昨年度滞在制作作品が多数の映画祭で入賞。延岡発、縦型ショートムービーに特化した映像祭の第2回を開催!

県内外の12組のクリエイターが延岡に滞在し、制作した作品を披露する映像祭を、2025年1月25日にwaiwai PLAY LABにて開催。審査員は映画監督の上田慎一郎氏、市民によるマルシェも出展。

株式会社ロフトワークのプレスリリース

株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:諏訪光洋)は、株式会社ケーブルメディアワイワイ(本社:宮崎県延岡市 代表取締役社長:末次 稔)が主催する、映像クリエイターを対象としたレジデンス・プログラム「Connect & Create NOBEOKA」(以下、コネクリ延岡)の運営サポートを行なっています。公募により宮崎県内外から選ばれた12組のクリエイターが、2024年10月より延岡市でのレジデンスプログラムに参加。その成果を披露する「Connect & Create NOBEOKA Movie Festival 2024」を、2025年1月25日(土)に延岡市で開催します。なお、本イベントはオンライン配信も予定しています。

コネクリ延岡について

「コネクリ延岡」は、延岡市を映像エンターテイメントの街として盛り上げるべく、公募により宮崎県内外からクリエイターを選出。クリエイターが最長20日間に渡り、延岡市に滞在しながら映像制作を行うレジデンス・プログラムです。延岡市内のさまざまな場所をロケ地として活用し、市民もキャストとして出演協力するなど、市民、クリエイターが共に地域の魅力を発掘すべく挑戦します。エンタメが不足する地方都市の若者離れの課題解決や関係人口の増加につながることを目指しています。

「Connect & Create NOBEOKA Movie Festival 2024」開催概要

クリエイターらが制作した映像を市民にお披露目する場として、延岡市のケーブルメディアワイワイが運営する動画を軸にしたエデュテインメント施設「waiwai PLAY LAB」にて1月25日(土) に映像祭を開催します。本映像祭は、滞在を通して制作された縦型映像を上映・審査する全国でも珍しい取り組みです。レジデンス・プログラムのメンターである上田監督を審査員に招き、作品の中からグランプリを選出。作品を通して「エンタメのまち延岡」を発信します。延岡市民による飲食ブースの出展(コネクリマルシェ)やレジデンス期間中に行った学生ワークショップの成果展示などを予定しています。

グランプリを受賞した作品のクリエイターには、新作の制作費としての映像制作支援金50万円が贈呈されます。

日時:開場

2025年1月25日(土) 11:00〜 / 上映会 2025年1月25日(土) 13:00〜18:00

会場

waiwai PLAY LAB(〒882-0053 宮崎県延岡市幸町3丁目101 延岡駅西口街区ビル1F)

入場・観覧

無料 ※オンライン配信予定

映像祭審査員

上田慎一郎(映画監督)

採択クリエイター

有里まりな・Urabe Hiroki・大川凜子・工藤智之・桑原駿平・小森裕己・砂田信紀・知多良・早樋順子(ワイワイテレビ部)・ぱん・Madogiwa・宮田和弥

延岡の地で撮影した映像を観に、地域内外からたくさんの方に来ていただきました。
会場となるwaiwai PLAY LABの周りではコネクリマルシェを開催します。

映像祭の最新情報や、今年度のクリエイターの活動の様子は公式SNSをご覧ください。
Instagram:https://www.instagram.com/conecuri_nobeoka/
X:https://twitter.com/conecuri_

プログラムメンター/映像祭審査員:上田慎一郎(映画監督)

1984年、滋賀県出身。中学生の頃から自主映画を撮りはじめ、高校卒業後も独学で映画を学ぶ。2009年、映画製作団体を結成。

『お米とおっぱい。』『恋する小説家』『テイク8』など10本以上を監督し、国内外の映画祭で20のグランプリを含む46冠を獲得。

2018年、初の劇場用長編『カメラを止めるな!』が2館から350館へ拡大する異例の大ヒットを記録。そして劇場用長編第二弾となる『スペシャルアクターズ』が同年10月に公開。2020年5月、コロナ禍を受け、監督・スタッフ・キャストが対面せず“完全リモート”で制作する作品『カメラを止めるな!リモート大作戦!』をYouTubeにて無料公開。2021年『100日間生きたワニ』『DIVOC-12』、2022年『ポプラン』が劇場公開。2023年縦型短編監督作「レンタル部下」がTikTokと第76回カンヌ国際映画祭による「TikTokShortFilm コンペティション」にてグランプリを受賞し話題に。監督最新作となる劇場長編映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」が2024年11月22日より公開中。

レジデンス・プログラムの採択クリエイターが延岡の地で奮闘中!

