感動の名作絵本『くまとやまねこ』が、大重版決定!フジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』、NHK Eテレ『あしたも晴れ!人生レシピ』に登場後、Amazonランキングで第1位(絵本)など大きな話題に!

だって、ぼくたちは ずっとずっといっしょなんだ───数々の賞に輝く絵本『くまとやまねこ』が29万部突破!アメリカ、フランス、ドイツ、ブラジル、中国など、世界各国でも翻訳されロングセラーに。

河出書房新社のプレスリリース

湯本香樹実・文 酒井駒子・絵 『くまとやまねこ』 河出書房新社

株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区/代表取締役:⼩野寺優)は、2008年4月に刊行し、16年間、読み継がれてきた名作絵本『くまとやまねこ』につきまして、7月からこれまでの複数回のメディア露出とその大きな反響を受け、緊急で大部数の重版を決定いたしました。9月2日出来の48刷をもって発行累計29万部を超えることとなりましたのでお知らせいたします。

『くまとやまねこ』 湯本香樹実・文 酒井駒子・絵


突然、最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。
かなしみのあまり、くまは、くらくしめきった部屋に閉じこもる。
だがくまにも、花咲く時は訪れて…

『くまとやまねこ』 河出書房新社
『くまとやまねこ』 河出書房新社

『くまとやまねこ』は文‧湯本香樹実さん、絵‧酒井駒子さんという夢のコンビで贈る感動の絵本。

「ある朝、くまは     ないていました。なかよしのことりが、しんでしまったのです。」という静かな

文とモノトーンの絵で始まります。

本書は、第40回講談社出版文化賞 絵本賞、第1回 MOE絵本屋さん大賞 第1位、「この絵本が好き! 」2009年版 国内絵本第1位など、これまで数々の賞に輝きました。

話題のフジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』(出演:目黒蓮 有村架純 泉谷星奈 木戸大聖 古川琴音 池松壮亮 大竹しのぶ)では、水季と娘の海をつなぐ大切な絵本として登場しています。SNSでは「いちばん好きな絵本」「もう一度、読み直したい」「どんな絵本?」など多くの反響が寄せられています。

またNHK Eテレ『あしたも晴れ!人生レシピ』の「大人の心に響く絵本の魅力」特集(7月26日放映)では、『くまとやまねこ』の読書会の模様が放映されました。図書館司書‧田中肇さんは、『くまとやまねこ』との出会いがきっかけで、絵本を通して"死"を見つめる読書会「デスカフェ」を始めたとのこと。大学生から70歳代まで、さまざまな年齢の参加者の方々が、死について語り合っていました。

『くまとやまねこ』 河出書房新社

誰もが避けられない"別れ"そして"死"ーそれは一人一人にとってかけがえのない、ほかの誰とも比べることのできない経験です。

2008年に刊行してから16年もの間、グリーフ(深い悲しみ)に寄り添う絵本として、本書はこどもから大人まで多くの人たちに読みつがれています。またこの本を大切に思う人たちによって、さまざまな朗読会や読み聞かせが開催され、今も新たな読者へと手渡されています。

光あふれるこの絵本を、この機会にぜひ手に取ってみてください。

・フジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』公式サイト 

https://www.fujitv.co.jp/uminohajimari/index.html

・NHK Eテレ『あしたも晴れ!人生レシピ』公式サイト

https://www.nhk.jp/p/jinsei-recipe/ts/9297GZL6PP/

〈推薦コメント〉

『くまとやまねこ』 河出書房新社

なんと せつなくって

なんと 痛くって

なんと 深くって

なんと あたたかな

愛の絵本だろう。───落合恵子さん 

読みながら、今まで失ってきた大切な人やもののことを思い出し、

その痛みを生々しく思い出し、幾度も幾度も泣きました。

泣いたからこそ、くまといっしょに、  

光にあふれる花畑を見ることができました。  

やまねこというあたらしい友だちに、      

出会うことができました。 ───角田光代さん      

やまねこの弾くバイオリンの音色が、私の耳にも届いた気がしたそのとき、
ふるっと胸が震えた。涙があふれていた。───宮下奈都さん

喪失と再生をこんなにも鮮やかに、優しく、

真正面から描いた作品を久々に読んだ。 

心が揺れて止まらない。       

一番大切な相手に、そっと手渡したいと思う。───あさのあつこさん

自分の胸の中に落ちた影のような絵と、

自分の耳のなかに谺するような言葉。

絵と言葉が同じ瞬間に生まれたかのような、

 息をのむ傑作。───いしいしんじさん

■作家紹介

湯本 香樹実(ゆもと・かずみ)

1959年東京都生まれ。作家。著書に、小説『夏の庭 -The Friends-』(日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ミルドレッド・バチェルダー賞)、『岸辺の旅』(黒沢清監督により映画化)、絵本『あなたがおとなになったとき』(絵:はたこうしろう)など。酒井駒子との絵本に、『くまとやまねこ』(講談社出版文化賞 絵本賞)、『橋の上で』(日本絵本賞)がある。

酒井 駒子(さかい・こまこ)

1966年兵庫県生まれ。絵本作家。著書に『よるくま』『ぼく おかあさんのこと…』(フランスのPITCHOU 2006、オランダのZilveren Griffel 2006〔銀の石筆賞〕)、『ロンパーちゃんとふうせん』(イタリアのNati per Leggere Italia 2015)、『金曜日の砂糖ちゃん』(ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌)など。湯本香樹実との絵本に、『くまとやまねこ』(講談社出版文化賞 絵本賞)、『橋の上で』(日本絵本賞)がある。

■書誌情報

『くまとやまねこ』

文:湯本香樹実 

絵:酒井駒子

仕様:B5変形判/上製/48ページ

発売⽇:2008年4⽉18⽇

重版出来日:2024年9月2日(48刷)

税込定価:1,430円(本体価格1,300円)

ISBN:978-4-309-27007-4

URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/978409270074/

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