世界が注目する日本・アジア発の映像・コンテンツ ~ 映画、TV、アニメ、IP、書籍映像化権が揃うコンテンツマーケット「TIFFCOM 2024」10/30~11/1 開催 概要発表

映像制作や海外展開のサポートを強化、サモ・ハンら香港x日本映画界のスター&クリエイター登壇!映画業界と生成AI、日本アニメの海外展開、タイBL&GLなどセミナー多数ラインナップ

公益財団法人ユニジャパンのプレスリリース

TIFFCOMは、東京国際映画祭併設 (TIFF) のアジアを代表するビジネス・コンテンツマーケットです。

開催は今年で21回目を数え、映画、TV、アニメなど多彩なコンテンツホルダーと世界各国の有力バイヤーが一堂に会します。また、セラーやバイヤーはもちろん、国際共同製作、業界最新情報のセミナー参加、ネットワーキングなどを目的とした業界関係者も多数参加いたします。

「TIFFCOM2024」は、昨年と同様「東京都立産業貿易センター浜松町館」を会場として、10月30日(水)~11月1日(金)の3日間にわたり実施いたします。

※「第37回東京国際映画祭」(10月28日(月)~11月6日(水))の会期中

この度、9月25日(水)に行われました「第37回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見」にて、「TIFFCOM 2024」の概要を発表いたしましたのでお知らせいたします。

≫会見の様子は下記YouTubeにてご覧いただけます≪

【会見動画(東京国際映画祭公式YouTube)】https://www.youtube.com/@TIFFTOKYOnet


  • セミナー会場を増設、映像業界のさまざまな最新情報を発信/アニメの海外戦略等、コンテンツ業界に関するセミナーを多数実施予定!

昨年満席が続いたセミナーは、会場を3箇所に拡大し、タイトル数も大幅に増加します。

各国コンテンツ業界のキーパーソンやクリエイターらが登壇し、アジア・日本を中心とした映画、TV、アニメなど各ジャンルの最新動向や成功事例、海外とのコラボレーションなどについてお話しし、具体的な知見をご提供します。

  • 映像作品の企画や海外との共同製作をサポート

TIFFCOM内で開催され、近年注目を集めているのが、映像作品を製作するための2つのマーケット。

長編映画の企画マーケット「Tokyo Gap-Financing Market」では資金調達と国際共同製作・海外展開を、書籍の映像化権マーケット「Tokyo Story Market」では日本の原作の海外での映像化をサポートしています。いずれもTIFFCOMがプロデューサーや出資者らとのマッチングを行い、グローバルな映像製作を後押しします。

映画・ドラマ・アニメーションなど幅広い映像分野でアジア、日本発のコンテンツの注目が集まるいま、アジアのクリエイティブハブであり日本のコンテンツが集結する東京で、

映像・コンテンツ業界の発展に寄与できるよう引き続き尽力します。

今年もTIFFCOMにぜひご期待ください。


■企画マーケット■

  • Tokyo Story Market

Tokyo Story Marketは、昨年からTIFFCOM内でスタートした日本の原作(ストーリー)の映像化権に特化したマーケットです。マンガ、小説、ライトノベルなどの原作を保有する日本の出版社と、TIFFCOMが招聘した各国の映像プロデューサーとの商談機会を提供し、海外での映像化をサポートします。初開催にもかかわらず昨年は高評価を得ることができ、本年は参加出版社を拡大しての開催を目指しております。

日時:2024年10月30日(水)~11月1日(金)

会場:都立産業貿易センター 浜松町館 5階展示場内

参加者:TIFFCOM招聘映像プロデューサー、国内出版社


  • Tokyo Gap-Financing Market (TGFM)

TGFM は資⾦調達段階にある⻑編映画企画に、TIFFCOMが業界エキスパートとの1対1のミーティング機会を提供し、企画成⽴と予算達成をサポートするマーケットです。参加する企画は総予算の60%を確保済みであり、アジアの要素を含むものであることが条件となります。総予算への不足部分(ギャップ)を埋めることを目的とし、同種の企画支援マーケットの中でも特に実効性が高いことが特徴です。出資先を探す側(プロデューサー、セールス会社、配給会社、金融業者、放送局、投資家など)にとっても一定資金を確保済で、TIFFCOMのマーケット・プロフェッショナル向けに厳選された企画が揃うTGFMは、成立確度の高い良質な企画への出資が叶う絶好の機会となります。2020年~2023年のTGFM参加企画からは、多くの作品が完成し世界各地の映画祭や劇場で高い評価を得ており、また近年では有力な海外パートナーを求めて参加する日本の企画も増えています。

〜24の国・地域、ベテランプロデューサー+気鋭監督による企画が集結〜

今回は、今年8月に日伊映画共同製作協定に基づく共同製作映画の作品募集開始に際してイタリアにフォーカスし、イタリア文化省映画オーディオビジュアル局 チネチッタの協力により特別選抜された5企画を加えた20企画(実写14/アニメーション6)が参加します。

アピチャッポン・ウィーラセータクンなど国際的に活躍する監督・プロデューサー陣が参加した企画をはじめ、日本からは『宮本から君へ』『ディストラクション・ベイビーズ』などの真利子哲也監督の日本、台湾、米国の国際共同製作企画をはじめ4企画が選出。またイタリア代表として竹葉リサ監督(『オルジャスの白い馬』)の国際共同企画「川の子どもたち」も選ばれています。

