詰まった一曲とのことで、会場に感動をもたらした。
続いてはイギリス最古の音楽学校であるパーセルスクール、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックを卒業したヴァイオリニストの島谷美加子と第1回と第2回にも出演したピアニスト「こへまる」こと大野紘平。こへまるのソロメドレーから始まる。中盤では『サマータイム』と『ツィゴイネルワイゼン』を披露し観客を魅了した。島谷は8月24日には黒岩航紀とのヴァイオリンリサイタルも控えており、期待が高まる。
次に登場したのはピアニスト嘉屋翔太。
ベートーヴェンがピアノの進化に合わせて作曲した『熱情ソナタ』を演奏し、そのサウンドの可能性を探求した。8月にはジョイントコンサートも控えており目が離せない。
次に登場したのは大宮理人（チェロ）、吉江美桜（ヴァイオリン）、こへまる（ピアノ）のトリオ。
アストル・ピアソラ作曲の「リベルタンゴ」「オブリビオン」を演奏、最後はモンティ作曲のチャルダッシュを演奏し、会場全体で大きな拍手を巻き起こした。
最後に登場したのは岩崎花保と要田詩織によるフルートデュオ「アラン」、香川明美（ピアニスト）。
彼女たちは、オンラインとオフラインの配信を組み合わせた独自のスタイルで活動している。
演奏は『アラジン』より「ホール・ニュー・ワールド」や「ユー・レイズ・ミー・アップ」などが披露された。夕日が落ちる中、フルートの優雅な旋律が会場に響き渡り、この特別なコンサートの締めくくりにふさわしい美しい演奏となった。
本イベント全体を通して、本イベントのMCを務めた平野貴大の軽快なトークと、アーティスト達の演奏によって、会場は大きな盛り上がりを見せ無事終演した。
次回のJapan Music Summitは、8月3日（土）に開催予定である。
詳細は公式サイトやSNSで随時公開される予定。
皆さま、ご来場ありがとうございました！
イベントへの感想は、「#JMS2024」でSNSに投稿いただけますと幸いです。
■《 Japan Music Summit 2024-2025》第3回イベント公演概要
公演名：《 Japan Music Summit 2024-2025》
開催日時：2024年7月13日（土）START 12:30 / FIN 20:30
場所：池袋西口公演野外劇場グローバルリングシアター
〒171-0021 東京都豊島区西池袋１丁目８−２６
出演者：
