若手コンテンポラリーダンサー 横⼭彰乃振付・演出 『lal banshees「幽憬」another ver.』再演決定 ロックバンド SuiseiNoboAz 生演奏で紡ぐダンス作品

ロングランプランニング株式会社のプレスリリース

山麓(代表:横⼭彰乃)企画・主催、『lal banshees 「幽憬」another ver.』が2024年10⽉11⽇(⾦)~10⽉14⽇(月・祝)KAAT 神奈川芸術劇場<⼤スタジオ>(神奈川県横浜市中区⼭下町 281)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月19日(月)19:00より発売開始です。

カンフェティにて8月19日(月)19:00よりチケット発売開始

https://www.confetti-web.com/

公式ホームページ

https://www.yokoyamanaa.com/lalbanshees_yukei2024.html

<初演ダイジェスト>

横山彰乃が振付・演出を担うlal bansheesの舞台作品『幽憬』。

東京を代表するロックバンドSuiseiNoboAzを迎え、全編書き下ろし・生演奏で2022年12月(@シアタートラム)に上演された『幽憬』のanother ver.を新たな編成でKAAT神奈川芸術劇場大スタジオにて上演します。

2022年初演より2022年初演より

コンテンポラリーダンス界にて若手振付家として注目されている横山彰乃が振付・演出を担うlal bansheesが2022年に発表し、代表作として高い評価を得た『幽憬』を新たな編成で上演。

2009~2018 Noism1に所属、その後『千と千尋の神隠し』カオナシ役などに抜擢されている中川賢、康本雅子をはじめ数々の作家・振付家の作品に出演している鈴木春香など、今注目のダンサーが出演し、男女の垣根を越える新たな表現に挑戦している。音楽は、研ぎ澄まされたアンサンブルとハードボイルドかつロマンティックな歌詞に定評がある東京オルタナティブロックを代表するバンドSuiseiNoboAzが全編書き下ろし、舞台上で生演奏する。

意味や物語を超えた身体が「魂を揺さぶる感覚」を観客に呼び覚ます。

2022年初演より2022年初演より

2022年初演より2022年初演より

  • 公演概要

lal banshees 「幽憬」another ver.

公演期間:2024年10⽉11⽇(⾦)~10⽉14⽇(月・祝)

会場:KAAT 神奈川芸術劇場<⼤スタジオ>(神奈川県横浜市中区⼭下町 281)

振付・演出 / 出演:横⼭彰乃

⾳楽 / 出演:SuiseiNobAz guest act 村上⼤輔(Sax.)

出演:⼩宮海⾥、鈴⽊春⾹、中川賢

■公演スケジュール

2024 年 10 ⽉ 11 ⽇(⾦) 15:00

12 ⽇(⼟) 15:00 ◯◎

13 ⽇(⽇) 15:00

14 ⽇(⽉・祝) 15:00 ⚫

受付開始ホワイエ開場 60 分前、客席開場は開演 30 分前

◯ アフタートーク(詳細は決定次第、lal banshees ウェブサイトウェブサイトで発表)

◎託児サービスあり

⚫千秋楽オールスタンディング回

■チケット料金

全席⾃由席・10/14(月・祝)のみオールスタンディング

⼀般前売:4,500 円

U25前売:3,500 円

中・⾼⽣:2,000 円

⼦ども:500 円 10/14 オールスタンディングのみ年齢制限なし。3 歳未満無料。

リピーター:2,500 円 本公演 2 回⽬以降のご来場のみ。要予約・⼭麓メールのみ取り扱い。

【千秋楽(10/14 ⽉・祝)オールスタンディング回について】

特別に客席を取り払ったオールスタンディング形式となります。公演を観たいけど静かにじっとしての鑑賞は⼼配という⽅も気兼ねなくご来場ください。千秋楽のみ 3 歳児未満のご⼊場が可能です。⼤⾳量での上演となるため、未就学児をお連れでの鑑賞希望の⽅は⼦ども⽤イヤーマフのご持参をおすすめします。簡易的な桟敷・椅⼦のご⽤意があります。通常の着席スタイルでの鑑賞とは異なる、この⽇限りの『幽憬』をお楽しみください。

  • プロフィール

横⼭彰乃 Ayano Yokoyama ダンサー / 振付家

⻑野県⼤町市出⾝。感覚に着⽬した独⾃のムーヴメントを探求する。⾒落として通り過ぎてしまうような現実をファンタジックに切り取り、⾳と緻密に繋がる性別に囚われない振付と、情景を意識した空間作りで、感覚を掘り起こし、包みきれないものや意図せず溢れ出てしまうダンスならではの瞬間を踊り⽴ち上らせる。 国内外での活動と並⾏して、⾳楽家とのコラボレーションを積極的に⾏う。近年の主な作品に、Aerowaves, Spring forward2022 ギリシャ招聘をはじめ各地で再演を続ける、廃棄ペットボトルを舞台美術に再利⽤したソロトリオ⼆部作『⽔溶媒⾳』『海底に雪』(19 年)など。横浜ダンスコレクション 2022 審査員賞(グランプリ)、第 16 回⽇本ダンスフォーラム賞等受賞。2021-22年度、23-24年度セゾン文化財団セゾン・フェローI

