Vistex Japan合同会社のプレスリリース
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)、 Vistex Japan合同会社(本社:東京都港区、日本担当バイスプレジデント兼カントリーディレクター:永塚 岳大、以下 Vistex)、株式会社ノムラシステムコーポレーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役:野村 芳光、以下 NSC)は、株式会社NHKエンタープライズ(以下「NEP」)が、会計領域の基幹システムとしてSAP S/4HANA®を、そして著作権とロイヤリティ管理の効率化を目的にSAP S/4HANA® for rights and royalty management by Vistexをそれぞれ導入したことを発表します。システム導入・開発はNSCが主導しました。
NEPは、NHK(日本放送協会)のグループ会社として、番組やイベント、映像商品、デジタルコンテンツの企画・制作やライセンスビジネスなどを幅広く手掛けています。アニメ作品のミュージカルや大河ドラマのスタジオをめぐる360度VRコンテンツなど、NHK IPから新たなビジネスを生み出すことで、コンテンツの可能性を拡張。その他にも、震災津波伝承館やロボコンなど、社会性のあるコンテンツもトータルにプロデュースしています。
これまでの会社の統合等に伴い、同社には、複数の業務・会計システムが存在し、各担当者が異なるシステムを用いて業務を行うなど、個別システムに依る業務ルールや手続き、システムの保守管理が複層化するなど課題を抱えていたところ、これらの課題を解決し、事業の成長に対応するため、基幹システムとしてSAP S/4HANA®を導入されました。SAP S/4HANAは、国内のコンテンツビジネスだけでなく、海外市場へのビジネス展開にも対応可能である点が高く評価されました。
さらに、同社の事業に欠かせない著作権システムについても、SAP S/4HANAに組み込むことが可能で、直接データ連携ができるSAP S/4HANA for rights and royalty management by Vistexを導入したことで、業務担当者はDVDやキャラクターグッズなど、コンテンツの展開方式に応じて実施していたコンテンツの購入・販売管理、著作権管理、経理処理について、複数の業務システムを操作する必要がなくなりました。
基幹システムと著作権システムの刷新により、NEPはコンテンツの著作権管理、購入・販売管理、権利保有者への著作権料の支払い、権利利用者への請求業務を一元化することが出来、また、変化の激しい放送業界に柔軟に対応できるよう、今後も継続的にシステムを発展させることで、さらなる業務効率化はもちろん、情報の精度向上とデータ提供の迅速化を目指すことが可能となりました。
SAPジャパン、Vistex、NSCでは、様々な企業の業務効率化と事業成長の加速を支援するため、引き続きソリューションやサービスの提供を通じて、企業のビジネス革新に貢献してまいります。
以上
SAPジャパンについて:
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。http://www.sap.com/japan
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この文書には、将来の事象に関する予測、見通し、その他の将来予想についての記述が含まれています。これらの記述は現在の期待値、予測、仮定に基づいており、実際の結果や成果が予想と大きく異なる可能性があるリスクや不確実性を伴います。これらのリスクや不確実性に関する詳細情報は、証券取引委員会(SEC)に提出された資料に記載されています。特に、SAPの2023年度の年次報告書(様式20-F)のリスク要因セクションに詳細が記されています。
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SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他の商標情報および通知については、https://www.sap.com/copyright をご覧ください。
Vistexについて:
Vistexのソリューションは、事業活動に不可欠な販売や購買に関わる業務プロセスの最適化を支援します。企業にはロイヤリティ、インセンティブ、プライシングなどの販売施策が多数存在しており、それら全ての資金の流れを把握し、売上と利益への影響を確認することは容易ではありません。Vistexは、煩雑だったこれらの業務プロセスをほぼ自動化するとともに、数値で見える化します。これにより、各施策の効果を確認して次のアクションを検討し、プロセスの継続的な改善を通じて企業の成長に結びつけられるようになります。様々な業界をリードする世界的企業が利用するVistexのソリューションは、SAP S/4HANA®に溶け込むソリューション、SAP Business Suiteのアプリケーション、または、あらゆるERPに統合可能なクラウドソリューションとして、企業が実施する販売施策の効果をリアルタイムで可視化しています。
ノムラシステムコーポレーションについて:
株式会社ノムラシステムコーポレーションは、1986年2月の創業から1990年代までは、大手企業を中心とした顧客企業に対して、主にソフトウェア設計・開発業務を主力としてきました。IT業界を取り巻く環境の変化、特に、1990年代後半には、多くの海外企業だけでなく、日本企業においてもERPへの注目、浸透が本格化する流れから、これまで培ってきた様々な業界、業務でのビジネス経験を土台にして、テクノロジーを駆使してお客様の変革を支援するITコンサルティング事業へビジネスをシフトするとともに2001年にSAP社とサービスパートナー契約を結び、本格的にSAPビジネスへと参入してまいりました。
多種多様な業種でのSAP導入、SAP ERPを効果的に活用していくための自社製品の開発・販売の実績と
功績が認められ、2009年にはSAP社のチャネル・パートナーとなり、2022年にはゴールドパートナーへ昇格しました。お客様の経営課題に真摯に向き合い、ゴール到達までお客様と共に汗を流すコンサルティングスタイルが変わることなく、最新技術を駆使した高品質なサービスを提供できるよう心掛けてまいります。ノムラシステムのこれまでに培ってきたビジネス経験と最新のテクノロジーを基に、経営環境の変化を確実に企業の強みに変える、最良のソリューションを提供し続けられると確信しています。( https://www.nomura-system.co.jp/ )