会場では写真作品の他、2004年にヴィヴィアン・ウエストウッドが作品にサインしている映像とポストパンク・バンド、ディス・ヒートがサウンド・トラックを手がけた1977年の映像作品「1977」を上映!!
PUNKTUREのプレスリリース
■作家名:WILLIAM ENGLISH
■展覧会名:Venus With Severed Leg ーA Portrait Of Vivienne Westwood In 1975ー
■会期:2024年11月23日(土)ー 12月28日(土) 13 – 19時(火水休) *12月12、13日(木金)は都合によりお休みとなります。
■会場:PUNKTURE 東京都渋谷区神宮前3-26-5 URAHARA CENTRAL APARTMENT 203
会場ウェブサイト:https://www.punkture.jp
会場SNS(instagram):https://www.instagram.com/punkture.jp
PUNKTURE第七番目の企画展はイギリス人女性映像作家、写真家、ウィリアム・イングリッシュがパンク誕生前夜の1975年に撮影したヴィヴィアン・ウエストウッドの作品を中心に展示販売いたします。パンク・ファッションの生みの親であるヴィヴィアン・ウエストウッド。マルコム・マクラーレンと始めた伝説のショップ ”SEX” で撮影された彼女のリアルな姿を通じ、パンクとはなんなのか、パンク・ファッションとはどんなものなのか、そして数々の伝説をファッション業界に残したヴィヴィアン・ウエストウッドとは。
本展示にて何かを感じて頂けたら。
展示会場には写真作品の他、2004年にヴィヴィアン・ウエストウッドが作品にサインしている映像とウィリアム・イングリッシュが1977年に制作した映像作品「1977」を上映いたします。「1977」はロンドンで起こったグランウィック紛争(*1)と反国家戦線の展示の映像が含まれており、サウンドトラックはウィリアムがファイバリット・バンドとあげているディス・ヒートによるもの。共に大変貴重な映像作品となります。
会期中、ウィリアム・イングリッシュのヴィヴィアン・ウエストウッド・フォトT、スウェットを11月末より順に限定販売予定!詳しい販売時期はインスタにてご報告いたします。
*1.グランウィック紛争は、ロンドン郊外ウィレスデンのドリス・ヒル、チャプター・ロードにあるグランウィック・フィルム・プロセシング・ラボラトリーズの労働組合承認をめぐるイギリスの労使紛争で、1976年から1978年にかけて2年にわたるストライキに発展する。
■作家プロフィール:William English(ウィリアム・イングリッシュ)
1951年生。イギリスの映像作家、写真家、書店経営者として知られている。ロンドン映画学校(1972年卒)で映画制作を学び、数多くの実験的なフィルム作品を手掛ける。また、アートや映画のイベントでも活躍しており、特にロンドンやパリなどの著名な場所での上映歴が多数。
写真活動:ヴィヴィアン・ウェストウッドのショップ、SEX時代の写真(1975年)をウィーンのクンストハレなどで展示。
映画制作:『1977』(1977年)、『Dining Room』(1982–1991年)、『Heated Gloves』(2015年)、『It’s My Own Invention』(2017年)、『Ex Library』(2009年)。
■被写体プロフィール:Vivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウェストウッド)
1941年生 – 2022年没。イギリスのファッションデザイナー・実業家で、モダン・パンク、ニューウェーブ・ファッションを主流にした張本人。彼女はマルコム・マクラーレンとともにキングズ・ロードで経営していたブティック「SEX」で服を作り、世間に知られるようになる。服飾と音楽を融合させた彼らの才能は、マクラーレンのバンド、セックス・ピストルズを中心とする1970年代の英国パンク・シーンを形成し、世界の音楽シーンに多大なる影響を与える。ロンドンに4つのショップをオープンし、やがてイギリス国内だけでなく世界中に店舗を広げ、ますます多様な商品を販売。その中には、核軍縮キャンペーン、気候変動、公民権団体など、彼女の多くの政治的活動を推進するものもあった。
ちなみに藤原ヒロシ氏はマルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウェストウッドと親交があり、彼らの活動に大きく影響を受けていると言われている。