合同会社空間現代のプレスリリース
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編集から生じるコピー/エラー的な現象をライブ演奏で生起させる独自の音楽性でこれまでも精力的に活動を行ってきた同バンドが、近年新しい試みとして取り組んでいるアコースティック演奏をお披露目するはじめてのライブツアーになります。結成時より続けているギター・ベース・ドラムによる、同期・反復・ずらしによる音楽の骨組みを残しつつ、通常のエレキによる信号増幅から離れ、楽器そのものがどのようにして鳴っているのかを捉え直す、繊細かつアグレッシブな音楽体験を観客の皆様にお楽しみいただきます。
会場の四三館(しそうかん/大阪)・アンダースロー(京都)・SCOOL(すくーる/東京)はいずれもインディペンデントな運営を続けている場所。京都でライブハウス「外」を運営している空間現代と共に、作品制作や上演、音源のリリースといった様々なかたちで協力関係を築いてきました。
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■大阪・四三館
大阪会場では、二人の演奏者がシンバル七枚を用い、未知の聴取体験をもたらす「七円体」とのツーマンライブを行います。七円体が運営・ディレクションを自ら行う本拠地である同会場では、同時開催で日本図案館展示も行われており、彼らの世界観が反映されたこの場所を訪れること自体が特異なライブ体験になること、間違いありません。
■京都・アンダースロー
京都会場は劇団「地点」のアトリエ。2013年の開場時より、数多くのコラボレーションを行ってきた同劇団と、これまでも多くの作品を発表してきた空間です。ライブハウス「CBGB」「サーカスサーカス」として親しまれてきた空間を、地点がリノベーションしてアトリエとした場所でもあります。作品制作の手法から劇団・劇場運営の在り方まで、空間現代が多大な影響を受け、京都移転のきっかけとなった場所でもあります。
■東京・SCOOL
空間現代の1stアルバムから現在に至るまで、音源リリースやイベント、スタッフ体制での協働を行ってきましたレーベル「HEADZ」主宰であり批評家の佐々木敦氏と、ダンス批評家の桜井圭介氏がディレクションに関わり、HEADZスタッフでもある土屋光氏が店長としてブッキング・運営を行うオルタナティブスペース。演劇・ダンス・音楽と多彩なプログラムで、東京で起こる新たな表現を発信し続けています。
リズムとメロディ、それぞれの響き、打撃の距離を測り直す試みとしてのアコースティックライブ。是非お近くの会場でお楽しみいただければ幸いです。
◎ツアー概要
大阪公演
2024年12月7日(土)・8日(日) いずれも17:00開場|18:00開演
演奏:空間現代
七円体
展示:日本図案館 https://www.instagram.com/nihonzuankan/
料金:3,000円
会場:四三館(所在地 大阪市浪速区戎本町2-1-20)
予約:四三館のInstagram @shisokan
( https://www.instagram.com/shisokan/ )にDM
または shisokan43@gmail.com に
お名前/人数/来場日をお知らせください。
京都公演
2024年12月14日(土)・15日(日) いずれも17:30開場|18:00開演
料金: 予約2,500円、当日3,000円
会場: アンダースロー(所在地 京都市左京区北白川久保田町21地下)
予約: https://chiten.org/under-throw/
東京公演
2024年12月21日(土) 18:30開場|19:00開演
12月22日(日) 14:30開場|15:00開演
料金: 予約2,500円、当日3,000円
会場: SCOOL(所在地:東京都三鷹市下連雀3-33-6 三京ユニオンビル5F)
予約: info@scool.jp にてメール予約受付
件名を「空間現代 アコースティック・ライブシリーズ2024」として、
本文に「お名前」「電話番号」「日程」「枚数」をご記入ください。
返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。
空間現代@外
空間現代@外
◎空間現代プロフィール
空間現代 kukangendai
2006年結成。メンバーは野口順哉(gt/vo)、古谷野慶輔(ba)、山田英晶(dr)。編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースバンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。2016年、京都・錦林車庫前にライブハウス「外」をオープン。これまでリリースした主な作品にアルバム『Tentei』(2021年)、『Tracks』(2023年)、坂本龍一とのコラボLP『ZURERU』(2018年)など。2019年度、京都市芸術文化特別奨励者。