Bialystocksの甫木元空監督作品、映画『はだかのゆめ』TV初放送!

株式会社スペースシャワーネットワークのプレスリリース

株式会社スペースシャワーネットワーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 吉人)が運営する日本最大の音楽専門チャンネル(※)スペースシャワーTVは、3ヶ月連続でBialystocksを大特集。2ヶ月目の9月はメンバー甫木元空監督作品、映画『はだかのゆめ』をTV初放送いたします。

© PONY CANYON

音楽家であった母が弾くピアノにいつからか誘われるように歌を歌い、曲を作り始めたことが自分の表現の始まりです。そんな母の故郷高知県で映画を製作するために、5年前に高知に移住し脚本を書いてきました。

母と祖父と過ごした4年間、それは母にとって闘病期間ではありましたが、食事をつくり、洗い物をして、洗濯物をする 、できる事をしながら生きるという事について賢明に模索する期間でもありました。

本作の主人公同様いつも何事にも間に合わないノロマな自分は、最後まで自分の余命をしりながら賢明に生きる母をただただ最後まで見つめる事しかできませんでした。

終わりに背を向け永遠を求めてしまう「はだかのゆめ」の中を彷徨いながら、いま一度生きてる者と死んでる者の距離を測り直し見つめ直す。

運動の軌跡と弔いの音楽を移ろいゆく季節と水の流れと共に、終わりに向かう話ではなく、物語がそこから始まるような映画になればと思い製作しました。

甫木元 空

いつか夢にくらい少しは顔をだしてくれたら…

息子を思う母、母を思う息子、そして祖父 

お互いの距離を測り直していく、親子3代にわたる物語

四国山脈に囲まれた高知県、四万十川のほとりに暮らす一家の人々。祖父の住む家で余命を送る決意をした母、それに寄り添う息子ノロ。嘘が真で闊歩する現世を憂うノロマなノロは、近づく母の死を受け入れられず徘徊している――。

土地に刻まれた時間の痕跡と、幽かな生と確かな死。これは若くして両親を亡くし、高知県で祖父と暮らす監督自身の現在を半ば投影した、親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いの、そしてそれでも触れることのできない残酷な距離の物語である。

青山真治監督に見出された才能

映画監督でミュージシャンでもある甫木元空の最新作

監督は、『EUREKA ユリイカ』のプロデューサー・仙頭武則と監督・青山真治によってプロデュースされた『はるねこ』(16)で長編映画デビューした甫木元空。甫木元は『はるねこ』の生演奏上映をきっかけに結成したバンド「ビアリストックス」としても活動しており、本作の音楽も手がけている。

主演に昨年公開の映画『うみべの女の子』やNHKドラマ『きれいのくに』、NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』など話題作への出演が相次ぐ青木柚。さらに、俳優のみならず監督、小説家でもある唯野未歩子、シンガーソングライターで俳優としても活躍している前野健太が出演。前作に続き、仙頭がプロデュースし、これからの日本映画を背負う若きスタッフたちに混じって、青山組の音響担当として『EUREKA ユリイカ』以降のほぼすべての作品を手がけてきた菊池信之が参加。死者と生者が同居する世界の音をわれわれの世界に届けてくれる。

監督・脚本・編集:甫木元 空

出演:青木 柚 唯野未歩子 前野健太 甫木元尊英

プロデューサー:仙頭武則 飯塚香織  撮影:米倉 伸  照明:平谷里紗

現場録音:川上拓也  音響:菊池信之  助監督:滝野弘仁

音楽:Bialystocks

製作: ポニーキャニオン  配給: boid/VOICE OF GHOST  © PONY CANYON

2022年|日本|59分|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch|公式サイト:hadakanoyume.com

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【番組情報】

映画『はだかのゆめ』

放送日時|9/17(火)22:00~23:00

番組ページ https://tv.spaceshower.jp/p/bialystocks_sp/index.html#section-02

30秒番宣スポット https://youtu.be/rmQN2YUpgpo

(※)音楽専門の放送局として視聴可能世帯数が日本最大(2023年2月時点 自社調べ)

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