声優 VS 文豪 川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選 SEASON 13

株式会社TBSラジオのプレスリリース

人気声優が文豪・司馬遼太郎の作品朗読に挑む「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」。

2012年10月、OBCラジオ大阪をキーステーションにTBSラジオとの同時放送がスタート。

2024年10月から第13期(SEASON 13)に入ります。第13期(SEASON13)は「もう一度聴きたい、司馬遼太郎短篇傑作選」をお送りします。リスナーに今年の夏、過去放送された作品のなかから、もう一度聴きたい短篇小説を募集していました。第13期は、その結果を元に放送作品が決まるプログラムとなっています。

SEASON 13 第1作は銀河万丈の朗読でお送りします。

今回の作品は『軍師二人』(ぐんしふたり)。(第1期、2012年にオンエアされた朗読の再放送です。)

放送は10月5日(土)から11月2日(土)までの全5回。

声優・銀河万丈 VS 文豪・司馬遼太郎――。 声と筆との真剣勝負に御期待ください。

川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選 SEASON 13

【放送日時】

毎週土曜日 18:00~18:30

【放送局】

OBCラジオ大阪、TBSラジオ 2局同時放送

【番組概要】

人気声優 VS 司馬遼太郎。第一線で活躍する声優が司馬作品の朗読に挑戦。

番組の掟は唯ひとつ。与えられた作品をひとりで演じきること。時代を越えた声と筆の真剣勝負が今宵も幕を開ける。

【番組ナビゲーター】

竹下景子(女優)

【公式HP】

https://www.obc1314.co.jp/bangumi/shiba/

【公式X(旧Twitter)アカウント】

@masterpiece0919 ハッシュタグ #ガチシバ

番組はradikoでもお楽しみ下さい。放送1週間後までタイムフリーでお楽しみいただけます。

https://radiko.jp/

『軍師二人』あらすじ

大坂の陣、西軍の中でも突出した将才をもつ二人の軍師、後藤又兵衛と真田幸村の話。

播州の地侍の子と名将・真田昌幸の子息と経歴に違いはあったが、武将たちの中で二人の軍略は突出していた。

冬ノ陣の前、地勢から大坂城の南、玉造口が手薄で要塞を築く必要があると二人とも気づいていた。又兵衛は構築を幸村に譲り「真田丸」が完成した。

夏ノ陣前では、又兵衛は、大坂城本丸から五里、大和境に盛りあがっている小山が運命を決すると言った。河内へ入ってくる敵をここで叩くという。幸村は、本丸から一里南の四天王寺周辺が重要という説をとった。

軍議では籠城論と場外決戦論にわかれていたが、又兵衛と幸村は同じ場外決戦論者であった。二人はさんざん議論したが軍議の長・大野治長は戦さが見えなかった・・・。

SEASON 13 第1作

銀河万丈 VS 司馬遼太郎

『軍師二人』
(放送期間: 10月5日~11月2日/全5回)

コメント:

➣ 作品について感じたこと

大坂夏の陣に於ける、西軍、豊臣方の作戦戦法を巡って繰り広げられる、軍議の場面から、物語は始まります。

 大坂城落城までの経過が、スピーディーに、淡々と語られる中、二人の天才軍師、後藤又兵衛、真田幸村の個性が、際立ちます。どちらも戦略家としての生涯の終え方は一つの点に重なり合うように思えますが・・・さて。

➣ 朗読して感じたこと

軍議の空気感。これがいいですね。淀君、秀頼の描写などは、控えめなだけに、却って想像力を掻き立てられ、あれこれ想いを巡らせます。そう、読み手のこっちも、軍略家にならねば。

➣ リスナーへのメッセージ

歴史的資料から、登場人物を立体的に浮かび上がらせ、息を吹き込むのは、小説家さんの大魔術です。

語り手は、その登場人物たちに、具体的な声やら、動きやら、喋り方やらを勝手に押し付けて、「こんなのどうでしょう?」と遊んでみる訳です。早い話が、自分勝手な押し付けなのですが、これがクセになります。「軍師二人」も、「この次は、こんなのどうでしょう?」と早くもムズムズし始めております。不治の病です。

銀河万丈(ぎんが ばんじょう)プロフィール

11月12日生まれ 山梨県出身 青二プロダクション所属

主な出演作品

「機動戦士ガンダム」ギレン・ザビ、「北斗の拳」サウザー、「ランボー」シリーズ ジョン・ランボー

「開運!何でも鑑定団」ナレーション、「クレイジージャーニー」ナレーション

「ビートたけしのTVタックル」ナレーション、「プレバト」ナレーション

SEASON 13 放送スケジュール

第一作 2024年10月5日~2024年11月2日(出演: 銀河万丈 朗読作品:「軍師二人」再放送)

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