ヤマハ防音室「アビテックス」を京急グループ分譲マンションに導入

専有部内にオプションとして設置、大規模物件では国内初

株式会社ヤマハミュージックジャパンのプレスリリース

株式会社ヤマハミュージックジャパンは、京浜急行電鉄株式会社（以下、京急電鉄）および、京急不動産株式会社（以下、京急不動産）と業務提携し、両社が分譲を行う新築マンション「プライムパークス横浜並木ザ・レジデンス」（神奈川県横浜市、全509戸）において、住戸内に設置できる防音室としてヤマハ「AVITECS（アビテックス）」を提供します。分譲数が100戸を超える大規模物件での「アビテックス」の導入は国内初となります。

ヤマハは、防音室の設置・販売を全国で30年以上手掛け、首都圏を中心に累計4万台以上の実績があります。昨今では、ピアノや管弦楽器などの練習のほか、在宅勤務時のワークスペースとしての利用、動画配信など、防音室のニーズは多様化しています。今回、「プライムパークス横浜並木ザ・レジデンス」では、オプションとして、遮音性能が最も高い「アビテックスセフィーネNS・Dr-40タイプ」を中心に展開します。当社は今回の取り組みにより、京急電鉄および京急不動産とともに、豊かな暮らしの実現に貢献したいと考えています。

＜ヤマハ防音室「アビテックス」概要＞

気兼ねなく美しい音を楽しめる「理想的な音の環境づくり」のために、“音のヤマハ”には、積み重ねてきた経験と培ってきたノウハウがあり、長きにわたる研究と経験から、音響と音場に関する膨大なデータが蓄積されています。そのすべてを注ぎ込んだのが、ヤマハの防音室「アビテックス」です。

「アビテックス」は、優れた遮音性能を持つ独自の3層構造のパネルを用いており、総合的な防音処理で、部屋全体の遮音効果を発揮します。Dr-30・Dr-35・Dr-40(*)の3タイプの防音レベルの中から、ニーズに合わせて自由に選択できるようになっています。

（*）Dr（Dr等級）：遮音性能（防音性能）を表す日本工業規格（JIS）の等級です。数字が大きくなるほど、遮音性能が高くなります。

１．防音と自然な音場を両立

音の美しさを味わうには、単に音を遮ることだけではなく、美しい音が心地よくきこえる「音の環境づくり」が必要になってきます。ヤマハの防音室「アビテックス」は、防音と音場（音の響き）が心地よさをつくるために整えられた環境です。

２．総合遮音の考え方

総合遮音とは建物の躯体と防音室（アビテックス）をあわせた総合的な遮音性能を指し、「アビテックス」単体の遮音性能だけでなく、総合遮音として高い性能が出るようなヤマハ独自の考え方で、最適な音環境づくりを行っています。

３．確かな技術で、理想的な防音品質

「アビテックス」は単体としてきちんとした遮音性能を確保するため、ヤマハ独自の技術を床・壁・天井・開口部に採用しています。さらに、建物躯体との総合的な防音処理を行うことで、部屋全体として高い遮音性能を発揮します。

４．「アビテックスセフィーネNS」

定型タイプの防音室です。用途に合わせて広さ0.8畳から4.3畳までの中から選べます。