横浜能楽堂芸術監督・中村雅之、日本舞踊家・藤間恵都子が登壇
公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団のプレスリリース
保土ヶ谷区・岩間市民プラザで、横浜能楽堂の芸術監督 中村雅之と同区在住の日本舞踊家 藤間恵都子が、能にゆかりのある長唄「綱館(つなやかた)」について、藤間恵都子さん出演、新たな振付で上演された記録映像(2023年10月29日 横浜能楽堂収録)とともにお話します。
長唄「綱館」は、源頼光の家来・渡辺 綱が鬼神と格闘し、その腕を切り落とすまでを描いた能「羅生門」の後日譚を描いています。腕を取り戻そうと、伯母に化けて訪ねてきた鬼神と綱との緊迫感あるやりとりが見どころの作品。
本来、藤間流にはないこの曲に挑んでくださった藤間恵都子さんと、プロデューサーとして長年一緒に事業を手掛けてきた中村雅之の息の合ったトークで、能と日本舞踊の関わりに迫ります。
※実際の舞踊はありません。
藤間 恵都子(ふじま えつこ)
横浜市生まれ。 母・藤間勘十代に手ほどきを受け、後に 藤間藤太郎に師事。 東京・横浜での舞台活動を中心に、古典作品、歌舞伎舞踊の指導や 大学での 創作 指導 、子供向けワークショップなども行うなど日本舞踊の普及に尽力 。 2000 年 、 2007 年文化庁芸術祭優秀賞など受賞。
重要無形文化財「 日本舞踊 」総合認定 保持者 。
中村 雅之(なかむら まさゆき)
1959年生まれ。法政大学大学院修士課程修了。横浜能楽堂芸術監督・明治大学大学院兼任講師。著書に『英訳付き1冊でわかる日本の古典芸能』(淡交社)、『日本の伝統芸能を楽しむ 能・狂言』(偕成社)、『これで眠くならない!能の名曲60選』(誠文堂新光社)、『歌い踊る切手』 (切手の博物館) 、『野村萬斎 なぜ彼は一人勝ちなのか』(新潮社) 、『教養としての能楽史』(筑摩書房)など。
開催日時:2024年11月10日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会 場:横浜市岩間市民プラザ 4Fホール
料 金:1,000円(自由席)
定 員:120名 ※事前申込、先着順
〈WEB申込〉https://peatix.com/event/4168771/
〈窓口・電話〉横浜市岩間市民プラザ 3階受付カウンター
TEL: 045-337-0011 (休館日を除く 9:00~21:00)
詳 細:https://yokohama-nohgakudou.org/schedule/?p=5525
横浜能楽堂開館28周年記念 「中締め」特別公演 第3回「所縁(ゆかり)の日本舞踊」の公演に向けて公開した、藤間恵都子さんのトーク映像「『綱館』のみどころ」もぜひご覧ください。
<横浜能楽堂YouTubeチャンネル>
◇主催・お問合せ : 横浜能楽堂(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
045-263-3055(11:00~20:00)
◇共催: 横浜市岩間市民プラザ
◇助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会