昨年度以上の応募者の中から、選ばれた宮崎県内外のクリエイター12組は、2024年10月4日(金)から延岡市でのレジデンスプログラムをスタートしました。同日と翌5日(土)には、映画『カメラを止めるな!』で知られる映画監督・上田慎一郎氏がプログラムのメンターとして延岡市に滞在。フィールドワークや脚本作成に関するワークショップを実施し、参加者に縦型動画制作における独自の視点を伝授していただきました。国内外で活躍を続ける上田監督からの指導を受け、クリエイターたちは新たな創作に挑戦しています。

北海道から宮崎までの全国各地から、20代〜70代の幅広い世代の採択クリエイターが一堂に会しました。それぞれの視点とアイデアを活かし、最大20日間にわたって延岡市の魅力を発掘・発信するプロジェクトが進行中です。

期間中、採択クリエイターはバスで延岡市内の各地をロケーションハンティングし、地元の方にスナックに連れて行ってもらうなど、地域密着型の交流を通じて、延岡市ならではの風景や文化、生活を体感。

延岡地域の有志サポーターによって構成された地元運営事務局も発足、昨年度のクリエイターもサブメンターとして参加するなど支援の輪が広がっています。

採択クリエイターはケーブルメディアワイワイが運営する「waiwai PLAY LAB」を拠点に縦型映像の制作を行い、地域の魅力を新たな形で表現します。また、レジデンス期間中には、昨年度ゲストクリエイターである劇団スカッシュの大塚竜也監督による学生ワークショップも開催され、学生も和気藹々と創作活動に取り組んでいます。

採択クリエイター12組 ※五十音順

有里まりな・Urabe Hiroki・大川凜子・工藤智之・桑原駿平・小森裕己・砂田信紀・知多良・早樋順子(ワイワイテレビ部)・ぱん・Madogiwa・宮田和弥

【有里まりな】神奈川県出身。大学在学中に芝居と出会い、2022年には映画『甲州街道から愛を込めて』にて初主演を務める。2023年よりプロデューサー、映像クリエイターとしても活動を開始。舞台やMV制作などに携わる。
【Urabe Hiroki】2001年生まれ、福岡県出身。大阪芸術大学在学中。自主映画やPVの監督や、映画やドラマの演出部をしています。今回は日々映画製作を共にする大学の仲間たちと参加させていただきます。
【大川凜子】熊本県出身、熊本大学在学中。映画研究部にて、みんなと映画を観たりつくったりしています。
【工藤智之】京都造形芸術大学映画学科を卒業したのち、数多くの映像制作に携わる。2019年に大分県佐伯市にて個人事務所を設立。ジャンルを問わずあらゆる映像制作に従事する傍ら、近年は作家活動にも意欲的に取り組んでいる。
【桑原駿平】東京都大田区出身。タレントプロデュースと映像制作をしています。瀬戸内のアイドル「STU48」をプロモーションすることがライフワーク。趣味はジャズと柔術。
【小森裕己】約8年お笑い芸人として活動後に映像制作を勉強しSNS等で 【ハンドシアター】 としてショートドラマを制作。TikTok アワード2022ではshort filmクリエイター部門でノミネート縦型ドラマやショートドラマ等の制作に力を入れ活動中
【砂田信紀】宮崎県出身。地元延岡の劇団「笑話楽喜」に所属。県内で寸劇や朗読劇、紙芝居などを行っています。またケーブルメディアワイワイの住民参加型企画「ワイワイテレビ部」では、ドラマの脚本を担当しています。
【知多良】1988年生まれ。2017年、短編『前世、河童』がフランスのグルノーブル屋外短編映画祭にて招待上映。2023年、池袋シネマ・ロサにて監督特集を開催。現在、長編映画『ゴールド』の劇場公開に向けて準備中。
【早樋順子(ワイワイテレビ部)】延岡在住の71歳のおばあちゃんです。 2012年シニア劇団のべおか笑銀座に入団、舞台にたっておりました。昔からビデオ編集に興味があり、パソコンで稽古風景などの編集動画をつくっておりました。
【ぱん】2020年パンデミックで職を失ったのを機に、新たな情熱の矛先として映画制作チームの手伝いを開始。2024年独り立ち。人生の宝は「映像制作」に出会えた事とペキニーズの娘達。
【Madogiwa】2024年に発足した媒体、領域に閉じない創作活動を行う集団。撮影、デザイン、制作進行、トラックメイキング、SNS運用などの特技を携えたメンバーが在籍。
【宮田和弥】小林生まれ、鹿児島育ち。仲のいい友達には、おみやたんと呼ばせています。

