HTBとジャパンケーブルキャストのテレビを活用した自治体情報配信システムを北海道の蘭越町が導入を決定!

北海道テレビ放送株式会社のプレスリリース

 HTB北海道テレビとジャパンケーブルキャスト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役COO社長業務代行:大熊 茂隆、以下「JCC」)が共同で開発を行う、次世代データ放送サービス、Hybridcast※1を活用した自治体情報配信システムをこの度、蘭越町が導入することになりました。むかわ町に続き、道内2例目となります。

 蘭越町では、住民に向けた行政・防災情報の主な伝達手段として、防災行政無線の屋外拡声器や全戸に設置したIP告知端末を活用し、緊急情報や行政情報等を音声で伝達しています。

 本システムでは、2024年度デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプTYPE1)の採択を受け、クラウド情報配信基盤を整備し、スマートフォンやテレビを活用することで、携帯電話網と放送波による情報伝達手段の多重化を図ります。これまでの音声のみの情報伝達に画像・文字データ等が加わることで、視覚的な伝達が可能となるとともに、住民はスマートフォンで場所を問わずリアルタイムに町の情報収集ができ、スマートフォンを保有していない高齢の方もスマートフォンと同等の情報を自宅のテレビのデータ放送、Hybridcastで表示することが可能となります。

 さらに『防災DXタブレット』のプッシュ通知を活用することにより、テレビが電源オフ状態でも重要な情報に気づくことができ、「住民誰ひとり取り残さない」地域社会の実現を目指します。

 住民はインターネットに接続されているテレビでHTBのデータ放送から「蘭越町からのお知らせ」メニューを選択することで、文字と画像による自治体からのお知らせを見ることができます。Hybridcast対応テレビ※2で視聴している場合は、更に詳細な情報を確認することができます。インターネットに接続されていないテレビでも、文字情報で自治体からのお知らせを確認することが可能です。

 HTBとJCCは、蘭越町と連携し、クラウド情報配信基盤によって世代間の情報格差解消や住民誰ひとり取り残さない自治体情報の配信に貢献することで住民に寄り添った地域DXおよび自治体DXに向けて取り組んでまいります。

※1 「Hybridcast」は、日本放送協会(NHK)の登録商標です。Hybridcast は、放送波の中にインターネット上のコンテンツの取得を指示する制御信号を組み込み、テレビ放送と、HTML5 で記述された Web コンテンツとの融合を可能にする次世代放送サービスです。スマートフォンやタブレット端末との連携も可能なテレビ放送サービスです。

※2  Hybridcast 対応のテレビは、一般社団法人 IPTV フォーラムの HP「ハイブリッドキャスト対応テレビ一覧」に記載の通りです。記載の機種全ての動作を保証するものではありません。

https://www.iptvforum.jp/hybridcast/receiver.html

■ジャパンケーブルキャスト株式会社(JCC):https://www.cablecast.co.jp/

■蘭越町:https://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/

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