~低コストでの開発&実用化・業務効率の向上~
北海道文化放送株式会社のプレスリリース
北海道文化放送株式会社(北海道札幌市:https://www.uhb.jp/)は、
自社開発した「業務改善を目的とした報道用WEBアプリケーション」が、
2024年日本民間放送連盟賞技術部門において、優秀賞を受賞しました。
同部門において2年連続の優秀賞受賞となります。
今回開発したWEBアプリケーションは、4つの機能を有しています。
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自治体などから送信されるFAXを、文字認識技術や生成AIを使用し、データベースへ蓄積。
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データベースに蓄積されたFAX情報を元に、生成AIを利用し簡易な原稿を作成。
→ 効率よい閲覧・検索が可能に!
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テキスト原稿を基に、ニュース配信用の素材を作成。
→ ニュース配信数が、月15本程度増加。
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YouTubeショートなどのSNS用に縦型動画を簡易操作で作成。
→ 動画1本あたり平均20~40分程度の業務時間削減。
クラウドサービスを利用し、開発部員1名で開発・保守・運用しているため、
アプリケーションのランニングコストは、月々約$20程度となっています。
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北海道文化放送では、これらのシステムを最大限に生かし、今後も放送事業等に役立てていきたいと考えています。
【同部門 過去入賞歴】
2023年日本民間放送連盟賞技術部門 優秀賞
「少人数で安価な視聴率データと番組内容の可視化・DXツールの自社開発」
【日本民間放送連盟賞技術部門について】
過去1年間に民放連会員社において放送技術などに関する開発・改良によって民放事業に貢献し、
その発展に寄与したと認められ、その効果があらわれた技術事績が審査対象となっています。
今回、ローカル局の限られた人員とコストの中においても、報道現場の業務改善を実現させ、
テレビ放送業務の効率化とDX推進に貢献したと認められ、優秀賞に選考されました。