昨年度の反響

第一回上映作品は、動画共有サイトでの再生回数が 累計2,000万回を突破。映像祭当日も、地元の方々を中心に、子どもからお年寄りまで200人以上が参加し、会場は立ち見が出るほどの大盛況を見せました。

さらに、本プログラムは、「ケーブル・アワード2024 ベストプロモーション大賞」グランプリを受賞しました。また、コネクリ延岡で制作された作品は国内外の映像祭で数々の賞を受賞し、大きな注目を集めています。加えて、地元の方が助演俳優賞を受賞するなど、地域との深い交流を通じて生まれた成果が評価され、プロジェクトの快進撃が続いています。


受賞歴紹介(2024年12月時点)

『幸福指数』 監督:西井 舞
(CONNECT&CREATE NOBEOKA 映像祭 グランプリ作品)

カンヌ公認 SSFF & ASIA 2024 ジャパン/ライブアクション部門 ショーリスト

ショードラアワード クリエイター部門 ノミネート

Clay’s Film Festival 2024 入選

相生なぎさ短編映画祭 優秀賞

TOKYO青春映画祭2024 ノミネート、配信(U-NEXT)

フィルムフェスト・アキヅキ2024 ※上映

第10回立川名画座通り映画祭 グランプリ、文部科学大臣賞

渋谷佐世保短編映画祭 Firstselect(入選)

Kisssh-Kissssssh映画祭 2024 入選

第24回蓼科高原映画祭 一般審査員賞

第2回 日本映画祭(クロアチア) BEST JURY賞

大牟田映画祭2024 ※上映

タカマチ映画祭 2024 ノミネート

那須ショートフィルムフェスティバル2024 ノミネート

知多半島映画祭 助演俳優賞

おいしい映画祭 グランプリ 、優秀賞、配信(Locipo)

『レタスまき』 監督:十川 雅司

(CONNECT&CREATE NOBEOKA 映像祭 オーディエンス賞作品)

札幌国際短編映画祭 国内公式セレクション

『半引きGメン』監督:門田 樹

米子映画事変 3分映画宴 グランプリ

神戸インディペンデント映画祭ショート部門 入選

主催

株式会社ケーブルメディアワイワイ

ケーブルメディアワイワイについて
『Connect & Create NOBEOKA』の主催は、『waiwai PLAY LAB』を運営するケーブルメディアワイワイ。延岡市・日向市を中心に宮崎県北をエリアとする、ケーブルテレビ局。ケーブルテレビ、ケーブルインターネット、固定電話、電力などのサービスや地域の情報を提供しています。実は宮崎県には民放テレビが2局しかないこともあり、多くのご家庭でケーブルテレビをご利用いただいています。クリエイターの皆さんと、延岡の街から生まれる作品に出会えることを楽しみにしています。

waiwai PLAY LABについて

waiwai PLAY LABは、“動画エンターテインメントを拡張するTechnology×Movieラボスペース“をコンセプトに、 動画制作をメインに「Technology」「Entertainment」「Education」の要素を取り入れ、 先端テクノロジーや動画エンターテインメントで遊べる・学べる・発信・交流できる機会を提供するオープンスペースです。

お問い合わせ: コネクリ延岡 事務局(担当:伊達)
connect_and_create_nobeoka@loftwork.com

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