http://www.yokoyamanaa.com/

SuiseiNoboAz

2007 年夏、⽯原正晴(Vo./Gt./Sampler)を中⼼に東京都新宿区にて結成。2010 年 1 ⽉、1st アルバム『SuiseiNoboAz』にてデビュー。以降、国内のライブハウスや⼤型ロックフェスティバルに出演するほか、アメリカ・テキサス州オースティンで開催されるアートコンヴェンション”SXSW”にも出演する等、国内外で精⼒的に演奏を続ける。2022 年 8 ⽉、6 枚⽬のアルバムとなる『GHOST IN THE MACHINE DRUM』をリリース。

http://suiseinoboaz.com/

<guest act>

村上大輔(Sax.) Daisuke Murakami

東京都出身。大学在学中からジャズ研に参加、サックスを始める。卒業後、ライブハウスを軸にバンド活動をスタート。ドンマルティネス、クンクンニコニコ共和国として活動中。加えて、サポートや客演など様々なプロジェクトにも精力的に参加している。主なサポートに馬喰町バンド、Ai Kakihira、チャンポンタウン、清水煩悩、永原真夏etc…

■出演ダンサー

小宮海里 Kairi KOMIYA

1997年湘南生まれ。明治学院大学文学部英文学卒業後、吉本興業に所属。俳優/身体表現者として活動。BBOY。幼少より踊りながら育ち、ブレイクダンスとコンテンポラリーを融合させた柔軟かつダイナミックな動きを得意とする。即興で踊る事、自然、温泉、音楽が好き。主な作品23年ハイバイ『再生』23年ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』24年ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』

鈴木春香 Haruka SUZUKI

左利き水瓶座、海の街生まれ。カナダでバレエ団に所属後、イスラエルにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。その後ドイツ、リトアニア、ノルウェーのカンパニーに所属し、ツアー公演で多数国々をまわる。帰国後は、康本雅子、東野祥子等をはじめ多数振付家作品に参加する傍ら、身軽でいることをモットーにモデルやメディア出演など表現の幅を広げて活動。最近は日々の生活から踊りのタネになる身体あそびを研究しており、子ども向けWSや作品提供など、子どもとの身体発見にも力を入れている。

中川賢 Satoshi NAKAGAWA

6歳から現代舞踊を和田朝子に師事。関東国際高等学校演劇科卒業。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。2009年より日本初の公立劇場専属舞踊団Noismのメンバーとなり、常に主要なパートを踊る。2018年Noism1×SPAC劇的舞踊『ROMEO & JULIETS』ティボルト役で退団。その後東京に戻り、平山素子、中村しんじ、川野眞子、森山開次、鈴木竜などの作品に出演。日本大学芸術学部演劇学科舞踊コース非常勤講師。

近年の主な出演作品に2022年「ラカージュ・オ・フォール」ロシン役、新国立劇場、森山開次演出振付「NINJA」、新国立劇場バレエ団平山素子演出振付「春の祭典」ゲスト出演、2023年12月大和シティーバレエ「宗達-SOUTATSU」主演、2024年舞台「千と千尋の神隠し」カオナシ役。

  • 初演(2022 年)Review

刹那と永劫を往還するダンスと⾳楽

ゆるぎない個を持つパフォーマーたちはダンスと⾳楽の秘める根源的な⼒を召喚し、⼀種時間を超越した空間に観客をいざない、魂を深いところから揺り動かす。⾳楽も舞踊も、空間に⽣じ、消滅することが運命づけられている。だがこの儚い芸術のおかげで、「彼岸と此岸のいまここ」と振付家が呼ぶ奇妙で魅⼒的な景⾊を私たちは発⾒し、しばしば遊ぶのだ。 (ダンスマガジン 2023 年 4 ⽉号 執筆|岡⾒さえ)

今年観た国内作品で私的 No.1。初の男性ダンサーへの振付は⽔を得たイルカだし、オルタナロックバンド SuiseiNoboAz 書下ろし・⽣演奏との魅惑的共振に痙攣する⾝体を抑えがたい。野⽣味と洗練は共存するのだ。全編⻘春祭り。最近崖っぷちの若い表現に痺れる。 (住吉智恵 X)

⾳が拍と律を得た瞬間の⾳楽として受⾁する瞬間を視覚的に捉える体験と⾔えば良いんだろうか。⾁体に宿る⼒、⾁声がもたらす⼒に直感を叩かれた (Audience X)

実際運動量は多いのですが、ここで⾔う「エネルギー」は運動の激しさに対してではなく、なんというか、普段我々が良く使う「リスク」の意味に近いのかな。 (Audience X)

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