*詳細はこちら


■セミナー■

  • Hong Kong Films @ Tokyo

香港特別行政区政府 文化体育及旅遊局、香港映画発展局、香港特別行政区政府 文創産業発展処、香港貿易発展局

[第1部] 香港-アジア映画共同製作助成制度 受賞プロジェクトの成功事例紹介 

「香港-アジア映画共同製作助成制度」初受賞作品 “All The Things We Have Done Wrong That Led Us To This”と“38.83” の日港共同製作の両作品には、制作費として最大 900万香港ドル (約110万米ドル)が助成されました。受賞したスタンリー・クワン氏、古賀俊介氏らが登壇し、他プロジェクトと差をつけた要因や、映画製作面で実際に想定される課題、それを克服する為の戦略について対談します。

【登壇者】スタンリー・クワン(プロデューサー) / 松永大司(監督)/ ジュン・リー(脚本家)[受賞作品《酒色男女》“All The Things We Have Done Wrong That Led Us To This”]  / 古賀俊輔 (プロデューサー) / ヴィンシー・チェク(ディレクター 脚本家)[受賞作品《38.83》]

スタンリー・クワン
松永大司

[第2部] カンフー映画: 過去、現在、そして未来

本パネルディスカッションでは、3名の著名なアクション映画監督と俳優が登壇し、カンフー映画の進化について探求します。

伝統的なカンフーの名作から、先端技術を取り入れた現代アクション映画の革新的な可能性までアクションの巨匠たちがこのユニークな映画ジャンルの輝かしい過去を分析し未来を描きます。舞台裏の逸話や数々の挑戦を共有し、映画における武術の本質と魅力をより深く理解するきっかけとなるでしょう。

【登壇者/Speakers】

サモ・ハン (俳優、武術家、アクション振付師、映画プロデューサー、映画監督) / 倉田保昭(俳優、武術家) / 谷垣健治(映画監督、アクション監督)

サモ・ハン
 倉田保昭
谷垣健治

  • 生成AIが映画にもたらすチャンスとリスク、未来像

主催: 公益財団法人ユニジャパン

人工知能(AI)の導入は、映画業界を変革しようとしています。コンテンツ制作の革新から配給モデルの再構築、視聴体験の再定義に至るまで、AIは大きなチャンスと重大な課題を同時にもたらしました。本セミナーでは、生成AIが映画業界に与える変化を、クリエイティブな可能性、倫理上の懸念、著作権問題などの法的影響といった主要なトピックスにフォーカスしながら掘り下げます。また、日本とアジア各国との共同制作の可能性や国際協力の促進についても焦点を当てていきます。グローバルマーケットでのチャンスや投資の動向に加え、協力して取り組むべき重要課題に関しても考察し、本物のクリエイティビティの維持、AIによる偏見やレッテルの防止、確実な著作権保護、そして映画業界への急速なAI導入がもたらす倫理的・法的課題への対処などについて議論します。

【登壇者】

[司会] アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ博士(TIFFCOMエグゼクティブプロデューサー、CEO BrioNexus、元マケドニア共和国代駐日大使、映画監督)

杉原佳尭(Netflix 公共政策担当ディレクター)

ケヴィン・D.C.・チャン(メタヴィジョン・カンパニー・リミテッド CEO、プロデューサー、AI デジタル・アーティスト)

ニコラス・アーロン・クー(Nプライム・パートナーズ会長、デジタル・メディア投資委員会)


  • 日本のアニメーションの海外展開、未来への展望

主催: 一般社団法人日本動画協会

[第1部] 2023年の日本のアニメの海外売上と未来予測

2023年の日本のアニメの海外売上情報などを、世界で初めて公開、解説するとともに、今後の海外売上の将来を予測します。

[第2部] 日本のアニメ制作会社の海外展開及び今後の展望

積極的に海外展開を行っているアニメ制作会社が、海外展開の現状及び今後の方針についてディスカッションし、日本のアニメの海外展開の未来を展望します。


  • ジャンル、時間、テーマを超えるタイBL&GLコンテンツ

主催: タイ国大使館商務参事官事務所

タイのBLとGLドラマは、様々な関係性、ジャンル、時代、物語を通して進化を遂げてきました。初期はニッチなストーリーでしたが、昨今では愛、アイデンティティ、社会問題などのテーマを探求する多様で複雑な物語を描いています。タイのこれらのコンテンツがどのように変化を遂げ、タイ国内のみならず海外のファンの共感を得てきたのか、そのダイナミックな成長を見てみましょう。


その他、多数のセミナーを企画中!

セミナー情報は随時プレスリリース、ホームページ等でお知らせいたします。

【TIFFCOM 2024 開催概要】

・TIFFCOM 2024 https://tiffcom.jp/

開催期間:2024年10月30日(水)~11月1日(金)

会場:東京都立産業貿易センター浜松町館

主催:公益財団法人ユニジャパン

・Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)(TIFFCOM2024内)https://tgfm.tiffcom.jp

TIFFCOMは第37回東京国際映画祭(TIFF) https://2024.tiff-jp.net/ja/ 2024.10.28(月)〜11.6(水)併設のビジネス・コンテンツマーケットです。

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